2015年11月8日日曜日

じゅるじゅるコンコン

1 週間ほど前に突然喉が痛くなったという話を書きましたが、あの後、一旦完治したかと思いきや、夜に39℃まで発熱したり、ここ数日は咳が出たりと、奴らはまだ僕の体内にいるようです。風邪はウイルスや細菌がヒトの体内に侵入して鼻水や咳やくしゃみを起こしますが、改めて彼らは上手いことやってるなと思います。どういうところがと言うと、人間の身体をうまく利用して増殖し拡散してるところがです。風邪って喉の痛みなどから始まって、鼻水や咳へと進行していきますが、人にじゅるじゅるコンコンさせることでその人の周りにいる何倍もの数の人たち(新たな培地)に乗り移っていくわけです。喉の痛みが比較的短期間(2〜3日)で治まるのに対して、鼻水や咳は数週間続くことも少なくない。風邪って、多くは風邪ひいてる人の鼻水や、咳やくしゃみによって排出される分泌物を介して移りますが、そういう症状が長引く理由をウイルスや細菌の立場から考えてみると納得がいきますね。彼らは人の上気道にアクセスして炎症を引き起こしますが、真の狙いは自分やその分身たちが目一杯飛び散れるように鼻水や咳やくしゃみをじゃんじゃん引き起こすことなんですよ。

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