2015年12月16日水曜日

最大のファクター

大学院生募集しています。昨夜もちらと書いたことですけど。こういうのは粘り強く何回も広報しなければなりません。人材探し(求人)というのは本当に大事だと思います。組織がうまく動くかどうかはいろんな要素が絡み合っていると思いますが、「人」は成否を決める最大のファクターだと思います。特に大学の研究室(ラボ)のような少人数からなる組織では一人一人の持分が大きくなります。僕がMITで在籍したラボでも誰をメンバーとして迎え入れるかはかなり厳しく吟味されていました。大学院生や研究員となると金銭的なコストがかかってくるわけですから、ま、言葉にすると味気ないですが、ラボの主宰者にとってみれば本当に大きな買い物をすることになります。その研究室が成功するかどうかは結局のところ、前線で働くメンバー次第です。社員数名〜数十名の零細企業に似てるかと思います。なんかこんなこと書いてたらアメリカにいた頃を思い出しますが、大学の教員というのは基本的に高度な知識とスキルを持った専門職で、その教員が主宰するラボは小さなシンクタンクであるべきだと思います。日本のぬるま湯に順応してこれまであまり真面目に研究して来なかったんですけど、大学院生たちと仕事する機会を通して、研究で何かインパクトのあることしていきたいですね。

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