2015年12月31日木曜日

良いお年をお迎え下さい

今年も残すところあと1日。も無いぞぉ〜!

あと数時間で2016年が幕開けします。

今年で一つの時代が終わり、明日から世界が新しいフェーズに突入していくように感じるのは私だけでしょうか。

詳しく分析したわけではないので、ただそんな予感がするという程度のものだけど、ひょっとすると天体の動きなんかがエネルギーの流れを微妙に変えて、人の脳活動に新たなトレンドを生み出そうとしているのかもしれない。

ミクロ的には人の価値観が変わり、人と人との繋がり方により一層の変化が現れるとか、マクロ的には大きな戦争とか自然災害とか市場の暴落とかが起こって、世界勢力が再編成されるとか。

なんかこういう風に書き出してみるとネガティブなことが多いように思うけど、何かが大きく生まれ変わる時には壊れるフェーズは必ずある。

この仮説が正しかったとして、僕の周りにあるいろんなものがどんな形に変わっていくのかとても楽しみです。もちろん僕自身もいろんなものに触発されて今後もどんどん変わっていくのだと思います。

今年も一年、このブログをお読み頂き有難うございました。僕自身、このブログを毎晩書くことで、書かなければ気づかなかったであろうことにたくさん気づけたように思います。

来年もまた明日からどうぞ宜しくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。

2015年12月29日火曜日

組織の目標

今年も残すところあと2日。やり残したことがないか慌てて点検していますが、まあ今更あがいても仕方がないですね。出来ることと言えば、来年の計画(目標とタスク)を立てるくらいのことでしょうか。自分自身の計画はもちろんですが、企業の管理職の方々だと自分が指揮する組織の計画なんかも立てるんでしょうね。きっと。それともそうでもないのかな。。。そういう目標をきちんとマジで立ててる組織は以外と少ないのかもしれない。多くは実のところは惰性で行き当たりばったり社会の流れに任せて何となくやってるのかもしれない...のかも。たとえば、うちの大学はどうだろう? いろいろと具体的な計画(タスク)はあるだろうけど、来年の終わりにどうなっていたいとか3年後どうなっていたいとかといったビジョンがあるのか? ちょっと調べてみないといけないね。それと僕も会員登録している同業者コミュニティ、たとえば理学療法士協会はどうか? その会員も非会員も含めて理学療法士らが1年後なり3年後なりにどうなっていたいのか。そしてそうなるために必要なステップは何なのか。はっきり答えられる人はほとんどいないと思うけど、どうなんだろう? 国会議員と地域包括ケアの先に何があるのか。こちらもちょっと調べてみないといけないね。

2015年12月28日月曜日

一歩前に

今年も残すところあと3日。

年初の目標はとうに忘れてしまいましたが、おおむね今思いつく限りのやりたかったこと、やるべきことはできたかと思います。

2〜3年前からCBRの活動を中心に回していますが、学会・セミナーの開催と大学院生らとの共同研究は軌道に乗ってきました。

来年はさらにこのラインの仕事を膨らませていきたいです。

大学院生、募集しています。

研究室が現在取り組んでいるテーマは感覚表象の形成と運動学習ですが、来年は新たに「痛み」の研究に取り組む予定です。

この年末年始のお休みにキャリアアップを考えてみて下さい。

メール(info★toshiz.net)でもFacebookでも結構ですので興味のある方はお休み中に連絡下さいネ。

来春入学に向けての願書〆切は1月22日です。

今朝、【CBRベーシック第3期】の参加申込の受付を始めました。

来年1月24日から始まる3ヶ月間のニューロサイエンス入門講座です。

先日書いたこちらのブログも参考にして下さい。

申込サイト

カリキュラム

うちの大学院生はみんなこのスクールを受講した後、入学を決めています。

逆に、交わす言葉のベースを揃えておかないと、効果的にコミュニケートできませんから、大学院入学を希望される方はできるだけこのスクールを受講して下さいネ。

先着10名さまには参加費の割引特典。

先着5名さまにはさらにCBRのオリジナルワインをプレゼントします。

チャンスは今、皆さんの目の前に大きく開かれています。

それを掴むかどうかは皆さん次第です。

人生を一歩前に進めるための冬休みにして下さい。

【大学院お問い合わせ】メールアドレス
info★toshiz.net(★を@に)

【CBRベーシック第3期】参加申込サイト

2015年12月27日日曜日

CBRシンポ2016

先ほど【CBRシンポ2016】の参加申込サイトをFBページの方にアップしました。2月14日(日)神戸で開催の脳とリハビリ研究所第1回シンポジウムです。

今回のテーマは「ヒト脳の解析とリハビリテーション」。

全国から私を含め5名の講師が集い、脳とリハビリについて語り合います。

MRIや脳波を用いた脳の解析について学び、リハビリテーションへの応用を考えます。

参加費の早期割引特典があります。

興味のある方は早めに以下のサイトからお申込み下さい。

【CBRシンポ2016】参加申込サイト
http://stellar-mind.com/cbr-sympo-2016

明日(12/28)の朝には続いて【CBRベーシック第3期】の申込受付を開始します。

こちらは神経科学の基礎を徹底的に学ぶ本物志向の方のための3ヶ月入門講座です。

早期割引特典のほか、先着5名さま限定でCBRのオリジナルワインをプレゼントします^^

皆さん、2016年はCBRでがっつり学び成長しましょう。

ご参加お待ちしています。

2015年12月26日土曜日

心が変われば動きが変わる

年も押し迫ってきました。と、もう何回か書いてるように思うけど、時間に区切りがあるというのは良いことですね。一日の終わり、週の終わり、月の終わり、一年の終わりとそれまでの動きを総括する機会があって、また次がんばろうと思いますもんね。結局はいろいろ反省したり決意したりした割にはまた同じようなことを次も反省したり決意したりしてるわけですけど、何回かそういうのを続けているとすっとそのループから抜け出せることがあります。そういう時というのは、たぶん基にある考え方が変わる時なんでしょうね。人間の漠然とした信念がいったん心に巣食うとなかなかそこから離脱できないものですが、何度も同じ事実を目の前にすると、次第にその事実の意味することが見えてくるのだろうと思います。心が変われば動きが変わる。逆に、行動してみて心が変わるということもあるでしょう。でも、いずれにしろ心の変容が起こらなければ、行動の変容が継続することはないと思う。抽象的な話ですが、ご自身のケースに当てはめて考えてみて下さい。僕自身のことを言えば、来年は次のステージというか、次のループに移行したいと思っています。

2015年12月25日金曜日

最初のアドバイザー

大学は仕事納めでした。学生は一日早く今日から冬休み。僕も今日は少し早めに切り上げて家族で外食お買い物。なんか私生活的には理想的なクリスマスでした。息子もちょうど10歳になろうとしてるんですが、振り返ってみると、この10年間あまり熱心に仕事をしたとは言えない一方で子供との時間を十分に取れたことは僕にとってなかなか良かったのではないかと思う。子供が小さい間ってほんと一時期ですもんね。もちろんこれから大人になっていく中での親子の関わりもあって、その都度、その関係の形が変わっていくことになるんでしょうが、双方にとってこの最初の10年がすべての土台になるんだろうと思います。親というのは子供が出会う最初のアドバイザーなんですよね。究極的には子供自身が選び取って生きて行くことになるわけですが、できることなら担当者としてきっちり仕事をしたいですね。

2015年12月24日木曜日

まだまだ働くよ!

今日は Xmas イブで今年最後の大学授業日でした。学生は明日からお休みみたいです。にも関わらず今日の4限はほぼ全ての3年生が参加する中、来年の実技試験に向けての練習を行いました。授業の後半はうちのラボの4年生に協力してもらって、彼らの臨床実習体験を後輩たちに語ってもらいました。もうここ数年同じことをしていますが、やっぱり実習から帰ってきたばかりの人たちの話はリアリティがあって後輩たちも熱心に聞いてます。布団で寝れない日々が続く実習もまだまだあるようですが、そういうのも笑って乗り切り、一皮剥けて帰ってきて欲しいですね。僕自身の Xmas & 年末年始は予定がイッパイで今から楽しみですが、この週末に来年1月24日(日)から始まるニューロサイエンスの基礎講座【CBRベーシック第3期】と、2月14日(日)開催の【CBRシンポジウム〜ヒト脳の解析とリハビリテーション】の申込受付を開始したいと思っています。興味のある方や申込をすでに予定されている方はCBRのFBページまたはこのブログをマメにチェックして下さい。早い人ほど得する仕掛けを用意しています。年末に向けて、まだまだ働くよ!

2015年12月23日水曜日

アドバイザー

ほんとうにもうすぐ新年です。今日は午後に今年最後の「脳神経科学」の授業をして、その後、来年度から始まる「生理学実習」の打合せ会議をして、その後、夕方からカフェで本を読んでいました。読んでたのは脳にもリハビリにも直接関係のない本でしたが、読みながらやはり「アドバイザー」の存在はとても大事だなと思った次第です。つまり、自分の知らないことを教えてくれたり、分からないことがあると質問できたりする人です。確かに独学で試行錯誤しながら体得していくというのも一つの有効なやり方だし、僕自身もおおむねそのやり方でこれまでやってきたわけですが、それだと大事な時間が失われたり、場合によっては経済的な損失を被るリスクもあるんだよね。僕も今は数えてみると少なくとも3人「アドバイザー」と呼べる人を付けています。もちろん全て有料の人たちですが、そういう人たちには少し多めにお金を支払ってでも教えを請う価値はあると思います。結局のところ、経費を出し惜しみして失敗することの方が高く付くわけですから。。。大事なのは誰を選ぶかですね。この選択が人生を大きく左右すると言っても過言ではない。

2015年12月20日日曜日

そんなことを知ることで本当に患者が良くなるのでしょうか???

脳とリハビリ研究所ニューロアカデミー【CBRベーシック第3期】についてご案内します。

世界中で読まれている脳科学のテキストと言えば『カンデル神経科学』です。

2000年にノーベル医学生理学賞を受賞した Eric R. Kandel 教授らが編集・執筆しています。

アメリカであろうとヨーロッパであろうと日本であろうと世界一流の研究室には必ずこの一冊が常備されています。

CBRベーシックではこの本を教科書として脳科学・神経科学の原理について網羅的に学んでいきます。

「神経科学に基づくリハビリテーション」

最近ときどき耳にする言葉ですね。でも、セラピストがどれだけ神経科学を理解しているというのでしょうか?

人が運動している時には脳のココとアソコが活動している。

そんなことを知ることで本当に患者が良くなるのでしょうか???

募集定員は20名。

本当に学びたい人たちだけが集まる少数精鋭のスクールです。本質を一気に学ぶことができる滅多にないチャンスです。

近日中に参加申込を開始します。お得な早割特典がありますので、興味のある方はCBRのFBページをマメにチェックして下さい(https://facebook.com/cbr.jp)。

ページに「いいね!」をすると、皆さんのタイムラインに研究所が主催するセミナー情報等が流れます。

2016年に神経科学をきちんとマスターしてみませんか。

皆さんのご参加お待ちしています。

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★ 脳とリハビリ研究所ニューロアカデミー ★
◇--CBRベーシック第3期--◇
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講師:坂本年将(神戸学院大学・CBRディレクター)
会場:神戸学院大学有瀬キャンパス

第1回 2016年1月24日(日)10時30分〜18時
第2回 2016年2月21日(日)10時30分〜18時
第3回 2016年3月20日(日)10時30分〜18時

テーマ一覧

★ 第1回 ★

テーマ1:神経系の成り立ちと行動の発現
テーマ2:神経系の発達と分子生物学
テーマ3:ニューロンの生理学

★ 第2回 ★

テーマ4:シナプス伝達とニューラルネット
テーマ5:感覚系のニューロサイエンス
テーマ6:痛みのニューロサイエンス

★ 第3回 ★

テーマ7:運動系のニューロサイエンス
テーマ8:情動と感情のニューロサイエンス
テーマ9:学習と記憶のニューロサイエンス

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CBRベーシック第3期 参加申込サイト
近日中にご案内します。

主催:脳とリハビリ研究所(CBR)
運営:株式会社ステラマインド

2015年12月19日土曜日

取ってどうするの?

今日は朝からラボミーティングで論文投稿に向けての打合せをしました。これから結構な数をこなしていかなくてはなりません。大学院生に仕事の段取りを教えて出来る限り寄り道なしにゴールに向っていくのです。。。昼からは院生希望の人と面談して、一応、双方合意に至り、めでたく内定となりました。まだ来月に入試があるのでこちらを通過する必要があるんだけど、大学院への入学というのはそういう風にして決まっていきます。もちろん世界クラスのプログラムだと出願して学校からインタビューにinviteされて初めて教授とお話できるわけですが、そこまでcompetitiveなところは少ないです。幸か不幸かリハ系ではまずないです。大学院に興味のある人は自分の能力とか心配しないで、まず興味のある先生にコンタクトを取ると良いです。。。それで今日も話してたんだけど、院に行く動機のところでつまづく人もたくさんいると思うんだよね。「学位を取ってどうするの?」という部分です。はっきり言って、僕も研究する上での心構えや必要とされるスキルについては教えることが出来ても、学生がそれを身に付けて本当に研究職に就けるのかということになると不確かなんだよね。力があったとしてもポジションがないと就けないし、就いたところで無学なセラピスト教授の下でやるのも大変だよね(笑)。多くの若者は心の底では成長したいと思ってると思うんだけど、そのエネルギーを使うための目標(夢)が明確に描けないんだよ。もちろんその人の想像力が足りないってこともあるだろうけど、構造的な問題もあることは確かである。

抑制かかるんだよね

年も押し迫ってきました。年々季節感が無くなってきているように思うのは僕だけでしょうか。年末だから慌ただしいとか新春だから目出たいとか、そういった感情は段々薄れてきてますね。神戸の気候がマイルドだということもあるでしょうが、寒いって言っても暖房効いてるし、暑いって言っても冷房効いてるから、年中どこ行っても快適なんだよね。今日は洗濯機を買いました。7年ほど使ったSANYOの調子が悪くてHITACHIに買い替え。SANYOのはケーズで確か3万円ほどで買ったんだけどこれまで何の問題もなく良く回ってくれました。SANYOって元々洗濯機の会社だったんだよね。もう倒産しちゃってなくなっちゃったんだけど。今、その洗濯機の系譜は中国の会社に受け継がれてAQUAという名で出てるらしい。でも、店員さんとも話してたんだけど、洗濯機が中国製というのは何か抑制かかるんだよね(笑)。ま、使ってみたらその良さが分かるのかもしれないけど。。。ケーズには即日届く在庫がなかったので、仕方なくヤマダで購入。今度のはインバーター付き。物価が上がってるのか、もう3万円で買えるものはなかったよ。

2015年12月17日木曜日

はっきりしてますか?

ここ数日大学院のこと書いてますけど、今日は学費の話をしたいと思う。日本のリハビリ系の大学院だと学校に支払う金額は年間70〜80万円くらいではないでしょうか。単純に掛け算すると修士は2年在籍して140〜160万円、博士は3年で210〜240万円ですから、学部を卒業して博士までやるとおよそ350〜400万円になりますね。もしこのレンジから大幅に外れる学校があれば教えて頂けると幸いです。この教育への自己投資を高いとみるか安いとみるかもちろん人によって違うでしょうが、大学の教員として研究や教育に携わりたいのなら(基本的に)学位は必要ですし、教育・研究職は誰もが就けるポジションではないので、個人的にはとても安いと思います。たとえとして適当かどうか分かりませんけど、開業時にまとまった設備投資が必要な事業を始めるとなると、とてもこの額では済まないんじゃないでしょうか。ただ日本のリハビリ系の場合、大学院教育って業界内でそれほどリスペクトされてるわけでもないんですよね(体感的に)。実際、修士や博士と言ってもどんな教育受けたのかはっきりしないわけですし(はっきりしてますか?)、場合によっては、というか上手くやれば、修士や博士が無くても大学教授になれたりします(コレ事実)。この場合は教育にかかる数百万円が浮きますよね^^。このあたりのことを整理しないと、金銭的な負担も含めリスクを取って大学院に進学しようという人はなかなか増えないだろうし、この業界における学位・学術の価値も上がらないと思うんですよね。こういう状況を打破したいという人たちと是非とも一緒にやっていきたいです。

2015年12月16日水曜日

最大のファクター

大学院生募集しています。昨夜もちらと書いたことですけど。こういうのは粘り強く何回も広報しなければなりません。人材探し(求人)というのは本当に大事だと思います。組織がうまく動くかどうかはいろんな要素が絡み合っていると思いますが、「人」は成否を決める最大のファクターだと思います。特に大学の研究室(ラボ)のような少人数からなる組織では一人一人の持分が大きくなります。僕がMITで在籍したラボでも誰をメンバーとして迎え入れるかはかなり厳しく吟味されていました。大学院生や研究員となると金銭的なコストがかかってくるわけですから、ま、言葉にすると味気ないですが、ラボの主宰者にとってみれば本当に大きな買い物をすることになります。その研究室が成功するかどうかは結局のところ、前線で働くメンバー次第です。社員数名〜数十名の零細企業に似てるかと思います。なんかこんなこと書いてたらアメリカにいた頃を思い出しますが、大学の教員というのは基本的に高度な知識とスキルを持った専門職で、その教員が主宰するラボは小さなシンクタンクであるべきだと思います。日本のぬるま湯に順応してこれまであまり真面目に研究して来なかったんですけど、大学院生たちと仕事する機会を通して、研究で何かインパクトのあることしていきたいですね。

2015年12月15日火曜日

嫌だ!嫌だ!嫌だ!

CBRシンポジウムのプログラムをアップしました。興味のある方はこちらをご覧下さい。2月14日(日)神戸学院大学での終日開催です。こういうイベントを神戸で開催して、日本のリハビリテーションを盛り上げていきたいと思います。盛り上がらんかったら、マジでヤバいよリハビリテーション(というかセラピスト...)。今、僕のラボでは大学院生も積極的に募集しています。2016年度生願書〆切は1月22日です。興味のある方は先日書いたこちらのブログもご一読下さい。「時間がないから...」「お金がないから...」「才能がないから...」「今はまだ...」と思っているうちに人はどんどん歳を取ります。ある時点を超えると本当にホントーに急激に歳を取ります。そういって時を過ごす生き方なんて、嫌だ!嫌だ!嫌だ!と思っているそこのあなた!僕らと一緒に未来を切り開きましょう...

2015年12月13日日曜日

復活、ランチ探検隊!

しばらくお休みしていた【神戸市西区ランチ探検隊】ですが、本日、復活しました。

今日ご紹介のお店は、

神戸電鉄三木駅近くのフレンチレストラン【グー・エ・テール】。

昼の通りすがりではお店の存在に気づくことはまずないでしょう...

地味な、あ、いや、控えめな店構えからはごく普通の洋食屋さんのようにも見えますが、、、

この値段でここまで出して良いのかというくらい料理は充実しています。

★ 前菜カリフラワーのムスリーヌ
★ 安納芋のポタージュ
★ 牛フィレステーキ
★ 黒鯛のポワレ
★ 鶏もも肉のソテ
★ 栗と洋梨のジブスト
★ パン&コーヒー

ぜんぶ美味しかったです。

Facebook に写真掲載してます。

また行きたいです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
gout et Terre ~グー・エ・テール~
三木市末広2丁目4-12
http://www.le-bistro-gout-et-terre.com/index.html
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

配信:神戸市西区ランチ探検隊
https://facebook.com/kobedelunch

*神戸市西区(とその周辺)のお店を紹介しています。
「いいね!」してね^^

2015年12月12日土曜日

来年の抱負

さて、本当は前回書いた大学院の話の続きを書きたいんですが、今夜はあまり時間がないのでこの季節によくある「来年の抱負」みたいなものをちらっと書いてみたいと思う。たぶんこれから年末・新年に向けて何回か同じテーマで書く可能性もあるのでほんの草稿みたいな感じでウォーミングアップができればと思う。。。来年は、僕的には仕事における三つの柱を確立したいですね。といってもこれは大きな柱ということで、この中に小さな柱が何本かづつ立つことになります。大きな柱のうち二本はすでに立てた柱で、つまり大学の仕事とCBRの仕事なのですが、来年はもう一本新規に太いのを立てる予定です。この柱の正体はしばらく表に出ることはないと思いますが、長期の視点で取り組んで行くプロジェクトになります。二本柱よりも三本柱の方がしっかりして全体が落ち着くように思うんですね。仕事というのは家づくりに似ています。初めに設計図を書いて、基礎を流し、その後いくつか構造的に大事な柱を立てていきます。上棟が済んだら間仕切りして、最後に各スペースの内装を丁寧に作り込んでいくわけですよ。家の大きさとかテイストとか、予算や趣味によって人それぞれ変わってくると思うんだけど、大事なことはその家に住む人が快適にそこで過ごせること。自分が気に入る家を建てようじゃありませんか。

2015年12月10日木曜日

2016年度大学院生の募集

現在、私の研究室で大学院生(修士・博士)を募集しています。

大学院で学ぶとこんなことが出来るということを箇条書きにしてみました。

一、 学術、臨床、そして日々の生活における問題解決力が養われる

一、 アドバイザー(これは私めのことです)の指導の下、学会発表や論文発表を積み重ねる

一、 学位を取得することで学びをカタチにすることができる

はっきり申し上げまして、漠然と勉強しているだけでは結局のところ何も身に付かないと思います。

分かったつもりになることと分かることは別物です。

世にある知見をクリティカルに吟味することができますか?

その判断基準は本物(どこの世界でも通用するもの)でしょうか?

学術の世界は独学で意味あるものを生み出せるほど甘いものではありません。

目の前にある問題を厳密な思考により解釈・解決するスキル。

誰も思いつけなかったアイデアを生み出す想像力とそれに形を与える創造力。

なんかテレビCMのコピーみたいな感じになってきました(笑)

でもコレ、すべてホントのことです。

神戸学院大学総合リハビリテーション学部坂本年将研究室(Laboratory of Neuroeducation)では、現在、修士または博士号の取得を目指す大学院生(2016年度生)を募集しています。

運動学習または習慣形成に関わる脳科学・認知科学的理論をベースとした実践研究をサポートします。

フルタイムで働きながら学位取得を目指せる日本では数少ない脳科学+リハビリ系の本格派研究室です。

修業年限は修士2年、博士3年。

入学希望者のバックグラウンドは問いません。

学術に対する関心、熱意、リスペクト、そして潜在的な問題解決能力(物事をありのままに見れる力)を重視します。

大学を未卒の場合も、専門領域における実績等により大学院入学が許可される場合があります。

脳卒中、認知症、運動器疾患、生活習慣病予防、薬物依存症等に携わる理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、鍼灸師、アスレティックトレーナー等からの応募を歓迎します。

出願期間
2016年1月15日〜1月22日

入試に関する詳細は下記サイトを参照下さい。
http://www.kobegakuin.ac.jp/admission/postgraduate/

成長するための仲間を必要とする方。

教育により人生をステップアップさせたい方。

下記のアドレスにメールして下さい。

夢を描くだけなら誰でも出来ます。

行動を起こしましょう。

連絡先:info★toshiz.net(★を@に)
件名は「大学院進学」でお願いします。

これから理学療法士になる人たちへ

もうすぐ4年生が卒業で、今、3年生から追い出しコンパのビデオメッセージを撮らせて欲しいとの依頼が来ている。僕は自撮りでやるんですが、さて、どんなメッセージを贈れば良いのか。新歓コンパとか追い出しコンパとか謝恩会とか、こういうのは大学生の伝統行事なので毎年同じ依頼が来ます。これまではぶっちゃけ適当にやってたわけなんだけど、今年はちょっと何か意味あること喋りたいなと思ってね^^。「ご卒業おめでとうございます」の次に何を言うか...。一人一人目指す人生は違うだろうから全員に響くことを語るのは難しい。そうだな...。「夢を持って歩んで下さい」みたいなことを真顔で言えれば良いのだけど、途中でプっと笑ってしまうかもしれないな...。あまり白々しいありきたりなことではなくって、本当に一生記憶に残るような場違いな話が出来ると良いんだけど...。これから理学療法士になる人たちへ。

2015年12月8日火曜日

CBRテレビ Vol. 21 〜研究論文と総説論文〜

うちの大学(神戸学院大学)の2年生に「脳神経科学」という科目を教えています。

今、学生に「国際誌に発表された研究論文をまとめる」という課題を与えています。

ビデオで研究論文と総説論文の違いについて解説してみました。

授業でさらっと説明しても学生にはなかなか伝わりません。

ひょっとすると若手のセラピストの中にも、こういった基本的な教育を受ける機会がないがために、このあたりのことを正確には分かっていない人たちもいるかもしれませんね。

何度も見返せるように動画にしてみました。

受講中の学生はもちろんのこと、興味のある方はご覧下さい。

CBR-TV Vol. 21
★ CBRテレビ Vol.21 ★神戸学院大学の2年生(PT・OT)に「脳神経科学」という科目を教えています。今、学生に、「国際誌に発表された研究論文をまとめる」という課題を与えています。ビデオでは研究論文と総説論文の違いについて解説してみました。授業でさらっと説明しても学生にはなかなか伝わりません。ひょっとすると若手のセラピストの中にも、こういった基本的な教育を受ける機会がないがために、このあたりのことを正確には分かっていない人たちもいるかもしれませんね。何度も見返せるように動画にしてみました。受講中の学生はもちろんのこと、興味のある方はご覧下さい。CBRディレクター坂本年将*個人Facebook(申請はすべて承認します)https://facebook.com/toshiznet
Posted by CBR on 2015年12月8日

CBRベーシック第3期

脳とリハビリ研究所ニューロアカデミー「CBRベーシック第3期」を開講します。

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日程(全3日)
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1日目 2016年1月24日(日)
2日目 2016年2月21日(日)
3日目 2016年3月20日(日)

いずれも10時30分〜18時00分まで。

講師:CBRディレクター 坂本年将

会場は神戸学院大学有瀬キャンパスです。

Eric R. Kandel 教授らによる『カンデル神経科学』をテキストに、脳科学の基礎を計18時間(以上)にわたり講義します。

プログラム等の詳細はまた追ってご案内します。

★お楽しみに★

主催:脳とリハビリ研究所(CBR)

2015年12月6日日曜日

臨床に役立つ視点

今週末は徳島文理大学保健福祉学部人間福祉学科の桃井克将先生とCBRセミナー「福祉専門職のための脳科学」を開催しました。文理大は徳島と香川にキャンパスがあるのですが、今回は徳島キャンパスでの開催でした。精神保健福祉士の方々を中心にお集り頂きました。僕の方から約1時間の講義を3つ行い、桃井先生からはオリエンテーション(セミナーの目的に関する説明)と演習のための事例紹介をして頂きました。講義では受講者の皆さんが脳の専門的なことは全く知らないことを前提に基本的なことをお話しましたが、レベルは落とさないように気をつけました。統合失調症などの精神疾患についてはまだまだ分からないことがあり、病理に基づく医療・支援活動を展開することは現時点では難しいのですが、脳の仕組みを知ることで少しでも患者を理解する手がかりが得られればと思います。今日受講者の皆さんとお話したことでもあるのですが、治療者が病状を理解してもその病状が直接変わることはないのですが、その患者さんに対する治療者の態度はきっと変わると思うんですね。10年ほど前だと、病状を理解しただけでは「何も変わらない」「不変だ」「それで?」みたいなことを言う熱血療法士が多かったように思いますが、最近はそうでもないように感じます。知識を得ることで患者を直接変えられなくても患者に関わる人の気持ちを変えることができる。コレ、臨床に役立つ視点だと思います。

2015年12月5日土曜日

無い方が良いんだよね

さて、明日は午前中、大学院生とミーティングして夕方から徳島です。福祉専門職のための脳科学、の懇親会。ラボミーティングの方は学部生の研究が異常にうまくいってるようでデータ見るのが楽しみです。できれば理学療法士の全国学会で発表して欲しいですね。こういう研究活動は本当はみんなとフルタイムでやりたいんですよ。そしたらもっと研究のクオリティーは上がるし、こっちも腰据えて一生懸命教えようとすると思う。別に今、指導に手を抜いているわけではないけれど、時間的な制約があるのでいろんなことを妥協しなければならないわけです。どうしても「ま、いいか」ってならざるを得ないことが多いわけです。大学院生が仕事の片手間に研究して修士や博士を取るシステムって学位のクオリティ・コントロールという観点からすると無い方が良いんだよね。だってフルタイムでみっちりトレーニングを受けた人も受けなかった人も同じ肩書きを持つことになるわけですよ。あ、コレ、理学療法士免許にも言えるよね。3年制の専門学校出た人も4年制の大学出た人も同じ理学療法士だもんね。ま、こちらの場合は国家試験という統一試験をパスしなければならないだけまだましかもしれないですけど。

2015年12月4日金曜日

誰が見ても分かるように

昨日、と言ってももう0時を回ったんですが、リハビリの診療報酬に関わる重要な情報が出たみたいですね。12月2日付中央社会保険医療協議会(中医協)の総会資料。全部読んだわけでもなくこのあたりのことに特に詳しいわけでもないので専門的なことは専門家にお任せしたいのですが、せっかくのタイミングなので素人なりに思うことを少しばかり。。。こういう情報をフォローすることはセラピストが自分たちの置かれた状況を把握する上でとても大事なことだと思うんだけど、結局のところセラピストができることは役所で決まったことに従うことなんですよね。決まるプロセス、たとえばこういう協議会で審議するメンバーにセラピストが加わっているのかどうか分からないし(たぶん加わっていないのだろう)、報酬が上がる場合も下がる場合もその様子をただ眺めているしかないように思う。こういう言い方すると快く思わない人がいるとは思うけど、実際、それ以上のことができますかね? もしできるとすれば、意思決定に直接関与する人たちに要望することなんだろうけど、報酬の引き下げに反対する場合は、その分患者(国民)に負担を強いるわけで、そのことが本当に国全体のためになっているのかどうか考えないといけないと思う。もし患者(国民)のためになるんならそのことをアピールしていかなくてはならないですが、そのあたりのことはあまり緻密に議論されていないように思う。誰が見ても分かるように証明しないと認めてもらえないですよね。

2015年12月3日木曜日

アレ嘘だからね

今日、ネットで新聞読んでたら国立大の授業料がこれから年々数万円値上がりして約15年後の2031年度には93万円になるとの試算が出ていた。知らなかったんですが、現在は年54万円らしいです。これが安いのか高いのか、それは聞く人によって違うでしょうが、僕は93万円でも相当安いと思います。だって東大や京大にもこの価格で行けるんだもんね。アメリカはもっと高いよ。大学教育。たとえばMITだと現時点で授業料は約4万5千ドルします(以下リンク参照 http://web.mit.edu/facts/tuition.html)。しかもこれはサマータームを除く9ヶ月の授業料で夏も登録すればさらに約1万5千ドルかかります。つまり年6万ドルだから、日本円にすると......現在のレートで約740万円なんだよね。ま、日本よりも奨学金制度が充実しているし、学校通ってる人たちはみんな「元取れる」って言ってるから決して高くはない投資みたいだけど、回収するまでの経済的な体力は(当たり前のことだが)ある程度必要だよね。最近はどうか分からないけど、昔はよくアメリカの学生はアルバイトして自分で学費を稼いでるみたいなこと聞いたけど、アレ嘘だからね。カフェでバイトしたくらいじゃ学費は出ないって。


写真・図版













引用元 http://www.asahi.com/articles/ASHD15H4PHD1UTIL03D.html


2015年12月1日火曜日

誰にお金を託すか

先週末は愛媛でうちの大学院生たちと研究のことばかりではなく世間話も含めていろいろな話をしていたのだが、誰にお金を託すかということも話した。これはリーダーシップの話でもある。リーダーの大きな役割の一つは集めたお金をどのように使うかを決めることである。金の使い方は人の価値観を映し出す。冴えないリーダーは冴えないものに金を使い、価値あるリーダーは価値あるものに金を使う。世の中にはリーダーを選ぶためのいろんな選挙があるけれど、究極的にはお金の運用を託す人(たち)を選ぶということだ。国会議員であれば税金を、理学療法士協会の役員であれば会員から集めた会費の運用を託すことになる。リーダーを選ぶ時にはその候補者のお金の使い方(のパターン)をよく見てみると良いと思う。あなたのお金がどう使われるだろうかを知る手がかりとして。

CBRテレビVol.20

久々の動画投稿です。この週末に松山市で収録しました。

特にテーマは無いんですが、取りあえず配信を再開しようと思いまして f^^

今年もあとひと月。

学生向けのものも含めてこれから年末までチョコちょこアップしていきます。

今週末12月6日(日)は徳島文理大学で「福祉専門職のための脳科学」セミナー開催します。申込サイト http://stellar-mind.com/brainwelfare

来年2月14日(日)は神戸学院大学でCBRシンポジウム「ヒト脳の解析とリハビリテーション」開催します。近日申込受付開始!

CBR-TV Vol. 20
★ CBRテレビ Vol. 20 ★久々の動画投稿です。この週末に松山市で収録しました。特にテーマは無いんですが、取りあえず配信を再開しようと思いまして f^^今年もあとひと月。学生向けのものも含めてこれから年末までチョコちょこアップしていきます。今週末12月6日(日)は徳島文理大学で「福祉専門職のための脳科学」セミナー開催します。申込サイト http://stellar-mind.com/brainwelfare来年2月14日(日)は神戸学院大学でCBRシンポジウム「ヒト脳の解析とリハビリテーション」開催します。近日申込受付開始!* Facebook 友達申請大歓迎 * すべて承認します *CBRディレクター坂本年将
Posted by CBR on 2015年12月1日 

2015年11月30日月曜日

元理学療法士

昨夜はこんなブログを書いたんですが、同じシンポジウムの中で、協会長が「開業」という言葉を使って治療院をやっている理学療法士は保健所に摘発されて免許を剥奪されるかもしれないぞという趣旨の話をしておられました。でまぁそのときちょっと思ったんですが、開業する人たちにとって「理学療法士」という肩書きはそれほど重要なものなんですかね。市場価値がどれだけあるかということなんですけど。一般(大多数)の患者さんにとってみれば、理学療法士や柔道整復士や整体師といった治療家の見分けはつかないんじゃないでしょうか。ま、理学療法士はリハビリの先生というイメージがあるだろうから、脳卒中のリハビリを必要とする患者さんなどには他の専門家よりもその肩書きによって信用されるところはあるだろうけど、腰痛とか肩凝りとか捻挫とかだと、それほど優先的に選ばれるということにもならないんじゃないかと思う。もし協会長の言うことが本当で免許が剥奪されるとしたら、また病院に戻って理学療法をやるかもしれない人たちにとっては不利になるけど、自営(保険適用外)でやっていくと決めた人ならそれほど問題にもならないんじゃないか。肩書きを外せばもうアレコレうるさいことを言われなくても済むだろうし、世間的には「元理学療法士」で通せば良いじゃないですか。別に技量が落ちて理学療法士でなくなったわけではないし、「理学療法士が開業する時には資格を捨てる決まりになってるんですよ」って患者には説明すれば良いと思う(笑)。僕がなぜこの手の話に時どき首を突っ込むかと言うと、法的にも興味のあるところだし、基本的には開業する人たちは国民のためになることをしようとしていると思うからです。国もできればそっちの方向に誘導したいわけだしさ。

2015年11月29日日曜日

年収倍増計画

この週末は四国での理学療法学会に参加しました。うちのラボのメンバーである山崎倫先生の地元、松山市での開催で、合宿ラボミーティングを兼ねての遠征です。今年、東京であった全国理学療法学会での研究報告の続編で、また一つこのラインでの実績を積み重ねました。そして今朝は理学療法士協会長、連盟会長、連盟輩出国会議員の先生方を交えての政治的シンポジウムがありました。「政治的」というのは、いかにして理学療法の単価を上げていき、また職権を拡張していくかということです。理学療法の単価は自分たちで勝手に上げることはできません。また一日に提供できる数量も勝手に増やすことはできません。それらはすべてお役人が決めることです。我々理学療法士に出来ることは彼らにお願いすることです。来年には参議院選挙があり、また新たに一人、議員を輩出し、お願いを強力にする。そんなことがテーマであったかと思われます。実際には単価を上げるどころか、どうやって引き下げを食い止めるかといった防戦を強いられているようなのですが、全体的に今いち捉えどころがないというか、目指すところが絞り込まれていないというか、「ビッグチャンス」と言うけれどそれがどんなチャンスなのか議員の先生もはっきりとは答えられないご様子でした。要するに理学療法士みんながピンからキリまで知覚できる分かりやすい目標がないんだよね。船の行き先が不明だから、そこから降りてボートで漕ぎ出す人たちが出てきても何ら不思議なことではない。いっそのこと、理学療法士の「年収倍増計画」とか、バーンと打ち出して欲しいですね。

2015年11月27日金曜日

意味ないやん

昨夜は久しぶりに親父と会って話をした。まだ両親は健在です。二人とも80歳を超えましたけどね。僕は長らく外国にいたし、過去20年くらいあまり話す機会もなかったのですが、来る時が来る前にできるだけ昔話(桃太郎の話とかじゃないですよ)をしようと思っています。僕は思うんだけど、親が年取ってからの親孝行も大事でしょうが、子供が成熟して独立するまでの間に互いが共有できる記憶をどれだけ作れるかもとても大事なんだよね。心理学的にどうかは分からないけど、昨日彼らと話をしていてそう思った。。。親父との話の中には今のご時世みたいことも出てきたのですが、戦後しばらくは終身雇用が機能していて良い大学を出て大きな会社に入ればいろいろと安定していたわけですが、今じゃもう完全にそういう筋書きは描けなくなってるよな。会社がどれだけ大きくてもいつ傾くか分からんしね。みたいな話です。戦後、世の中自体は今よりも混乱してたけど、個人の生活は昔の方が安定してたなぁ、って。勤め人で人生が安定してなかったら勤める意味ないやん、って、自営をしてきた親父は語るのでした。

2015年11月26日木曜日

ヒト脳の解析とリハビリテーション

今日は出先の通信速度が異常に遅いのでiPhoneからの投稿です。たくさんタイプするのは身体に悪いので要点だけ書きます。

今朝、CBRのFBページでアナウンスしましたが、来年2月14日(日)に神戸学院大学でCBR シンボジウムを開催します。

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 第1回CBR シンポジウム
 〜ヒト脳の解析とリハビリテーション
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開催:2015年2月14日(日)
会場:神戸学院大学ポートアイランドキャンパス

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スピーカーズ
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福岡国際医療福祉学院
玉利 誠

平成医療短期大学
河村 章史

かねこ整形外科
中野 英樹

摂南総合病院
菅沼 惇一

神戸学院大学
坂本年将

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ブログラムなどの詳細はまた追って。

脳機能の評価とリハビリテーションを繋ぐ丸1日のブログラムです。

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主催:脳とリハビリ研究所(CBR)

2015年11月25日水曜日

アウトですね。

昨日のブログでは正解を見つけること(人)と理解すること(人)について書きました。これって正解が分かってしまえばどちらも同じことを理解することになるのでそういうことに気を配らない人だとその違いが実感としてよく分からなかったりするのですが、実際には随分と違うんですよね。本物と偽物の違いはそこにあると言っても過言ではない。たとえば F = ma が意味することを多くの人は理解できるだろうが、誰からも教えられずにそれを自然現象の中に見い出すことは難しいですよね、ということです。なかには人の話を聞いて初めて理解の仕方や物事の切り取り方を学んだのに、しばらくするとそんなことなんてとっくに忘れてあたかも自分で着想を得たような物言いしてる人見かけますが、個人的にはそういう人はアウトですね。ひどい場合だと他人(ひと)が発表した論文や理論を紹介するのにあたかも自分がその事実を見つけ理論を構築したかのように錯覚してる人もいるようです(笑)。もちろん故意ではなく本気でそのことを忘れてしまっている人もいるんでしょうが、そういう人は簡単に忘れてしまうほどにしかそういうことに注意を向けていないわけで、どちらにしたところで、リスペクトの対象にはならないんですよね。なかなか難しいとは思いますが、そういうことも学生には伝えていきたいと思ってます。

2015年11月24日火曜日

何だ、そんなことか...

火曜の午後は「脳神経科学Ⅱ」という科目を2年生に教えているんですが、学生にはいろんな質問を投げかけます。少し難し目の質問にはボーナスポイントを付けています。たとえば毎回やる小テスト(10点満点)に5点のボーナスを加えるとか。大抵は何人かがこけた後にイイ線いってる(でも少しズレてる)解答が出て、その後ようやく正解が出て来るのですが、学生にとってみれば、正解はいつも「何だ、そんなことか...」といったものなのだろう。コレ、実社会の縮図だと思います。多くの人は「イイ線」まで行けるんだけど、質問にピタッと合った答えを出すとこまでは辿り着けない。そして、いったん正解が出てしまうとその正解を理解することは出来るのです。どちらが偉いって、そりゃ、最初に正解見つけた人でしょ。だからボーナスも問いに対する突破口を切り開くのにどれだけ貢献したかによって決まってきます。正解は理解するより見つける方が遥かに難しいんだってば。思えば学校では主として正解を理解することを教えてるんだよね。特に理学療法の学校教育では(実はその「正解」も怪しかったりするのだが)そうだと思う。

2015年11月23日月曜日

ほんと多いよね

世の中は連休で僕も今日はお休みだった。昨日は一日仕事していて、「え、大学の先生って休みの日は休みだと思ってました」とかこういう連休になると良く言われるのだけれど、そんなことは全くないです。結構、休みの日も仕事してます。基本的にどこか旅行に行きたいとか外国行きたいとか何も考えずにぼーっとしてたいとかそんな欲求はほとんどないので仕事してても全く苦になりません。もちろんやりたくない仕事はしたくないです。でも、やりたい仕事は休みの日でもしたいですよね。仕事って基本的にそういうものであるべきだと僕は思う。そしてそういう風にして仕事ができるように僕は若い頃から体制を整えてきた。そんなことを考えながら家族で温泉入ってたんだけど、行楽地に行くとほんと外国人多いよね。アジア人の顔した人、ほんと多いよ。今、日本で休日にこういうところで遊んでいる人や買い物している人の3割くらいはアジアの外国人じゃないかと思うくらい。大袈裟なことではなく、着実に世の中変わってきてるよなぁ。

2015年11月21日土曜日

「神戸」と言えば

今日は3週間ぶりのラボミーティング。学部生の研究進捗を確認して、院生とデータベース構築に向けての打合せをした。その他にも論文執筆の準備やら来年度の研究事業計画についての話やらをして、次から次へとやるべきことをビジュアライズ。来週末は愛媛での学会発表もあります。福岡での神経理学療法学会にも参加したかったところなのだけど、同じ日になっちゃんたんだよね。翌週は徳島でのCBRセミナーもあります。今日、来年のサッポロ学会の抄録査読を終えました。全部にコメント付けて返したので座長の先生方の参考になれば幸いです。僕らの抄録も今ごろ誰かの審査を受けているところなのでしょう。こうして見ると、何かいつの間にか完全に理学療法業界に復帰してますよね。まだ少し違和感はあるけど、そっちの方向に流れてきているのでこのまま進んで行きたいと思います。そのためには、今よりももっと露出して目立たないといけないですね。ひとまずの目標は、「神戸」と言えば「坂本」、「坂本」と言えば「CBR」、「CBR」と言えば「神戸」という連想を業界内で確立することです。ブランドイメージは異国情緒漂う港街。長崎から船に乗って辿り着く街です...。

2015年11月20日金曜日

異業種交流というか、

さて、今日の午後は「代替医学」の講義最終回がありました。糸井はりきゅう院の院長、糸井裕之先生に来学頂き、鍼灸の基礎と実践について講義して頂きました。最後は学生それぞれが自分の身体に鍼を刺してみて大いに盛り上がりました。数時間の授業でその真髄を体得するのは難しいでしょうが、こういう治療の仕方もあるということを見聞するだけでも意味はあると思います。この科目を3年前に始めた時は学生も今いちピンと来てない感じでしたが、統合医療とか治療院の開業とか、ここ数年の間にリハビリ士の世界でも段々話題にされることが増えてきて、学生の関心もそれに連動して高まってきているように思います。こういう異業種交流というか、学際的な学習の機会を設けることで、個人的にはどんどん垣根を取っ払っていきたいと思ってます。

2015年11月19日木曜日

お支払いします^^

今日はいつもより少し投稿が早いですね。僕にとってブログは一日の中でこなす最後の仕事なのでどうしても書き始めるのが深夜になるのですが、今日はなんだかスッキリ片付いて大学近くのカフェで書いています。。。さて、昨日の続きをちょっとだけ考えてみたいと思う。経済と子供と介護のお話。国の三つの重点項目なんですけど、コレ、経済が低調で(株価は倍になったが)子供が少なく老人が増えているということを端的に表しているんでしょう。子供と老人の方は育児支援と介護支援を強化してということなんでしょうけど、それを支える人たち(保育士さんとか介護士さんとか)の待遇が画期的に良くなるというわけでもないんでしょうから人はなかなか集まらないだろうし、サービスの数量を増やせたとしてもその質に期待することはなかなか難しいように思う。介護に関しては、理学療法士などのリハビリ専門職者にも何か効果的なことができれば良いのでしょうが、さて何が出来るんでしょう。このあたりの基本的なことまとめて教えて頂ける方おられましたら連絡ください。授業料はお支払いします^^

一億総幸福社会

先日からの話の続きしましょうか。元気の話です。最近、所々で「一億総活躍社会」という言葉を聞きますが、国民の側からすれば「一億総幸福社会」の方が良くないですか? そんなこともないのかな...。国にしてみれば、国民が幸せかどうかはさておき活躍してくれれば良いということなのかな...。年間GDP 600兆円、出生率1.8、介護離職ゼロを目指しそれを実現すると本当にみんなが気力に満ち溢れ幸せな生活を送ることができるのだろうか?GDP600兆円というと今よりも2割増しらしいのですが、これをこの数年でやるとなるとみんな猛烈に働かなくちゃいけないんじゃないの? 600兆円に達したら今よりもどれだけ幸せになるか(あるいは達しなかった時に命に関わるか)を国民が具体的にイメージ出来ないとなかなかそこまで働けないような気がするな。それなしに数値目標を掲げるとたぶん多くの人は病気になる...。要は「希望」の問題なんだろうね。雇用の創出の前に希望の創出を考えた方が良いかもしれない。

2015年11月18日水曜日

元気が枯れ行くメカニズム

昨日は「気力」の話をここでしたんですが、元気の出ない人って世の中にはたくさんいると思う。身体に病気があるわけではなくって、やる気がおきない人たちだ。その人たちの多くはたぶん本当は日々を気力満々で過ごしたいと思っているのだと思う。でもいつも気がつけば重いものがどっと心にのしかかっている。僕自身もこれまでの人生の中でときどきそんなことを経験してきた。だからやる気の出ない人たちの気持ちは(その原因はさまざまだろうが)分からないでもない。人を元気にする仕事(自己啓発系やら癒し系やら)の需要が絶えないのは当然のことだろう。ま、そのほとんどは一時的な気休めに過ぎないのだろうけど。。。元気が枯れ行くメカニズム。関心事の一つです。

2015年11月16日月曜日

気分が沈んだら

今日はなぜだか気分が沈んで仕事をするのが辛かった。特に何があったというわけではないんですが、エネルギーが湧いて来ないんですよね。皆さんもそういう一日を過ごす時があるのではないでしょうか。こういうメンタルの上下動とどう付き合うかは人が生きて行く上でとても大事なことで、大袈裟に言えば、その人が幸せな人生を送れるかどうかを決定していくように思う。人によってその対処法はさまざまだと思うけど、僕はこういう時は敢えて気分転換せずに、効率は悪いですけどゆっくりでも良いから少しずつ仕事を片付けていきます。そして心的エネルギーが回復してくるのをじっと待つのです。ウマく行けば日が暮れる頃には気分が晴れてきます。今夜は大学のオフィスでこのブログを書いてるんですが、こういう文章を書いているとだんだん気力が湧いてきました...笑。何かを一生懸命継続してやることが楽しさを作る一番の近道じゃないかと思います。Enjoy yourself。

2015年11月15日日曜日

安くなってますね

ガソリン安くなってますね。一年くらい前からそれに気づいてぼんやりフォローしてたんですが、今日はハイオクがリッター125円に。一時期170円台もあったわけだから随分下がってます。原油の価格が昨年夏頃から急落しているせいなんですが、その急落の背景にはアメリカでシェールオイルというこれまで採掘が難しかった油が大量に採れるようになったことがあるようです。今ではなんとサウジを抜いてアメリカが世界一の原油産出国になっているらしい。世界情勢って変わりますよね。アメリカと中東の関係もこれから微妙に変わってくるかもしれません。アメリカ大陸凄いです。日本は資源がありましぇん。。。来年に向けてまだまだ油の値段は下がるようなのですが、2016年はどこかで原油に買いを入れてみたいと思ってます^^。

2015年11月13日金曜日

東洋医学なんて...

先週の金曜と今週の金曜と2週にわたって「代替医学」の講義がありました。この科目も今年でもう4年目になります。卒業前の4年生を対象にしたクラスで、よこたクリニック院長の横田直美先生に統合医療の概論や漢方医療の考え方などについてご講義頂きました。西洋医学の中で漢方薬が使われることもありますが、個々の症状に対して対症療法的に使うのは邪道らしいです。日本は漢方医としてのトレーニングを受けていない医師が保険診療の中で漢方薬を処方できる珍しい国で、そういうこともあってそういう処方がなされるようですね。僕が病院に就職した頃は「東洋医学なんて...」という時代で僕自身もほとんど興味はなかったんですが、分子科学というか物質科学というか、西洋の科学を学んでいくとそれだけではうまく捉えられないものもあるかなと思えて来るんですね。これは医学に限ったことではないんですが、西洋の科学は究極的な原因を明らかにすることを目指しているわけではないんですよ。何のことだかよく分からないかとは思いますが、それはまた追々。さて、この11月から横田先生に治療してもらうことになりました。誰がって僕がです。漢方に加えて食事とかも改善して、これから歳と共に高まるであろう健康リスクを極力排除していきたいと思います。

2015年11月12日木曜日

サイクリックに

良い天気続いてますね。神戸。最近、雨降ったかな? 紅葉の季節だし、時間があれば山を散歩しています。家の近くに小さな山があるんですよ。遠くに海も見えます。風邪ひいて少し負荷を軽めにしようと思って走らず歩いてるんですが、歩くと走っている時には見えないものがいろいろ見えてきます。昔、車(だったと思う)のテレビCMで確かそういうのありましたよね(って、もう20年以上前だと思いますが...)。「ゆっくり走るといつもと違う景色が見えて来る」みたいなコピーです。脇目も振らず突っ走るのも爽快で気持ちの良いものですが、ゆっくり味わいながら進んでいくのもそれはそれで何かを発見する良い機会になります。たぶん、そういうのは交互に、サイクリックにするのが良いんでしょうね。いつもゆっくりでもダメで、突っ走るフェーズがあるからスローダウンした時にたくさん吸収できるのだと思います。

個性って何だ?

昨夜はひょんなことから差別化やら同質化やらの話をしたんですが、せっかくなので今夜は「個性」についてちょろっとだけ書いておこうと思う。僕自身のことを話せば、僕は小さい頃から自分はごくごく普通の人間だと思って生きていたのですが、高校生くらいになった時から「変わってるね」ってよく言われるようになった。もちろん内心は「そんなはずはない。みんなは本当の僕を知らないんだ」と思っていたのだが、その後、大人になってからも同じようなことを言われることがずっと続いた。そう言えばつい最近も学生に「相ー当、変わってますよね」と言われたばかりである。で、そういう風に自分の信念が事実によって否定され続けるとだんだん周りの言うことが尤もなことなんだろうと思うようになってきて、いつからか「オレ、変わってんだ。ハハハ」と思うようになった。で、世間的にはこういう人と少し違うということが「個性的」なんて言葉で表現されることが多いのだが、個人的にはそういう個性(たぶん性格やら振る舞い方が変わってるということなんだろう)に大した意味はないと思う。よく学生が「うちの学年は個性的な人が多い」なんて言ってますが、僕から見ればそういう風には見えなかったりする。たぶん個性って、天然のものではなくって、習得して磨き上げることで初めて表に現れて来るものではないかと思う。

2015年11月10日火曜日

良く似てます

数年前と比べると起業(一人ビジネス)してる人の数って飛躍的に増えてるんでしょうね。正確なところは知らないんですが、Facebookやアメブロなどで情報発信している人ほんとに多いですよね。特に女性が多い気がする。僕のブログは日記というか趣味というか、特に対外的に明確な目的があるわけではないので、まあ何でもありなんですが、ビジネスブログとなると書く範囲が決まってきてなかなか大変なんじゃないかと思う。僕の場合だと、基本的に脳科学やリハビリだけをテーマに書くことになるんだろうけど、それだと書いていて自分でつまらなくなってくるというか、だんだん枯れて来てしまうように思う。それよりは日々自分の目に映るものを学問とかビジネスとか関係なしに書き留めていく方が楽しいし、結局のところ、そうすることで脳やリハビリにも良い形で繋がっていくように思うのです。なんか起業してる人が読んだら気楽だなぁと思うかもしれないですけど、僕は所詮、継続課金、じゃなかった、継続収入のあるサラリーマンですから。。。書く素材にはあまりこだわらないというか、万物に哲学は宿るというか、見かけの違いによって惑わされることなく、隠されたより普遍的なものを見つけたり理解したいと思うのです。。。さて、話はもとに戻るのですが、起業家のブログってどれも似てるんですよね。差別化よりも同質化の方向にかかる力の方が強いみたいです。たぶん、出回っている知識やノウハウや考え方のもとが同じだからでしょうね。リハビリの世界もこれと良く似ています。

マニアな雰囲気

先日、「障害」という言葉について書いた。個人的にはこの言葉に特別にネガティブな想いはないのですが、少し考えてみると、リハビリの世界には見ただけでマニアな雰囲気のする言葉が少なくない。たとえば、「尖足」「痙縮」「固縮」「強縮」「拘縮」「振戦」「褥瘡」など。この前、授業で話してたら「弾性緊縛帯装着法」なんてのも出てきました。受け取るイメージは人それぞれだろうけど、僕は学生の頃からこういう言葉を見ると窓のない地下室を思い浮かべてしまうのです。学生の頃に見学に行った病院のリハ室がそんな感じだったのも影響してるのかもしれません。別に悪い意味を込めているわけではなく、それはそれでコアな、その言葉の意味を知る人たちだけで形成される連帯感みたいなものも生んでくれるんですけどね。そういえば「訓練」という言葉も独特なリハビリ語ですよね。そうなんですよ、これをお読みのセラピスト以外の皆さん。患者さんがリハビリ治療を受けることを業界では「訓練」と呼ぶのです。脳卒中になったりしてから痛いの我慢して訓練しなくちゃいけないというのも何だか気の滅入る話ですが、これもまた代わりとなる適当な言葉がなくって使われ続けているような気がする。「治療」や「練習」や「トレーニング」というのも今イチしっくりこないんですよね。英語的に「セッション」と言うのは意味としては良いように思うけど、日本人にはあんま馴染みないもんね。やっぱ少なくとも患者さん向けには「リハビリ」が一番良いように思うな。

2015年11月9日月曜日

中国並みに

今朝はうちの大学(神戸学院大学)の入試でした。僕も試験監督の一人としてささやかながら運営のお手伝いをしました。公募制推薦入試という、沢山ある入試枠の一つです。学長のお話によれば、大学全体で昨年より5%ほど志願者が増えたそうです。微増のように聞こえるかもしれませんが、中国のGDP並に年々成長しています。試験中、ちらと問題冊子に目を通してみたのですが、国語では小林秀雄さんが書いた今いち捉えどころのないエッセイが長文読解に使われていました。英語の長文も今いち冴えない感じがしたのですが、ま、入試ですからね。あんまり面白くて読み入ってしまうものは適さないのだと思います。退屈なものを手際良く処理する力って実社会においてはとても重要なことですもんね。それにしても毎年思うのですが、理学療法士になろうとする人の適性を2科目(たとえば英語と国語)だけで測るのも少々無理がありますよね。ないのかな? まあ全国的にそんな感じなんでしょうけど、そうしないとなかなか受験者が集まらない(リハビリ希望で多科目受験に耐えられる生徒が極めて少ない)という現実もあるのでしょうね。

2015年11月8日日曜日

じゅるじゅるコンコン

1 週間ほど前に突然喉が痛くなったという話を書きましたが、あの後、一旦完治したかと思いきや、夜に39℃まで発熱したり、ここ数日は咳が出たりと、奴らはまだ僕の体内にいるようです。風邪はウイルスや細菌がヒトの体内に侵入して鼻水や咳やくしゃみを起こしますが、改めて彼らは上手いことやってるなと思います。どういうところがと言うと、人間の身体をうまく利用して増殖し拡散してるところがです。風邪って喉の痛みなどから始まって、鼻水や咳へと進行していきますが、人にじゅるじゅるコンコンさせることでその人の周りにいる何倍もの数の人たち(新たな培地)に乗り移っていくわけです。喉の痛みが比較的短期間(2〜3日)で治まるのに対して、鼻水や咳は数週間続くことも少なくない。風邪って、多くは風邪ひいてる人の鼻水や、咳やくしゃみによって排出される分泌物を介して移りますが、そういう症状が長引く理由をウイルスや細菌の立場から考えてみると納得がいきますね。彼らは人の上気道にアクセスして炎症を引き起こしますが、真の狙いは自分やその分身たちが目一杯飛び散れるように鼻水や咳やくしゃみをじゃんじゃん引き起こすことなんですよ。

2015年11月7日土曜日

ちょっと地味に

いよいよひと月先に迫ってきました。CBRセミナー in 徳島。「福祉専門職のための脳科学」です。今回のポスターはちょっと地味に文字を中心にまとめています。いつも原色系ギラギラで「胡散臭い」って言われますもんで。。。個人的にはいつも全然真っ当で、本物の香りがするなぁって密かに思ってるんですけどね...。おっかしいな...。みんな何が本物か分かんないんだよ。偽物に目が適応しちゃってるから...。今回は徳島文理大学と徳島県社会福祉士会さまのご後援を頂いております。社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士など、福祉の現場で活動されている方々を対象としたセミナーです。パートナーの桃井克将先生と共に、脳と福祉を繋いでみたいと思います。



















2015年11月6日金曜日

私のせいじゃないんだから

さて、昨夜は「障害」という言葉について少し書いてみました。要約すると、主催者側(PT協会)から学会抄録を書く際に「障害」や「障害者」という言葉には配慮して下さいとの注意書きがあり、「どう配慮すれば良いのだろう?」というお話でした。看護師のTさんからコメントを頂いたんですが、それによると「害」という文字を「(まわりに)害を与えている」という風に捉える人もいるそうです。なるほど、だから「障がい」と平仮名で表記することがあるんですね。僕はてっきり「障害者」と言った場合には「その人にとっての障害がある人」という風に考えていたのですが、「まわりの人たちにとって障害となる人」なんて風には全く考えたことがなかったんですね。確かにそういう解釈も成り立つとなると、「害を与えている」なんて思われる方は嫌ですよね。なるほど...。英語だと障害を持っていることは handicapped って受け身で表現されるんだけど、それだとそういう日本的な解釈はまず成り立たないように思う。責任の所在をはっきりさせるというか、「私のせいじゃないんだから」「ええ、あなたのせいじゃないわ」という暗黙の了解がみんなが使う日常の言語の中にすでに埋め込まれているということです。じゃ「誰のせいなのか?」という疑問はさておき、平仮名にして本当に変わるのかな? 僕にはよく分からないですけど。

2015年11月5日木曜日

配慮して下さい

さて、ここ2日ほど学会抄録の話をしてきたけど、今回インターネットで投稿する際に「障害」「障害者」という言葉に配慮して下さいとの注意書きがあったそうな。院生から聞いた話なので詳しいことはよく分からないのですが、「配慮して下さい」と言われてもねぇ。。。「使うな」ということなのかな? 提出した抄録に「運動障害」という言葉を使っていたんですよ。要するに「運動に障害がある」ということなんですが(そのまんま)、どう配慮すれば良いのか? 「使うな」と解釈して一応検討してみたけど、「障害」の代わりに「不自由」とか「異常」とか「不全」とか使っても結局ネガティブな意味になるし、困ったもんだ。まあ、絶対に回避出来ないことはないけど、「障害」ってこれまでリハビリ界ではバンバン使われてきましたよね。「障害分類」とか「機能障害」とか「PTは病気じゃなくって障害をみるんだ」とか日常的に聞く言葉ですよね。弁護士が人の揉めごとを仕事(敢えて「めしのタネ」とは言わない。品が無いから...)にしてるのと同じように、リハ職は基本的に人の障害を仕事にしてるんじゃないの? 聞く人によってはネガティブな響きのある言葉なのかもしれないけど、じゃ代わりとなる言葉があるかと言うと、なかなか難しい気がするな。。。

2015年11月3日火曜日

もっと簡単に言えよ

学会抄録の方はなんとか目処がつきました。昨日ここで触れた「難解な部分」をならしてならして、でもおそらく読む人には分からないだろうなと思いながらのフィニッシュです。専門外の人が読んだらたぶん全くワケわかめでしょうね。2題のうち1題は良いんですけどもう1題はプレゼンして解説しないと厳しいです。でも、どちらも人の日常に全く関係ない内容ではないんですよ。科学的法則というのは人間が身近に感じるかどうかはさておき人の日常を規定しています。人がそのことに気づいているかどうかは別として。心だってその動き方には法則性があるのです。今回取り組んだテーマは「現実って何だ?」とか「腑に落ちるって何だ?」といった問いかけに認知科学的な解答(部分解)を与えるものでもあります。さて、科学において専門用語を使い殊更に難しくコトを記述するのはなぜなのか。「もっと簡単に言えよ」というのは尤もな言い分であるように思うけど、単純な結論に至るまでのプロセスが必ずしも単純であるとは限らないのです。

2015年11月2日月曜日

的は得てると思うけど

来年のサッポロ学会の抄録〆切が間近となり、今日は院生が書いた原稿を手直しした。こういうことを言うのも何なんですが、「院生」と言ってもまだまだなんですよね。直しを入れ始めると(こちらにその気がある場合に限ってですが)もう原型を留めないほどに書き換えます。もちろんうちにいる人たちは素質があってやる気があってセンスもこれまた良いんですが、トレーニングの量が絶対的に不足しているわけです。テーマを設定するのも実験を着想するのも結果を解釈するのも論文を書くのもそれぞれ細かいスキルが無数にあってそれら全てが手元に揃うには必死に工夫したとしても10年ほどかかるんじゃないでしょうか。そしてもしそれらを手に入れたとしても二流の人は二流、B級の人はB級なんですけどね。ま、別な見方をすればセラピストの「研究者」なんてほとんど二流以前なわけですよ。いやいや、そこまで言うと言い過ぎかな? 的は得てると思うけど^^。要はトレーニング環境をもっと整備しなくちゃいけないということだよね。抄録の方はまだ少し難解なところがあるんだけど、字数が限られているのでそれ以上平たくできない悩みがある。

2015年10月31日土曜日

早起きは万病のもと

昨日の朝、右の鼻の奥に飲み込めない何かを感じておかしいなぁと思っていたら昼過ぎから右喉が痛くなってきた。ちょうど3限の授業をしていた時です。その後、痛みのエリアが拡大してきて夜には全面痛へと発展した。かなりひどい痛み。風邪かな? もしそうなら2年ぶりとなる。今週は毎朝早起きして息子に国語の長文読解を教えてたので、その疲れが出たのかもしれない。風邪が万病のもとなら、早起きは万病のもとですよ。ということで、今朝は遅くまで寝てたんだけど、そしたらびっくり。起きた時には喉の痛みは取れていた^^。風邪なら鼻に来そうなものだけどそういうこともなく、何だったんだろうね。あの鼻の奥の違和感。気候の変わり目だし、得体の知れない微生物や寄生虫には注意しないといけない。

2015年10月29日木曜日

人生のメンテ

いよいよ10月も終わろうとしています。あと2日です。抱える荷物は極力少なくしたいと思っていても毎日いろいろとやることはあります。吸収することも大事だけど、捨てることも同じくらい大事ですよね。新陳代謝を良くすると言うか、日々どんどんアウトプットしていくことでまた吸収できる余地が生まれます。このブログをほぼ毎日書いているのもそういう人生のメンテみたいなところがあるんですよ。毎日書いているから毎日書ける。この意味分かって頂けますか? さっき計算したんですけど、1日0.2%づつ人生を改善していくことができれば、1年で倍以上の改善になります。出し入れを小まめに積み重ねていくことで自分を大きくアップデートしていけるのだと思います。

考えてみるのは楽しいね

昨夜は大学の話を書いたんだけど、良い機会なのでちょっとこのテーマで考えてみましょうか。。。と言っても特に用意しているネタがあるわけではない。今から書きながら考える。。。そうですね......教員と職員の話でもしましょうか。大学には「先生」ばかりではなく、いわゆる「事務」の人たちもたくさんいる。で、「先生」の方は一応各自専門みたいなのがあるわけですけど、(少なくともうちの大学に限って言えば)「事務」の人たちは特にそういうのはなさそうです。一応、コンピュータに詳しいとか簿記に詳しいとか、そういう特技があればそれなりの配置がなされていると思いますが、多くは数年ごとに部署が変わるみたいです。どの側面からみるかで見方は変わるかと思いますが、学内での力関係はやっぱ「先生」の方がありますかね。たとえば学長は教員の中から選出されますもんね。でも、昨日も触れたんだけど、教員が必ずしも良い経営者とは限りません。いや、特別なケースを除いて、経営者としては明らかに素人だよね。プロ野球の監督みたいに高度な技術を持った専門家集団をまとめるマネジャーとしては良いだろうけど、球団社長は別に選手出身でなくても良い。だから(というのもちょい短絡だけど)「事務」の枠にも大学専門(できれば学問のことも理解できる)プロデューサーとかマーケターとかマネジャーとか、とんがった専門性を持つ人を採用するとか育てるとかして、十分な能力と野心のある人は学長にもなれるような仕組みにした方が大学のレベル上がるんじゃないかな。たぶん日本ではいつまで経ってもそういうことにはならないだろうとは思うけど、考えてみるのは楽しいね。

2015年10月27日火曜日

世事に疎い人たちが

僕も一応大学に勤めていて、大学の運営・経営に関わる会議なんかに出席したりするんですけど、大学の教員って組織の運営とか経営戦略とか考える力あるのかななんてときどき思う。大学に来る前は社長してましたとか、企業の経営コンサルしてましたとか、その手の実務出身の人は別にして、教員って基本的に学者なんですよね(と信じたい...)。極端に言えば、世間にとってはどうでも良いような枝葉末節にこだわることをライフワークにしてたりする人種なわけです(なかには病院でセラピストやってましたという人たちもいます)。そんな世事に疎い人たちが学生集めの方法や大学の盛り上げ方を考えてもなかなか難しいんじゃないですかね。そういうのは集客のプロや財務のプロや組織マネジメントのプロを雇って仕組みを作ってもらい、教員集団(faculty)は教育と研究に関するその大学独自の理念やスタイルやクオリティーを管理する。そして専門職として各自が現場のプレーヤーに徹する方がうまくいくんじゃないか。ま、そんなこと考えるのは僕の仕事ではないし、またそれが万が一うまくいくとしてもみんながそれなりの技量を持っていてその意図するところを理解しないといけないので、実現するのはとてもとても難しいことなんでしょうけどね。

正当化され増幅される

さて、昨夜の続きを書きますか。理解を言葉で表すって話です。昨日書きながら何となく思ったんだけど、理学療法の世界って、結構「言葉で表せない」の一言でもったいつけたりしてることあるんじゃないですかね。実際、それを「アートだ」なんて言ってる人も見たことあります。いや、優れた治療家の技は確かに「アート」だろうとは思うんですけど、やっぱりそこで留ってたら周りの人にはなかなか伝わらないかもしれないね。いや、アートに説明は不要だとは思うんですよ。良い絵や良い音楽は講釈がなくても良い絵や良い音楽であるように、患者が治れば別に説明なんか要らないのかもしれない。でも、治療の場合はちょっと絵画や音楽などとは違うタイプのアートなのかなとも思うんですよね。治療者は何かを手がかりにしてリーズニングしているわけで、その一連のステップは言葉でかなりの部分説明できるんじゃないかと思う。別に科学的な言葉を使わなくてもその治療家が理解していることを普通の言葉で表現すれば(その理解が本物である場合は)誰もが理解できるんじゃないか。場合によってはマニュアル化さえできるかもしれない。その言葉のとおりに他人がすぐに実践できるかどうかは分からないですよ。それはまた別のスキルの話です。でも、やり方を言葉で説明することはできるはずだと思う。それが出来ないと言うのであれば、その人の理解自体が怪しいんじゃないか。治療効果というのは、治療者の頭の中で正当化され増幅されることもあるからね。

2015年10月25日日曜日

モロに出たりする

先日、「それ知ってる」というブログを書いたのだが、思っていることや理解している(と思っている)ことを言葉で表せるかどうか試してみることって大事だと思う。話し言葉ではなく、文章を書けるかどうかということですけど。オーラルだとどれだけゆっくり話しても流れが速くなるので実は辻褄の合わないところも見逃してしまってあたかも理解したかのように思ってしまうことがある。その点、ペーパーの場合は何度も読み直せたりするので矛盾やウニャウニャしたところがある場合はそれがモロに出たりする。話す時に言葉を失うということもあるだろうが、書く時の方がその苦しみを味わうことが多いんじゃないか。やっぱり書けなければそのぶん理解の度合いは低いってことだと思う。確かに「言葉にできないほどの深いこと」や「無意識下に理解している深いこと」もたくさん存在するとは思うんですけど、それを言葉の世界で顕在化することでその深いアレコレもさらに深く理解することになるわけです。そんなことを最近、学会抄録書きながら改めて感じたんですが、この前のブログと繋げてみると、書ける人はその理解していることを現実世界で使える人ということになる。一度検証してみたい仮説ですね。

2015年10月24日土曜日

おそらくバレバレに

ここ2日ほどは大学院生との研究で学会抄録を書いたりミーティングしたりで夜にブログを書く時間が取れなかった。ま、実のところはそれ以外にもアレやコレやと手を伸ばしてるからというのもあるんですけどね。でも、そのアレやコレやの方も少しづつ手応えを感じていて、近い将来に皆さんにも何らかの形でサービスを提供できればと思っています。で、それはさておき、抄録の方は結構良い感じでまとまりそうです。来年サッポロでの全国理学療法学会です。もう自信むんむんです。昨年は20年ぶりくらいに日本の理学療法学会に演題登録したので査読者も誰の抄録か全く分からなかったと思うのですが、今年はおそらくバレバレになると思います(審査は一応ダブルブラインドなんすよ)。その場合、考えられるケースは以下二つですね。一つは、坂本グループからの演題なのでプレミアム(おまけ点)が付くこと。そしてもう一つは、僕が関わっていることで余計な減点がなされること。。。そりゃ、いくら公平に審査して...と言っても人間だからバイアスはありますよ。意識的にしろ無意識的にしろ。でも、そういうポジ・ネガどちらのエネルギーも僕らの推進力に変えて突破していかなくてはなりません。一番悪いのは審査員の心(感情)をどの方向にも動かせないことです。少なくとも僕(ら)にとってはということですけど (^^)

2015年10月22日木曜日

それ知ってる

何の前後関係も脈絡も文脈もないんですが、今日の昼間にふと、「言葉を理解する」ということはどういうことなのかということについて考えてみた。これは僕にとってはずーと以前から気になっていたことなんです。一口に「理解する」と言ってもいろんなレベルがありますよね。たとえば相手が言ったり書いたりしたものを復唱できたり音読できたりすることも一応話し手が何を言っているかを聞き手・読み手が理解していることの一つの証明になると思うし、またたとえば学生が試験で問題への答案に事前に暗記していた解答を書き込めるというのも一応理解しているということになると思う。だって、それが出来たら試験で点数もらえますからね。でも、そういうことだけで本当に理解していると言えるのかというと、やはり言えないんじゃないかとも思う。というのは、ある言葉を聞き(読み)取れてまたそれに対しての教科書的な定義ができたとしても、日常にある物事をその言葉を使って適切にラベリング(こういうことを◯◯って言うんだよね、ということが)できなければ本当にその言葉の意味を理解していることにはならない。つまり、聞いたことや見たことがある言葉を現実世界で起こる物事にぴたっとマッピング(適用)できなければならないということです。コレ、弁護士さんなんかが法律を運用することを例に考えると分かりやすいと思う。法律って六法全書に書いてあると思うんだけど、それを丸暗記しても訴訟を有効に戦うことは出来ない。その事件に対して全書に書いてることを運用できなきゃならないんですよね。「それ知ってる」じゃ不十分なわけですよ。

2015年10月20日火曜日

ワークライフとライフワーク

しばらくサボっていたランニングを再開してます。以前と比べると走ることに対する意欲が少し落ちたかと思いますね。その代わり筋トレはここしばらく意欲的。有酸素するとすぐに体重が落ちます。コレ、てきめんです。レースに出るほどやらなくても一日4km(1里)を30分ほどかけてジョグするだけで(途中、歩いても構わない)、代謝の調子は随分高まる。体感的に。。。走っているとたまに言葉が浮かぶんですが、なぜか今日は坂道降りてる時に「work life balance(ワークライフバランス)」という言葉が降りてきた。仕事と生活の両立ということなんでしょうが、僕はできればworkとlifeを対極に配置するんじゃなくって、work is life(仕事は人生)と言えるような生活したいですね。こう言ってしまうと一般的には「仕事だけの人生」みたいに響くのかもしれないけど、そういう灰色的な風景ではなくって遊びも家庭も価値ある仕事(life work)に繋がっていくようなことなんですけども。こういう仕事といわゆるプライベートの境界を気持ちの中で取っ払うためには、まず「仕事」を再定義する(捉え直す)ことから始めなければならないんでしょうね。

2015年10月19日月曜日

ありがとう、脳科学。

建築家、安藤忠雄さん監修のちびっ子イベントがあるというので息子を連れて淡路島へ。先月CBR2015を開催した夢舞台です。日中は講演を聞いたり絵を描いたりしたのですが、夕方、安藤事務所の方のご案内で山の手にある美術館へ。そこのカフェでゆっくりしてたらそこに絵を展示されている画家の大石先生とお話することになり、その勢いでその奥様やらスタッフの方々と脳の話で盛り上がった。芸術やってる人たちなので、結構すぐに本質的なところを突いて来られるんですよね。今の時代、一般の人たちも脳に興味を持っている人は本当に多いので、脳の話をちょびっとでも出来るとそれをきっかけにご縁が深まることがあります。今回もまた一つ、仕事の話が持ち上がったんだけど、やるとなるならどうやるかな。。。ありがとう、脳科学。時どきだけど、僕の生活の役に立ってます。

2015年10月18日日曜日

そんなものなのかな...

さあ、今日は昨日の続きで転職の話をしようか。といっても書くためのプランは何も決まっていない。これから書きながら考えようと思う。僕が最初に勤めた病院は5年で辞めた。初めからずっと勤める気持ちはなく、若いうちに留学しようと思っていた。国立の病院で、安月給ながら一応「文部技官」とかいう国家公務員の身分があったのだが、そういうものであり続けることに大した興味はなかった。多くの人たちは「もったいない...」とか「勇気あるね...」とか言ってたけど、「そんなものなのかな...」という気持ちしかなかったね。インターネットのない時代に、何のツテもなく誰も知り合いのいない行ったことすらない言葉の通じない街で大学院生をやろうというのだから、少し引いてみると確かに「勇気が要るな」ということは言えるかもしれない。こういうのって当事者よりも端から見てる方が大変そうに見えるんだよね。でも僕としては自分がステップアップするためには絶対に避けて通ることのできない自分に課した関門だったわけですよ。だって、日本のごくごく限られたローカルコミュニティーの中で何だかワケ分からないこと言いながら威張ったところでカッコ悪いじゃないですか。僕は日本のリハビリだけじゃなくってもっと広い世界を見たかったんです。ま、別にその目的を果たすために必ずしも外国に行く必要はないですよ。広い世界と言ってもそれは心の世界の話だから。。。でも、野球にメジャーリーグがあるように、科学にもアイビーリーグがあるわけです。そこに身を置いて、世界のレベルを肌で感じることはそこに行ったこともないヤツが自分の思い込みの中で分かった気になるのとは随分違う。当時は僕みたいなリハビリ出身の兄ちゃんが行ける本物の大学院なんて日本にはなかったし、もしあったとしてもその世界で僕が天辺まで上れる梯子(career ladder)はなかっただろう。ほら、たまにセラピストで偉い医者や学者にくっ付いて仕事してる人いるじゃないですか。確かにそれも一つのやり方だとは思うけど、それは僕が目指しているものではなかったのです。。。なんか、転職の話と言うより自分の留学の話になっちゃったけど、つまり、今いる職場を辞めて転職するなら、横滑りに水平移動するんじゃなくって(そういうのを繰り返して出来上がるものを「キャリア」とは言わない)、実質的にステップアップするために必然となる垂直移動をやるべきじゃないかということです。特に若い人の場合はね。。。人生は物語だと思う。読者がページをめくるたびにストーリーが深まっていくようなそんな話になると良いですね。

2015年10月17日土曜日

代わりは幾らでもいるということを

さて、昨日一昨日と就職や転職やキャリアの話をしてきたので(もともとは野球の話だったけど...)、今夜は今就活中の学生さんたちにちょっとしたアドバイスを。僕も学校を卒業して、就職して、転職してきたんですけど、働く場所を決める上で大事なことって何なんでしょうね。新卒の場合だと、定年までその職場で働くというケースを除き、初任給とかはあまり気にしない方が良いんじゃないかと思う。セラピストの世界はもともと職場を変えることが珍しくない世界ではあるんだけど、世の中一般の流れとして、これからますます終身雇用みたいなのは無くなっていくんじゃないか。ちなみに僕は新人の時、同級生の中で一番安月給で働いていた。もちろん生活するにはお金が必要なわけだけど、寝る場所があって死なない程度に栄養が補給できれば十分だと思っていたし(これホント)、そんなことよりもまずは実力をつけることが先だと思っていた。付けたい実力の中身は人によってさまざまだろうが、施設の規模とか名声とかそんなことに惑わされずにその職場で自分が成長するために必要な機会が十分にあるかどうかを見極めるのが最も重要だと思う。そのとき、周りのみんなが学ぶべきだと思っていることを取りあえずマスターしようとするのではなく、目指すものはできるだけユニークな(希少価値のある)ものの方が良い。もちろんその他大勢で満足だというのであれば、それはそれで大いに結構なんだけど、それだとあなたの代わりは幾らでもいるということを覚えておくと良いだろう。転職の話する前に字数オーバーになっちゃったよ。続きはまた後日。

2015年10月16日金曜日

また少し違うデカい顔

昨夜はこんなブログを書いたんですが、自分が新卒で就職した時のことを思い出した。僕は平成元年に神戸大学の医療技術短期大学部(今は4年制で医学部の一部になっています)というところを卒業して、そのまま神戸大学の附属病院に就職したんですが、実はそこが第1志望ではなかったんですね。もともと学生時代から臨床をやりながら研究もしたいと思っていて、就職先はできれば大学病院がいいなと思っていたので全く思惑が外れたというわけではなかったのですが、自分としては実習でお世話になった某大阪大学病院に就職したいと思っていました。今はどうかは分かりませんが、当時は阪大の方がリハビリ部の歴史もあって良さそうに見えたんですね。そしてラッキーなことにちょうどどちらも新卒の募集がありチャンスはあったのですが、受け入れ先の思惑やらそのとき就職を斡旋していた教授先生の思惑やらももちろんあって結局神大に行くことになりました。昨日の清原選手ほどではないですが、やっぱ内心がっかりしたところはありましたね。でも、働き始めてみると「マイナーな職場」の良さみたいなものもあって、ホントに自由に臨床と研究ができたんですよ。そして論文もたくさん書いて4年目くらいになんと今度は阪大を含む複数の大学からお声かけ頂くことになりました。もちろんこの話は20年以上前の秘密の話でそこに関わった数人の人しか知らない話なんですが、結局、僕はアメリカに行くことに決めたんですね。あのまま日本の大学の助手から始めて純国産品としてやっていたらたぶん今頃それなりに今とはまた少し違うデカい顔をしてたと思うんですが、リハビリに対する見方やらこのブログの書き方やらは今とは随分違ったものになってたことだろう。生まれた時の遺伝子(genetic makeup)は同じでも、経験の内容によって人の中身って随分変わると思う。

2015年10月14日水曜日

人の心の話でもある

野球の話ではあるけど人の心の話でもある。昨夜はブログを書こうと机の前に座ったのは良かったが、ひょんなリンクで元プロ野球選手の清原和博氏のビデオを観た。テレビの録画で、彼の野球人生を振り返るというようなバラエティー番組です。結構面白かったのでそのまま視聴。僕と同世代の人で、1994年に僕が渡米するまでは野茂や桑田らと共に活躍していたのを覚えている。多くの人が期待していたように僕も王貞治の記録を抜くのは彼しかいないと思っていた。ドラフトで巨人の指名がなく西武に入団したんだよね。本人はよっぽどの巨人ファンだったらしく、巨人から指名がなかったことに物凄く失望したらしい。で、ここまでなら高校生が抱く憧れの話として理解できるんだけど、その後西武で10年近く活躍したのち、巨人に移籍するんだよ。阪神からのオファーの方が数段良かったにも関わらず。。。僕は野球選手ではないのでプロの目からみた巨人の価値は分からないのだけれど、巨人の野球ってそんなにレベルが高いのかな? 当時は西武の方が圧倒的に強かったわけだよね。野茂やイチローみたいに大リーグを目指すというのは更なる高みに挑戦するということで理解できるんだけど、なんで巨人を目指したんだろ? そこが僕には理解できない。結果論ではあるけれど、巨人では球団からそれほどリスペクトされなかったみたいだし、西武でやってた方が王さんの記録に迫ることができたんじゃないか? 何に憧れてたんだろ? 東京? 清原ならヤンキースの4番も十分に狙えたと思うけど。

2015年10月13日火曜日

お山の大将

前回のブログでは山の話をしたんだけど、これってよくある、でもなかなか使い勝手の良いアナロジー(喩え)だと思う。研究とは山登りです、ってね。せっかくなのでちょっと補足しておこう。研究の場合(アメリカだけかもしれないが)、よく金鉱掘り(gold digging)という一攫千金を連想させる言葉が使われるけど、僕はどちらかと言うと先日使った山登りの方が好きですね。なんか一回ダメでも成功してもまだまだその続きがあって、単にラッキーなだけではゴールに辿り着けないような感じがする。これは僕自身が一攫千金を狙うよりコツコツやる方が好きだと言っているわけではない。どうせやるなら手間がかからず当りはデカい方が良いに決まっている。ノーベル賞を取るような人たちもみんな(アメリカだけかもしれないが)、一攫千金を狙っているのだ。ただ、金鉱掘りと言っても金鉱を見つけるのってやっぱ経験とコツが必要で、運だけで左右されるものでもないんですよね。ここ掘れワンワンじゃないけど、それなりの嗅覚も必要だし、掘るトコ決めても掘り方知らないと掘れないし、掘ったところで金と石を見分けられなくちゃガラクタ持ち帰ることにもなりかねない。そういうことを考えると山登りの方が誤解が少ないと思うわけ。でも、その場合もどの山を登るかは大事だよね。ここ間違ったり勘違いすると頂上に辿り着いた時に「お山の大将」になっちゃうから...。

2015年10月10日土曜日

山登りに似ています

今日は朝からラボミーティング。来年の北海道での学会に向けて最後から2番目か3番目の打合せ。来月に演題エントリーの〆切があります。まだ追加実験を要するプロジェクトもありますが、抄録のブラッシュアップをやり始めたものもあり、おおむね順調に進んでいます。実験結果が出ると次に進むべき道を決め、その道に分け入るための実験をデザインしていくわけですが、結局のところ、ここらが適切に出来るかどうかでその研究のスケールやクオリティーが決まってきます。もちろんコレ以外にも無数の関門があって全部順次クリアできなければ大したゴールには辿り着けません。研究は山登りに似ています。いや、もう少し正確に言うなら、僕がやりたい研究は山を登るような研究です。自家製のコンパスを頼りに仲間と頂上を目指したいと思います。途中で遭難しませんように...(笑)

2015年10月9日金曜日

だいぶ見えてきました

朝から晩まで働きました。12月6日(日)に徳島で開催予定のCBRセミナー。まだプログラムのリリースには至っていませんが、今回のパートナーの桃井先生(社会福祉士・精神保健福祉士)と鋭意準備を進めています。福祉職の人たちに役立つセミナーにしたいと思っていますが、打合せ自体がとても良い勉強会になっています。僕自身はたとえば社会福祉士の皆さんがどんな仕事をしているのか、そして精神保健福祉士や介護福祉士との違いもこれまで実はよく知らなかったのですが、それらもだいぶ見えてきました。下手な本読むよりも想いを持った人と話する方が勉強になります。そういう人たちに囲まれて仕事ができるというのは本当に幸運です。セミナー会場は桃井先生が所属する徳島文理大学(徳島キャンパス)を予定しています。

先送りの文化

いつの間にか臨床実習の話にすり替わってしまいましたが、昨夜は業界としてのリスク管理が出来てないんじゃないかという結論に至りました。別に狙ってそこに着地したわけではないんですが、話の流れに従って行くとそういうことになったというだけなんですけどね。学生を十分に鍛えないと一人前にはならないし、かといってやり過ぎるといろんなところに歪みが出てくる。子育てってホント難しいです。実習指導に関わる方々にとってみれば、やはり自分が関わった学生には立派な理学療法士になって欲しいという想いがあるでしょうし、その想いが本物であればあるほど、ここでなんとか成長してもらって・・・ということになるんだと思います。でも「全部を一度に」というのもなかなか難しいことだと思うんですね。学校内でもあるんですよ。似たようなことが。僕が主担当で開講している科目に「臨床理学療法学演習」という科目があるんですが、これは臨床実習の直前に開講される科目でそれまで学生が学んだことをフルに使って模擬患者の問題解決に取り組む総合演習です。だから学内教育の中でも非常に重要な科目ではあるんですが、どうもここで全てを解決できるかのような錯覚が生じます。実際のところは総合するためには要素が必要であって、前段階をきちんとマスターしていないと学習は成立しないわけですが、なんとなくそこで頑張れば全てが解決するはずだと思ってしまうわけですよ。問題の一つは前修条件を満たさないままに次のステップに送り出す仕組み(慣習)にあって、これは学校への入学試験から始まることだと思います。たとえて言うなら、理科を知らない学生が理学療法学科に入学し、入学すればなんとかなると思いながらそのまま知らないままに卒業していく先送りの文化ですね。ま、何が言いたいかというと、臨床実習だけではなく、そこに繋がるまでの道のりにいろいろあるってことですよ。

2015年10月8日木曜日

業界としてのリスク管理

今夜も前日の続きを書きますか。ラグビー日本の勝利から始まった「みんなの思い」。なかなか終りが見えません(笑)。昨日は理学療法士の臨床実習に絡めて書いたんですが、書きながら、学生が実習で心身共に疲れ果てるまで宿題を課されるのは、やはり理学療法士のリスク意識が薄いということなんだろうなと思ったわけです。学校に通っている分には基本、学生自身の安全を考えるだけで良いですが、臨床実習だと患者の安全にも関わってきますよね。僕は思うんだけど、患者を直接診る時のリスク管理はしっかり出来ても、そういった事故なりサービスの低下に繋がりそうな誘因を排除するという観点から考える理学療法士って少ないんですよね。昨日もちらっと触れたけど、死人が出るような実習の背後には構造上(みんなの思い)の問題があるわけで、業界としてのリスク管理が出来ていないということなのかもしれない。確かに学生が一定レベルに達しないと就職しても患者を診れないということではあるのだけれど、数ヶ月の臨床実習で詰め込んで解決できることにも限界があるように思うんですよね。

2015年10月7日水曜日

暗黙の前提

さあ、今夜は何を書こうかな。あまり時間がないのでささっと書けるものをと思ったのだけど、一昨夜からの流れを継いで「みんなの思い」臨床実習編。理学療法士の臨床実習って普通、必要以上にハードなんですよ。中には実習中に自殺する人もいるくらいハードです。あ、コレ、誇張じゃないですから。ホントの話です。現場の実務を学びに行ってるのにレポート課題などで自宅学習に膨大な時間がかかったりして寝る暇もないことも多々あります。僕自身も学生時の実習では結構徹夜でレポート書いたりしてましたね。今から考えるとめちゃリスキーなことやってたなって思います。市バスの運転手が仕事の前の晩、職場の資料作成で一睡もしてないのと基本的には同じ状況です。一晩くらいならまだ何とかなるかもしれないですが、これが何日も続くと誰が見てもヤバいでしょ。こういうことって、課題を出す指導者だけに問題があるのではなくって、「実習ってそういうものだ」という全体的な空気、つまり暗黙の前提があるわけですよ。実際には実習で必死に書き物をしたところでうさぎ跳びをしてるに過ぎない場合も多々あると思うのですが、学生が強い痛みに耐えてないとどうも十分に学んでないように思えてくるのかもしれません。え?誰がそう思うのかって? それは学生を含めたみんなですよ。ま、最近ではこういったことの反省やら反動やらで異常にソフトな実習も徐々に増えてきてる気配はあるけど、できれば左右に振り切れることなく、至適な平衡点を見つけられると良いですね。

2015年10月6日火曜日

とかく根拠の薄いリハビリの世界で

昨夜は「みんなの思い」って怖いよねという類いの話をスポーツに絡めてしたんですが、リハビリも今はどうかは分からないけど僕が臨床してた頃(平成初頭)は「痛いのが良いんだ」なんて言いながらやってる人たくさんいましたね。医者やセラピストを含めて。。。当時のリハビリって「患者のやる気次第」みたいな空気があって、医者による処置が終わりその後良くなっていかないのは患者が怠けているからだみたいな感じやったですね。だから痛みに耐えて頑張ることはそれが本当に回復に繫がることなのかどうかはさておき象徴的に「善いこと」だったんだろうと思います。でも本当に痛い方が良いんですかね? 痛みに限ったことではないけれど、とかく根拠の薄いリハビリの世界でみんなが同じことを言っている場合には少しそのことに注意したいと思います。

2015年10月4日日曜日

仲間はずれ

ラグビー勝ったみたいですね。サッカーやゴルフやテニスもそうだけど、日本のチームや個人が世界の強豪と対等に戦える時代になってきているように思います。練習量とかは昔の選手たちと大して変わらないというか、むしろ昔の方がいろんな面でストイックなところがあったんじゃないかと想像するけど、結果が全然違いますよね。少なくとも30年くらい前までは練習中に水を飲んだら身体がバテるとか言って我慢してたように思う。うさぎ跳びも膝を壊すまでやってた時代あるもんね。「それが良い」とみんなが思うことって怖い。そうなると、実際に正しいのか適切なのか十分に考えずに、みんなが思っている(常識)通りにやらなくてはいけないと考える人たちがたくさん出てくるわけだから。判断の基準は「仲間はずれ」になるかどうかということです。つまり、大多数の人たちにとっては真実であるかどうかということよりも多数派であるかどうかが大事であるということ。。。おっと、話が随分逸れてしまった。日本のスポーツの話。戦術面でのノウハウの蓄積もあるんでしょうが、メンタルの変化もあるんだろう。今風に言えば、競技力とはまた別の、国際舞台における選手のセルフイメージが上がってきているのかもしれない。戦後の日本人の心の進化を理解する鍵がここらにあるかもしれません。

2015年10月3日土曜日

言ってること分かりますか?

今日は朝から院生とラボミーティング。LMというのは研究室のメンバーと意見交換する集まりです。サイエンス系のラボでは週1回とか定期的にやってるところがほとんどだと思います。MITでは幾つかのラボに所属しましたが、メンバーが順繰りで最近の研究進捗を20〜30分プレゼンするところもあれば、みんなが簡単に一言づつ近況報告して終わりというとこもありましたね。スタイルはボス次第なんですよ。僕の研究室はまだ人数が少ないのでめちゃ実質的な話ができます。プレゼンは一切なし。いきなりディスカッションから入っていきます。今日は来年サッポロで開催される理学療法士協会の全国学会に向けて軽く打合せしました。今年東京で発表したものの続編を出す予定ですが、この11月にも四国の学会で一つ発表することになっていて、ここらで一度それらのデータをまとめた論文を書いてみようと思ってます。年末に向けてのメインテーマになりそうです。データが揃ったと言っても本当はそこからが勝負です。結局のところ、見てるものは同じでもそれをどう意味付けするかでその同じものが全く違ったものになるわけです。言ってること分かりますか? それにしても、理学療法の世界というのは内容を十分に理解することもなくスゴいと思う人たちが多いようなんですが、うちもそういう人々の盲信を引きつけられるような力を持つ研究室にこれからなっていかなきゃいけないなと思いますね。言ってること分かりますか?

疑わしいんじゃないの?

今日もブログを書き始めるのが0時を過ぎてしまった。もっと早くやるべきことを済ませて23時までにはお寝んねしたいと思うのだけど。。。さて、何があったというわけではないんですが、先日、ある人と「人間力」って何だ?なんて話をした。リハビリの世界でも割と好んで使われる言葉じゃないかと思う。仕事で人を採用する時なんかも「人間性」が重要な評価項目になったりするようですよ。僕、若い頃に、ある人事に絡んである人の「人間性」について意見を求められたことがあるんだけど、その時うまく答えられなかったんですよね。だって定義するの難しいじゃないですか。「良いと思います」なんて答えてもいったい何が良いのかよく分かんないしね。たぶん、人当たりの良さというか、人望の厚さというか、そういう感じのことを意味しているのだと思うのだけど、何を人間の価値とするかでその構成要素は大きく変わって来るわけだし、人によって価値観はいろいろなわけだから、ま、とても曖昧な言葉だと思います。僕からすれば、そんなことヒアリングしてるその人自身の「人間性」がかなり疑わしいんじゃないの?と思ったことを覚えてますね(笑)。「品性」とかもそうだけど、こういう言葉って、それを使う人がちゃんと定義するなり例示するなりして使わないと日本語通じないんじゃないかと思うんだけど、そんなことを考える人はきっと変わった人なんだろう。

2015年10月1日木曜日

ごわごわして

今日から10月。神戸は雨が降ったりやんだりで風の強い日でした。さて、昨日、Facebook の方に蜜柑(みかん)の写真をアップしたんですがご覧になりましたか?

1年ほど前に一つの実験をしました。

同じような蜜柑を三つ用意して、それぞれ蓋のない小さなタッパーに入れます。

二つのタッパーの表面には「大好き」または「大嫌い」のラベルを貼ります。残りの一つには何も貼りません。

その後、室温で3週間ほど放置し、蜜柑の外観が変化していく様子を観察するだけなのですが、この期間に家族全員が毎日少なくとも一回それぞれの蜜柑に感情を込めて声かけしました。

1)「大好き」のラベルが貼られた蜜柑には、「好きだよ」とか「愛してる」とか「今日もキレイだね」とか「素敵!」といった言葉をかけます。もちろんこの時は笑顔です。

2)「大嫌い」のラベルが貼られた蜜柑には、「お前なんか嫌いじゃ !!!」「向こう行け!」「うざっ!」といった言葉を畳みかけます。

3)無視する蜜柑には見向きもしません。

3週間後、結果は写真の通りになったのですが、




「大嫌い」の蜜柑よりも「無視」された蜜柑の方が外皮がごわごわして、時間経過による傷みが激しかったです。

今回は一度(一組)しか実験をしなかったのでこの結果が再現されるかどうかは分かりませんが、偶然に起こるとしてもその確率は(1/3)の3乗で約3.7%。

初回の実験で5%にも満たない事象が都合良く起こるとは考えにくいんですよね。*p < .05 です。

食べ物に人間の心が通じるチャネルがあるのかどうかは現代の科学をもってしても不明ですが、我々がまだ目に見える形でアイデンティファイ(identify)できていない心的エネルギーが人の身体から放出され、周りの生命体に(ひょっとするとその他あらゆる物にも)影響を及ぼしている可能性を想像させる興味深い実験結果です。

2015年9月30日水曜日

今夜はハーフタイム

今日で2015年度も半分が終わりました。1月〜12月までの一年と4月に始まり翌年3月に終わる一年があるお陰で3ヶ月毎に「時が過ぎるのは早いね」ということを確認することができます。「もう半分終わっちゃった...」てね。学校の一年は基本4月〜3月までなので、6月の終わりよりは9月の終わりの方が前半戦が終了したという感じが強いです。今夜はハーフタイムみたいなものなんだけど、後半はもっと左右いっぱいに展開して、そつなく得点していきたいと思っています。冬の寒さをどうぬくぬくと乗り切るかも課題だね。

ソフトでスマート

先日はこのブログで学力とお人柄の話をしましたが、うちの学生に関する限り根性が曲がっていてどうしようもないという子はいないんですね。不思議なことに。毎年毎年40人以上の学生がやって来るのだから、陰気で目つきの悪いのが一人や二人いても全然おかしくないと思うんですけど、いないんです。どちらかと言うと、良い子だけど学力が今少し...というタイプの子が多いかな。それと、理学療法士になりたいという気持ちがそれほど強くないので勉強に身が入らないという子も多いよね。。。試験の答案や課題レポートを読んでてもここ数年はこちらが感心するような力の入った文章を書いて来る子がめっきり減りました。だんだんと柔らかくぼやけてきてる感じだね。ある意味、ガツガツしたところが無くて、ソーシャルにソフトでスマートな子たちが増えてきているのかもしれないけど、さて、どうすれば良いのだろうか? これで十分というのであればそれはそれで良いのだけど...。

2015年9月29日火曜日

もうすぐ2時半

0時ごろまでカフェで仕事していて、それから飯食って今である。もうすぐ2時半。夕方から始めた新規プロジェクトの起案をなんとか最後までやり抜いた。先日ここで紹介した二つのプロジェクトとはまた別のプロジェクト。ドラフトなのでもちろんこれから肉付けしていかなくてはならないのだけれど、形にできれば面白いものができるはず。このブログでも何度か書いたことがあるのだが、ダスティン・ホフマンが仕事を引き受ける唯一の基準はその仕事をすることによって自分が成長できるかどうかだという。僕が仕事に取り組む唯一の基準はその仕事をしていて本当に楽しいと思えるかどうかである。日本に帰って来てしばらく経つけど、ようやくリハビリ面で面白そうなフェーズに入って来たように思います。

2015年9月27日日曜日

無理ではないけど不利だと思う

さて、今日は大学の業務で日曜出勤。うちには附属高校があってそこの生徒たちに学部紹介をするという企画です。毎年やってます。理学療法は結構人気で推薦枠も限られているので高校内での競争はかなり激しいです。僕としてはやはり優秀な人たちに入学してもらいたいので、優秀な人たちに興味を持ってもらえるような紹介をしなくちゃいけないと思ってます。あ、ここで「優秀」と言うのは学業成績が優秀という意味です。もちろんお人柄も優秀であれば尚のこと良いですが、高校時代のお人柄がそのまま定年退職するまで維持されるとは限りません。変わる人は変わります。歳を取るにつれて意地悪になる人もいるでしょうし、偉くなるにつれて眠っていたエゴが剥き出しになる人もいるでしょう。それと比べれば高校時代に身につけた知力(知識や考える力)というのは比較的その原型を保持したまま歳月を経るように思うのです。「あの人、最近感じ悪いよね」という言葉はたまに耳にしますが、「あの人、最近バカになったよね」という言葉はあまり聞かないと思います。入学時の学力ってやっぱ大事だと思うんだ。高校卒業するまで勉強する習慣が身に付かなかった者が大学や専門学校に入ってからそれを身に付けようと思ってもなかなか難しいんじゃないかな。無理ではないけど不利だと思う。ただ、そうは言っても、そういう秀才くんや秀才さんが入学して、その子たちがリハの世界でその後イキイキ夢を膨らませることができるかどうかはまた別の話ではあるけれど。

2015年9月26日土曜日

王道的な

昨日から後期の授業が始まりました。学期自体は1週間前に始まったのですが、シルバーウィークを挟んだりしたのでなかなか出番がやってきませんでした。4年生への授業で、「健康教育論」と「代替医学」という選択科目です。ま、「選択」と言っても選択肢が限られているので「必修」みたいなものなんですけどね。良い悪いはさておき、リハビリ教育のカリキュラムって自由度低いんですよ。。。これら2科目は僕が教える他の科目と違ってかなり緩い構成になっていて、授業の主な目的は卒業前に少しばかり見聞を広めることなんです。理論をかっちり学ぶのではなく、実務的なことを見聞きしたり体験したりすることに主眼が置かれています。そうそう、王道的なリハビリ教育を展開しようというわけです(笑)。それで昨日は少し起業の話やそれに絡めてセラピストの給与の話もしたんだけど、やはりみんな収入の話には興味があるんだよね。理学療法士が自営するクリニックなどで医師の処方なしに健康支援業を行うことに対しての私見も述べたんだけど、学生のみんなはどう思っただろうか。礼儀作法的なこと、つまりマナー教育はかなり熱心にやられているとは思うんだけど、キャリア教育ってリハビリの学校では全く行われていないに等しい。だから、よほど内的に動機付けられている self-motivated な学生を除いては、みんなほとんど何も考えていない、と言うか、どう考えたら良いのか分からないんだよね。

進化するCBR

CBRで新規のイベントを計画しています。一つは徳島での研修会で12月に開催予定です。社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士などの福祉職の方々を対象にした脳科学に関する研修会です。CBRにとっては初の「遠征モノ」企画になります。もう一つは本拠地神戸で開催のシンポジウム。毎年、夏の終わりに淡路島で二日間にわたる学会(通称「CBR」)を開催していますが、こちらは一日モノの集会で、複数の講師がそれぞれ一つのテーマについて異なる視点からお話します。講師全員でのパネルディスカッションもあります。そうですね、これまで「CBR」に参加したことがある人なら、「mini-CBR」と言えば分かりやすいかもしれません。来年2月〜3月の間の開催で、現在、諸々調整中です。進化するCBRをこれからも宜しくお願い致します。

2015年9月24日木曜日

そんな風に人生を

さて、もうすっかり夏は終わりましたね。シルバー週間も終わりました。5月にゴールド、9月にシルバーと、日本でもお休みプログラムが充実してきましたが、休みが取れる人たちは家でゴロゴロするんじゃなくって、旅行に出たり買い物したり外食したりと、お金をせーだい使うのが社会貢献になるのではないかと思います。そうでないと、その間仕事している人たちにお金が回っていかないじゃないですか。僕自身、この連休は結構買い物しました。もちろん自分自身の人生をより豊かにするための消費(投資)ではあるんですが、それによって僕が支払ったお金が人に渡ってまたそれが有効に活用されることを思い浮かべるとさらに楽しくなります。価値あるものにお金を使い自分も価値あるものを提供する。僕はそんな風に人生を送りたいと思っています。

なんとなく

ここ二日ほどリハビリ(セラピスト)の世界で使用されている言葉について書いてきましたが、大体において曖昧なんですよね。ま、僕は基本的に理学療法士の世界しか知らないので、作業療法士や言語聴覚士のことはよく分からないのですが、昨夜の「活動」や「参加」のように、十分にspecification(具体化)しないままに話している人は多いと思います。たとえば、Facebook のタイムラインなどでいろんな人たちのやりとりが流れてきたりもしますが、「コレはきちんと説明できてるね」とか「コレは分かりやすい」とか「コレ、面白いよ」と思うことってほとんどないんですよね。ファンが多い人だと、その人の投稿を読んだ人が「シェアさせて頂きます!」とか「激しく同意します!」とか「勉強になりました!」とか書き込んだりもしてるんだけど、本当にそこまで感心するほどのものなんかな?って純粋に思うんですよ。真っ当なことが書いてあるかどうかという以前に主張したいことを十分に説明できていないというんでしょうか。ま、そこに集まっている人たちはそれでも十分に理解し合えるほどに信頼関係が構築されているんでしょうけど、その理解も実は「なんとなく」なんじゃないかと思っちゃうんですよね。たくさんの鳥が空に群れをなして飛んでいる様子をふと思い浮かべるのはなぜなんだろう?

2015年9月22日火曜日

活動と参加

昨夜の続きを少しだけ。「日常生活活動」って変な日本語じゃないですかというお話だったんですが、これまでそういうこと言う人はいなかったんでしょうか? たぶん、特に気にならない人がほとんどなんでしょうけど、僕、スゴく気になるんですよね。「気にしい」なんですよ(笑)。ほかにもリハビリのセラピストの話を聞いていて、「活動」とか「参加」という言葉が時々出て来るんですが、これって何の活動のことを言ってるのかな、とか、何への参加なんだろうと思うこともよくあります。活動と言えば、身体活動や精神活動だけでなく、細胞の活動とか肝臓の活動とか、音楽活動、野外活動、組合活動・・・と、いろんな活動があると思うんですけど、単に「活動」というだけではあまりにも漠然としすぎちゃいないかというわけです。「参加」もそうなんですよね。何への参加なんだろう?。。。社会参加かな? たぶんそうだとは思うけど、これも今イチはっきりしない言葉なんですよね。activity と participation。

活活

先日のブログにしれっと「日常生活動作」と書いたのですが、お気づきになられましたか? 僕が学生の頃はADL(Activity of Daily Living)の和訳は「日常生活活動」ではなかったです。数年前に帰国してからそんな風に当て字が変わっていることに気づき、違和感、というか、どこか変だなって思ったんですよね。大学の科目名としても「日常生活活動」が使われています。確かに「Activity」は「動作」と訳すより「活動」とした方が原語の意味に沿うとは思うのですが、「日常生活」の「生活」という言葉の中にすでに「生きて活動する」という意味は含まれているんじゃないの? だから「生活活動」とするのは redundant だと(言葉が重複していると)思うのです。僕としては言葉の響きとしても変な感じがするし(sounds good ではない) 、見た目も「活活」と続いて looks good ではないんですよね。。。リハビリの世界に「ADL」という言葉は昔からあって、患者さんが日常的に行う動作を治療者が観察したり分析したりする時によく出て来るのですが、おそらく身体動作だけではなくってその人の「活動性」というか「行動力」というか、動作だけでは説明できない日常生活における「アクティブさ」も見ましょうということで訳し方を変えたんでしょうね。でも、僕としては「日常生活動作」の方が的が絞れていて分かりやすいし、実際、現場でも「ADL評価」と言った時には動作が出来てるかどうか観てることがほとんどじゃないかと思うんですけどね。

2015年9月21日月曜日

デカくて速い

ラグビー凄いみたいですね。ワールドカップ優勝候補の南アフリカに勝ったとか。ボールを持った選手のラインから前にパスを出してはいけないということくらいしかルールは知らないんですが、選手はみんな相撲取りくらいにデカくて速い。力、スピード、ボールさばき、そしてチームワークが素晴らしかったです。あれだけ激しく当たっているのに冷静にボールを出して回して行くには相当、頭と身体と気持ちが強くないと出来ないですよ。昔は日本のラグビーなんて世界でほんとに相手にされてなかったみたいですが、きっと長年にわたりハードに研究を重ねたんだと思います。ふと、国会でもこの前スクラム組んでたのを思い出しましたが、あの揉み合いからはボールが出ることもなく、あの人集りの目的って一体何だったんだろうか?...と、全然関係ないこと考えながらも日本の凄さに感動しました。

2015年9月19日土曜日

合目的的な

今日から後期の授業が始まりました。土曜日なんですけど、平日に祝日が入ったりして、そして学期中に15回の講義を必ずしなくちゃいけなかったりして、こういう始まり方になるのだと思います。ま、でも僕の出番は連休明けなので、個人的にはまだまだシーズンオフなんですけどね。後期(大学の下半期)の目標は、第一には病気やケガをすることなくシーズンを乗り切ること。走り込みとストレッチと筋トレは基本ですよね。ちなみに7階にある僕のオフィスへは登り下りに関わり無くいつも階段を使用します。行き帰りだけではなく、授業をしに行く時や事務に書類を出しに行く時やコンビニに買い物に行く時なども全て階段使用です。あと、メンタル管理も必要だよね。アンガー・マネッジメントとかハッピー・マネッジメント(そんなんあるんかな?)とか専門的なことはよく分からないんですけど、どの方向のものであれ、心的エネルギーがあることは基本的には良いことだ。それを一つ一つ有酸素的にも無酸素的にも強化して、あとはそれらを合目的的な日常生活動作の獲得に繋げていくということだ。

2015年9月18日金曜日

乗り切れるものなら

先週末に淡路島でのCBR2015が終わり早1週間が経とうとしている。速いね〜。これでCBRの催事は一区切りつき今は何も予定が入っていない状態なのだが、人間はヒマになると頭がマヒするのが嫌でいろいろ予定を入れたくなる。別に仕事を増やしたからといって有意義な人生になるとは限らないのだけれども、機会を逃して後悔するならやって後悔した方がマシだという考え方もある。人生が終わる頃になって「ホント何もしなくて良かった〜」なんて喜ぶ人がどれだけいるか。乗り切れるものなら喜怒哀楽と新陳代謝が激しい方が満ち満ちた毎日を送れるんじゃないか?......ま、実のところはそんなに単純な話でもないのだろうが、また少しずつ少しずつ新規の企画を立ち上げ中。それと並行してここ数ヶ月はいろんな「お片づけ」もしたいです。今年最後のテーマは整理整頓。(^_^)

2015年9月17日木曜日

無法地帯なんだよねw

昨日のブログでは少し寄り道したんだけど、最初の関門突破したみたいですね。戦争法案。別にそういうのは直接今すぐどうこう僕の生活に関わって来る話ではないんですけど、何か気にし出すと気になりますよね。国会と言えど、ドタバタ揉み合いして、ヤンキーの決闘というか野球場での乱闘というか、ドヤドヤとした中で物事決めて行くんですよね。野蛮で恥ずかしいからそういうのはやめてくれと思ってる平民も多いとは思うけど、現場で反対してる人たちからすれば、多数決で決まるのは初めから分かっていても、最後の抵抗を力づくでやったということをカメラの前で示さないとカッコがつかないのかもしれない。。。野球だと誰かが代表で退場食らうだろうし、学校だとそんなことしてたらセンコーにしばかれちゃうんじゃないかと思うんだけど、そういうのもなくって、法律作る国会自体が無法地帯なんだよね...(笑)。なんかレベル低いよな...。ま、僕がもし議員で国会にいたところでこの暴力的な状況に対しては何も出来ないだろうと思うし、日本に限らずどこの国でも同じようなものなのかもしれないけど。