神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 准教授 坂本年将のブログです。日々の生活についてアレコレ書いていきます。専門は脳科学(PhD)とリハビリ(理学療法士)です。脳とリハビリ研究所 Facebook ページ https://facebook.com/cbr.jp
2015年12月4日金曜日
誰が見ても分かるように
昨日、と言ってももう0時を回ったんですが、リハビリの診療報酬に関わる重要な情報が出たみたいですね。12月2日付中央社会保険医療協議会(中医協)の総会資料。全部読んだわけでもなくこのあたりのことに特に詳しいわけでもないので専門的なことは専門家にお任せしたいのですが、せっかくのタイミングなので素人なりに思うことを少しばかり。。。こういう情報をフォローすることはセラピストが自分たちの置かれた状況を把握する上でとても大事なことだと思うんだけど、結局のところセラピストができることは役所で決まったことに従うことなんですよね。決まるプロセス、たとえばこういう協議会で審議するメンバーにセラピストが加わっているのかどうか分からないし(たぶん加わっていないのだろう)、報酬が上がる場合も下がる場合もその様子をただ眺めているしかないように思う。こういう言い方すると快く思わない人がいるとは思うけど、実際、それ以上のことができますかね? もしできるとすれば、意思決定に直接関与する人たちに要望することなんだろうけど、報酬の引き下げに反対する場合は、その分患者(国民)に負担を強いるわけで、そのことが本当に国全体のためになっているのかどうか考えないといけないと思う。もし患者(国民)のためになるんならそのことをアピールしていかなくてはならないですが、そのあたりのことはあまり緻密に議論されていないように思う。誰が見ても分かるように証明しないと認めてもらえないですよね。
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