2015年12月1日火曜日

誰にお金を託すか

先週末は愛媛でうちの大学院生たちと研究のことばかりではなく世間話も含めていろいろな話をしていたのだが、誰にお金を託すかということも話した。これはリーダーシップの話でもある。リーダーの大きな役割の一つは集めたお金をどのように使うかを決めることである。金の使い方は人の価値観を映し出す。冴えないリーダーは冴えないものに金を使い、価値あるリーダーは価値あるものに金を使う。世の中にはリーダーを選ぶためのいろんな選挙があるけれど、究極的にはお金の運用を託す人(たち)を選ぶということだ。国会議員であれば税金を、理学療法士協会の役員であれば会員から集めた会費の運用を託すことになる。リーダーを選ぶ時にはその候補者のお金の使い方(のパターン)をよく見てみると良いと思う。あなたのお金がどう使われるだろうかを知る手がかりとして。

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