2015年11月9日月曜日

中国並みに

今朝はうちの大学(神戸学院大学)の入試でした。僕も試験監督の一人としてささやかながら運営のお手伝いをしました。公募制推薦入試という、沢山ある入試枠の一つです。学長のお話によれば、大学全体で昨年より5%ほど志願者が増えたそうです。微増のように聞こえるかもしれませんが、中国のGDP並に年々成長しています。試験中、ちらと問題冊子に目を通してみたのですが、国語では小林秀雄さんが書いた今いち捉えどころのないエッセイが長文読解に使われていました。英語の長文も今いち冴えない感じがしたのですが、ま、入試ですからね。あんまり面白くて読み入ってしまうものは適さないのだと思います。退屈なものを手際良く処理する力って実社会においてはとても重要なことですもんね。それにしても毎年思うのですが、理学療法士になろうとする人の適性を2科目(たとえば英語と国語)だけで測るのも少々無理がありますよね。ないのかな? まあ全国的にそんな感じなんでしょうけど、そうしないとなかなか受験者が集まらない(リハビリ希望で多科目受験に耐えられる生徒が極めて少ない)という現実もあるのでしょうね。

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