2014年6月30日月曜日

折り返し地点

ベタなタイトルでベタな内容のブログなんですが、今日で今年も半分過ぎました。スタートダッシュが大事だとかラストスパートが大事だとか人は都合良くいろいろ言うものですが、僕は初めと終わりだけでなく、折り返しの前後も含めて全て大事だと思います。もちろん全ての行程をギンギンにやる必要はないのですが、全体としてペースはキープしたいですよね。。。とは言っても歴史上、時間と競争して勝った人間はおりません。誰もがいずれ時間にぶっちぎられてしまうのです。I'm running behind...そんな言葉が頭に浮かぶ6月末日。

激しく妻と...f^^

激しく妻とやり合った......って、そっちの話じゃなくって仕事の話。こんなに仕事の話で盛り上がったのは結婚して初めてかもしれない。ましく立てること約2時間。例によってノートにいっぱいプランを書き込み、講義の時の黒板みたいになってしまった。。。形にするにはまだまだ日柄が必要だけれど、やるべきことが決まるってのは気持ちの良いもんです。ま、別に僕がやるんじゃなくって妻がやるんですけども。。。

2014年6月28日土曜日

小さな奇跡

昨日は僕が子どもの頃に住んでいた町の診療所にお伺いして実習生の受け入れをお願いしてきました。この診療所は僕の理学療法士としての原点とも言える場所で、この診療所がなければ僕はまた違った人生を歩んでいたかもしれない。あれから30年が過ぎた。当時は「はぁ?...理学療法士って何ですか?」みたいな時代だったし、もちろんそんな小さな町の診療所にリハビリ科なんてなかったわけなんだけど、そこの医長(内科医)の先生がリハビリというかチーム医療における理学療法士の必要性をとても熱心に語る方だったんですよね。長らく外国にいたということもあったりして、結果的にこの診療所との関わりはこの30年の間実質ほとんどなかったわけなんだけど、人生というのは不思議なもので、何も意図することなく、見えざる力によって巡り巡って原点に連れて来られた感じがする。来年からうちの学生がこの診療所でお世話になるということは、ある意味、無数の偶然やら必然やらが積み重なった時にしか起こらない一つの小さな奇跡なのかもしれないね。

2014年6月26日木曜日

求人情報をもう一件

先日、このブログで求人情報をアップしましたが、今夜は別件第2弾です。今回は、ある保育事業所のご依頼により紹介しています。勤務地は兵庫県西宮市。最寄駅は阪急西宮北口もしくはJR甲子園口です。保育事業所が運営する児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業、保育所等訪問事業の管理責任者(常勤)を募集しています。必要な資格は保育士、社会福祉士、または理学療法士等で、障害児施設における実務経験が5年以上の方。給与、休暇、社会保険等、具体的な勤務条件は連絡を頂いた後にご案内します。連絡先(メール):info@toshiz.net。興味があれば、気軽にお問い合わせ下さい。

*理学療法士等の求人情報をお持ちで、このブログでの紹介を希望される方は上記メールアドレスにご一報下さい。無償で掲載します。

2014年6月25日水曜日

20年以上にわたる僕の持論

サッカー負けたんだってね。一試合も観なかったのでアレコレ感想とか評論とかできないんだけど、サッカーって野球とちょっと違うよね。。。当たり前か。。。f^^。なんと言うのかな......野球はちょっとくらいバカでもスター選手になれそうな感じがするけど、サッカーはそうはいかないようなイメージ。あっ、これ、あくまでもイメージね。イメージ。。。僕の好きな野球だって相当脳ミソ使うと思いますよ。身体が頑丈なだけでは一流になれないのは当然ですよね。。。でも、それでもですね......サッカーってなんか野球より知的なスポーツのような雰囲気あるんスよ。ファンもやたら分析的だったりします。「アソコは縦パス入れなきゃ」とかね。ま、そこがサッカー観戦の大きな楽しみの一つなんでしょうけども。。。それにしても、日本って、「一丸」とか「心を一つに」とかいう言葉が好きだったり、チームワークが上手だって世界的にも思われてる割にはチームスポーツ弱いんですよね。個人主義の国、アメリカや、そのご先祖さまであるヨーロッパの国々に負けてますよね。相撲とか柔道とか個人的なスポーツには長けているにも関わらず。。。コレ、20年以上にわたる僕の持論。

2014年6月24日火曜日

広がりのある言葉

昨日、今日と実習地訪問が2件終了しました。特に大きな問題もなく、実習地の先生方にはいつもながら親身にご指導頂いています。学生も新天地でいきなりハイパフォーマンスを発揮しなければならず大変でしょうが、なんとか乗り切って欲しいと思います。実習地で学生と話すのはわずか15分かそこらなわけですが、その間に効果的なアドバイスができるよう僕なりに工夫しています。短時間の勝負なので言葉の選び方、つまり広がりのある言葉を使えるかどうかが重要になります。。。さて、こういう形で実習地をいろいろ回るとそれはそれで実習地間でのいろんな違いが見えてくるものなんですよね。その施設の雰囲気ってそこの人たちが気付かないほど細かなところに現れるように思う。別にお客様扱いされることを期待しているわけではないのだけれど、何と言えば良いのかな....。昨日と今日の施設はお伺いしていてとても気持ちが良かったです。

名乗り出たね

先日このブログ(「名乗れよ」)でちらっと書いた東京都議会の騒動で遂に我慢しきれずある都議が自分がヤジを飛ばしましたと名乗り出たという。僕は別に政治家が男尊女卑であろうがレイシストであろうが、まぁそういう立場の人もいるわね...という立場の人なのだが、隠れてコソコソは良くないんじゃないかと思っただけである。特に市民に選ばれた議員さんなんだから、少なくとも東京都民は自分たちが選んだ都議が議会でどんなヤジ飛ばしてるかくらいは知る権利があるんじゃないかと思うわけですよ。次の選挙でその都議に一票いれるかどうかの一つの判断材料にはなるわね。その名乗り出たという議員先生は自身のホームページで「女性が働きやすい社会の実現」をミッションに掲げられていたということなのだが、本心は「早く結婚しろよ」ってことだったんでしょ。。。ま、よくある話だよね。この先生だけじゃなくって、人間って、自分が深いところで思ってることとはかけ離れたこと言ったりするもんね^^。「産めないのか!」とヤジった先生はまだ隠れていらっしゃるとのことなのだが、女性議員もこういうのに本気で報復するなら、男の議員に「このタネ無し!」「立たないのか!」くらいのヤジ、議会で飛ばしても良いかもね。ま、そういう話ではないんでしょうけども。。。

2014年6月22日日曜日

満席2回

今日は日曜でおまけに雨という悪コンディションの中、神戸学院大学では盛大にオープンキャンパスが催された。当初、わたくしめの持ち場である15号館6階物理療法学実習室で待機するも、ご来場者の影は一人としてなく、「なんだよ、また Bose かよ....」と心の中で悪態ついてたわけですが、定時を15分ばかり過ぎた頃にどっと人波が押し寄せて来た。数えてみたら50名。とっさに笑顔で営業モードへ。前のスケジュールが押してたみたい。。。講義の方は来場者の誰もが「神戸学院で理学療法を学びたい」と思える内容に仕上げていたから自信満々やったわけですけど、時間が押した第2班もこれまた50名の満員御礼。今年もうちは安泰だね。単に数が揃うだけじゃなくって、ポテンシャルのある方々にご入学頂きたいと思っています。上昇志向なんだ。神戸学院大学って。

2014年6月21日土曜日

この夏の計画

今日は和歌山まで出張の予定が入っていたんですが、キャンセルとなりました。個人的には助かりました。なんせ明日もオープンキャンパスで午前中ミニ講義をしますし、週が開けてからは月〜金まで実習地訪問です。出張、出張、出張。ま、いろいろ動いて無難にこなせば仕事したことにしてもらえるわけですからアリガタヤ、アリガタヤ...。そんでですね。仕事の予定ばっかじゃなくって、そろそろ残り少ない夏の計画も立てんといかんのですよね。ハイ。。。一応、7月と8月はそれぞれ野球観戦を二日づつ。8月には三つの小旅行に行くことになりました。このほかまだまだスペースは余っておりますので、すき間にいろいろ詰めていくことになるものと思われますです。

名乗れよ

別に大して興味があるわけでもないんですが、東京都の議会、盛り上がってるみたいですね。ヤジで。こういうのも「炎上」の一種なんでしょうけど、こういうことがあると普段あまりメディアに出てこない人の名前とかが繰り返し表に出て来て、結果的に芸能人とか政治家とか、人気商売の人たちは被害者であろうが加害者であろうが良い露出の機会になる気がするな...。ま、ちょっと不謹慎な言い方かもしれないんだけど、まずは知ってもらうことから始まるんだろうしね^^。そんで、ヤジについては、2ちゃんねるの書き込みみたいに匿名でコソコソ言うんじゃなくって、堂々と言えば良いのにね。思ってることがあるんなら実名でツイッターやブログで書き込みするとか、いろいろ方法あるわけだし。「早く結婚しろよ」とかね。個人的には、声紋分析なり何なりして、是非ともツラ割り出して欲しい気がする^^。

2014年6月19日木曜日

坪庭療法

今日から職人さん二人による家の庭づくりが始まった。梅雨時でお天気が心配だったんだけど、カラッと晴れたね。めっちゃ天気良い。今回は坪庭と駐車場をやるわけですが、まずは坪庭にドカッとシモクレンを植えてみました。マグノリアの一種です。これがですね、本当にこの庭に植えられるために育てられたような一本で、背の高さといい枝の広がり具合といいバランスばっちんこな植木となりました。春になると桜に少し遅れて白と紫からなる花を咲かせます。足下にはアナベル、ユキヤナギ、オカメヅタ、アガパンサスといった花や草を配置し、トイレに座った時にはこれらが地窓からサッと見えるっていう魂胆です。うーん、植物を使ったエクステリアに本格的に挑戦したのは今回が始めてなわけだけど、これもなかなか楽しいね。草木をちゃんと愛せる人になりたいもんです。明日も庭づくりは続きます。

2014年6月18日水曜日

フェアネスを基軸としたリーダーシップ

実は今、あるチームプロジェクトに関わっています。チームが出来ると必ずそこにはチームリーダーが存在したり現れたりします。一概には言えないと思うけど、どちらかと言うと、「存在する」よりも「現れる」方が僕は良いと思うんですよね。自然発生的にと言うか自然の摂理に則ってと言うか、必要性に迫られて周りのみんなから押し上げられていくリーダー。

組織の質って結局は決定権を持ったリーダーによって決まると思う。そしてその決定にはそのリーダーの価値観(何を大切にするか)が色濃く反映されることになる。ぶっちゃけた言い方をすれば、スケールの小さい二流の価値観を持ったリーダーが率いる組織は自ずとスケールの小さい二流の組織に成熟していくものだし、大きな一流の価値観を持ったリーダーがいる組織は自ずとそれに見合った方向へと進んで行くものだと僕は思う。

それでね。これは誠に珍しいケースなのかもしれないんだけど、その僕が今関わっているチームでリーダー役やって頂いている方が「現れた」方のリーダーで、ホント素晴らしい人なんですよ。僕より10歳ほど上じゃないかと思うんだけど、プロジェクトのことを良く知っているだけでなく、フェアネス(fairness)のセンスがきちんとある人なんですよね。a sense of fairness。

まぁ、意図的に不公平なことしようと思う人はそんなにいないとは思うんだけど、結果的に一部の人たちだけに有利(不利)になちゃってることってよくあることだと思う。要はその不公平さに気付けるセンスとそれを解消するための方法論を持ち合わせているかどうかってことなんだろう。僕はこのプロジェクトにおいては幾つかの事情があって端役に徹しているわけなんですが、そういうリーダーがいるといろんな意味でホント助かります。全く悪い意味じゃなくって、ただ頷いてるだけで問題は気持ちの良い形で片付いていくわけですからね^^。

2014年6月17日火曜日

何かを犠牲にすることによって得られる小さな幸せ

昨日は何気に投稿したFBの写真にたくさんのいいね!を頂いた。仕事を早めに切り上げ、家の縁側でビールを飲むという構図である。まぁ、5時に仕事を終えて、5時半には家の裏庭でくつろぎタイムを持つことくらいごくごく普通のことのように思うわけではあるけどね。。。少なくとも昭和40〜50年代においてはごくごくありふれた風景であったように思う......ってこともないのかな...。ま、いずれにしてもこの不平等な世の中において時間だけは皆平等に1日24時間与えられているわけで、結局のところは何を犠牲にして何を優先するかの選択の問題なんだと僕は思う。「忙しい」「忙しい」と自分だけが特別に忙しいと勘違いしているような◯ホな輩に僕はこう言ってあげたい。「あんた、ただ欲張ってるだけなんでしょ?」ってね。

2014年6月16日月曜日

求人情報です

皆さん、こんばんは。仕事探してる理学療法士の先生、いませんか? 勤務地は尼崎市内なんですけど、常勤と非常勤それぞれ一人ずつ。ある医療機関からの依頼があって紹介しています。基本的に神戸学院大学の卒業生に限りますが、僕と面識があり、興味のある方がいれば、連絡して下さい。非常勤は週一日、水曜日の勤務です。勤務内容、給与等については、ご連絡頂いた後に案内します。連絡先:info@toshiz.net もしくは Facebook にメッセージを送って下さい。申込みは、ポジションが埋まり次第、閉め切ります。宜しくお願いします。

2014年6月15日日曜日

ヤな予感

早起きして雑用して、それから家族で京セラドームへ。中日戦でヤな予感したんだけど、やっぱり負けたね。中日ってなんかネチネチしてヤらしいチームって印象あったんだけど、印象どおりに逆転負け。5回までは押せ押せイケイケ4対0。それが6回表に流れがひょろっと変わっていきなり同点。その後、代わった佐藤が「打たれんじゃないかなぁ...」と思ってたらやっぱり打たれて4対6。どのスポーツもそうかもしれないけど、空気って突然変わるんだよね。それで、一旦変わると人間の力ではもうどうしようもないんだよ。。。最後のバッター伊藤も予想通りに三振でした。日本のサッカーも今日、どこか知らないチームに逆転負けしたようなんだけど、それもなぜだか予感がしたんだよね...。

2014年6月13日金曜日

会議/打ち合わせ

朝一に授業して昼から会議・打ち合わせ。会議と打ち合わせの違いを明確に説明するのは難しいのだけれど、僕の中では「会議」はどちらかと言えば物事を義務的に処理するための会合であり、「打ち合わせ」はどちらかと言えば物事を創造的に処理するための会合である。会議はできるだけ効率的にそして直線的に無駄口を挟まず速く早くと先を急ぐのに対して、打ち合わせはあちらこちらと寄り道しながらアタリを探す非直線的な楽しさがある。結局のところ、議題に対するモチベーション(思い入れ)の違いなんでしょうけどね。

2014年6月12日木曜日

学会長からのメッセージ

学会長からのメッセージを書いてみました。プログラム冊子に組み込みます。もうすぐ正式に参加受付が始まりますよ。9月20日・21日は今から予定を空けておいて下さいね ^^!


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学会長からのメッセージ

脳とリハビリ研究所ディレクター
神戸学院大学 坂本年将

皆さん、こんにちは。脳とリハビリ研究所(CBR)、坂本年将です。"CBR"というのは "Center for Brain and Rehab" の頭文字をとったものです。今から2年ほど前、2012年9月22日に Facebook 上に誕生した研究所です。最初は、この少し前から配信を始めていた僕のメールマガジン【脳とリハビリ】のプラットフォームとして設立した研究所だったんですが、メルマガをご縁にその読者との間でいくつかの共同研究が始まり、学会(名古屋)でのランチ会などを経て、昨年8月にこの研究所主催の合宿型学術集会【CBRサマー2013】を淡路夢舞台国際会議場にて開催しました。今年の本学会【CBR2014】は当研究所における2回目の学術集会となります。

昨年は20名足らずで開催した、「学会」と呼ぶにはあまりにも小さな集まりだったわけですが、僕の研究室の学生を中心としたラボ・ミーティングに臨床のセラピストの先生方が加わる形で大変盛り上がった二日間となりました。今年はこれを拡張して、全国から8名の講演者にお集まり頂き、再び淡路島で熱い二日間を過ごそうと思っています。

プログラムは一般演題を含め、7つのセッションから構成されています。これに夜の部ウェスティンホテル淡路での夕食会、ナイトセミナー、懇親会を加えると、実に15〜16時間にわたるロングランな合宿会議となります。各セッション毎に約30分のショートレクチャーを積み重ねていくことで、脳とリハビリに関わる主要テーマをカバーしていきます。講演のスタイルは学術理論、実験研究、臨床経験論に基づくものを組み合わせ、通常の勉強会、研修会、学会などでは得難い多角的(ハイブリッド)な視点と議論の場を提供します。神経系のリハビリテーションに関心のある大学の研究者、臨床家、学生なら誰でもが楽しめるはずの内容となっています。

たとえば、私が座長を務めます一日目第2セッションの「ニューロリハのフィロソフィー」。セラピストとしてのバックグラウンドが異なる3名の臨床家が自らの臨床実践を基にニューロリハの定義・考え方について講演するセッションです。脊髄小脳変性症などの神経難病を専門とする美原記念病院の菊地豊先生、脳卒中片麻痺を専門とするボバース記念病院の阪本誠先生、運動器疾患の認知神経リハを専門とするYMCA米子医療福祉専門学校の小川昌先生からお話を頂き、そこでの議論を夜の部ナイトセミナー「それってほんとにニューロリハ?」に繫げていきます。何かが炸裂する予感がしませんか...

さて、このような CBR2014 ですが、この学会に参加するには一定の資格要件があります。そう、誰もが参加できる学会ではないのです。

その資格要件の幾つかを以下に列記してみましょう。

 一、脳とリハビリに関わる様々なテーマに広く関心が持てる人
 一、脳とリハビリの個々のテーマを様々な視点から考えたいと思える人
 一、定まっていない不確かなことに可能性を見い出すことができる人
 一、対話の中から生まれてくる新たな何かにワクワクすることができる人
 一、アイデアを繋げていくことに喜びを感じることができる人
 一、リゾートホテルでの学びと遊びを楽しむことができる人

などなどです。PhD は要りません。○○協会の認定も要りません。この学会が目指すものを感じ取り、そこから存分に啓発される心があるかどうかが重要なのです。

昨年の学会 CBRサマー2013 を終えて思うこと。それはアカデミックな刺激だけではなく、良き仲間づくりの場であったこと。小規模の学会ならではの交流の最適化がなされたと言えます。たとえば Facebook のお友達。参加者全員が「友達」として繋がり、その後もFBを介した交流が続いています。今年はどんな出会いがあるんでしょうか? 昨年の学会テーマは「レジェンドを始めよう」。そして今年のテーマは「つながるカルチャー」。日本のリハビリ界に一石を投じる新たなる伝説を始めましょう。

皆さまのご参加、心よりお待ちしております。

2014年6月吉日

アシメ入れてみました

朝、今どきプロジェクトのセッション7を終えました。「ツーブロックってどうですか?」って聞かれても何のことだか全く分かんなかったんだけど、「それでお願いします」ということに。横分けしやすいように左右非対称なカッティング。テーマは「涼」。流れる感じで涼しげに。風鈴とかそうめんとかスイカとか、なんかそんな夏のオアシスみたいなとこ目指してるんだと思います。コレ、なんの話か分かんない人も多いだろうね。メンズヘアの話です^^。

2014年6月11日水曜日

カバー写真を変更しました。

今夜、少し前に Facebook のカバー写真を変更しました。

できればモバイルではなく、パソコン画面でご覧下さい。

こんな感じです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://facebook.com/toshiznet

2014年6月10日火曜日

だれの手柄になるんだろ?

書きそびれていたんだけど、STAP。世間の関心は本当にSTAPがあるのかないのかといったようなことではなくって、オボカタこれからどうなるんだろう...といったことにあるじゃないかと僕は思う。そうなんだ。僕たちが住んでいる地球というコミュニティーは無ければ無いで済んでしまう遠い将来に向けての希望や絶望なんかじゃなくって、今、目に見える人の幸・不幸に一喜一憂してしまうものなのだ...。でもね。僕はこのSTAPが実在するとして、これがリケンじゃなくってよその誰かがそれを証明して論文という形にまとめたりなんかしたらこれは一体誰の手柄になるんだろうな...ってちょっと違う角度から下世話なこと思ったりするわけですよ。論文、白紙になっちゃったからね。。。コレ、ほんとにあったらノーベル賞級の仕事なわけだけど、現時点でその存在を誰かが証明したとして、そこに大きなエキサイトメントはないんだよね。すでに大元のアイデアは世に公開されているわけだから。。。でも、だからといって、O氏の業績かというと、それはそれでいろんなケチがついてしまっているわけで、なんだか随分泥にまみれてしまった感、ありますよね。。。。ま、何はともあれ、一人の善き市民として祈りたいと思います。STAPがこの世にあることを。

2014年6月9日月曜日

来て欲しいのはこんな人

プログラムはほぼ仕上り、あとは「学会長からのメッセージ」を書くだけになった。CBR2014の話です。9月20日・21日の土日開催となっております。会場は淡路夢舞台国際会議場。

どんな風に書こうかな。まずはCBR(脳とリハビリ研究所)の紹介からかな。コレ、知ってる人は知ってるだろうけど、知らない人は知らないだろうしね。初めて聞いた人にとっては「何コレ?」って感じだよね。ま、怪しいモノじゃありません。ちょっと変わってはいるけれど。。。

で、第2段落は本学会、CBR2014の見どころが来ますかね。ほかの勉強会や研修会や学会とどこか違うのか。CBR2014だからこそ出来ることがあるはずです。たとえば第2セッションの「ニューロリハのフィロソフィー」。

これってセラピストとしてのバックグラウンドが異なる3名の臨床家が自らの臨床実践を基にニューロリハの定義・考え方について講演するセッションなんだけど、たぶん他所ではなかなか見ない組み合わせになってると思う。

そしてこの昼間のセッションが夜のナイトセミナー「それってほんとにニューロリハ」に繫がって行くってんだから、こりゃもうニューロ好きの人にとってはたまらんでしょ。。。

そんでもって第3段落はこちらが想定する参加者像について書いてみるんだ。ここのところ明確にしておくって大事なことだと思うんだよね。来たい人と来て欲しい人のマッチング。

僕はこんな人に来て欲しいと思っています(順不同)。

* 脳とリハビリに関わる様々なテーマに広く関心が持てる人
* 脳とリハビリを様々な視点から考えたいと思える人
* 定まっていない不確かなことに可能性を感じることができる人
* 対話の中から生まれてくる新たな何かにワクワクすることができる人
* アイデアを繋げていくことを楽しむことができる人
* リゾートが好きで、脳科学者の身辺雑記をそれなりに面白いと思える人

うーん、最後は特に大事だね^^。ま、挙げればまだまだありそうだけど、ここらで第4段落(オチ)を考えた方が良いかもね。

実習Ⅱ期を迎えた朝に

おはようございます。今日からうちの4年生は臨床実習第Ⅱ期です。実習に関してはもうすでに経験者だから要領は分かってるよね。週5日の実習を朝から晩まで8週続けりゃ良いんだよ。。。でもⅠ期とⅡ期は違うんだ。施設が変われば人も変わるし、人が変われば施設も変わる。モノの在りようというのは社会的な文脈によって変わるんだ。Ⅰ期で馴染んでしまったことがⅡ期ではかえって邪魔になることがあるかもしれない。特にリハビリって、場所によって考え方(言葉の使い方)違ったりするからね。裏を返せば、何が良いのか良く分からないフィールドってことですよ。差し当たり、君たちにとって大事なことは正誤ではなく環境に適応することだと思う。The fittest survive。今日から始まる8週間を楽しんで下さい。

2014年6月7日土曜日

学術もどきのアレやコレや

朝一番は息子の運動会があってそれを観た後、大学へ。運動会自体は僕がお暇した後すぐにゲリラ豪雨に見舞われ中止の沙汰に。聞くところによれば豪雨が来る直前に「これから来るから非難下さい」とのアナウンスがあったとか。どうしてそんなに正確にお天気予報が出来る人たちが寄りにもよって梅雨時に運動会を開催するかは少し謎。でもよくよく考えると運動会ってやる時期限られてるんだよね。夏は暑いし冬は寒い。つーことは春か秋だわな。でも秋には音楽会があるから児童も先生も大変だ。でも4月や5月じゃ、クラスでまとまって練習する時間もないもんね。。。いろいろ事情はあるんだろう。。。大学では修士のクラスで試験を実施。学部と同じレベルの出題したけど、結果はどうか。乞うご期待。。。で、お昼は家族でランチに出かけ、それから大学戻ってまた授業。今度は保健学研究法特論というこれまた修士のクラスだった。院生の人たちがよく言う言葉に「これまで鵜呑みにしてました...」って言葉がある。つまりそれまで妄信してた学術もどきのアレやコレやがやたらに目に付くようになるってわけだ。権威の崩壊。目からウロコ。通過儀礼みたいなもんかもね。

2014年6月6日金曜日

$350,000からなんですって

この水・木と名古屋であったリハ医学会に参加してた。昨夜は9時過ぎまで打合せしていてそこから神戸に帰って来たわけなんだけど、相生(あいおい)で人が新幹線に「セッシャ」したとかで、新大阪で1時間ほど足止めされた。「セッシャ」って初め意味分かんなかったんだけど、どうやら「接車」と書くみたい。最終に間に合うかどうかちょっと気を揉んだね。でも新神戸から出る地下鉄は深夜0時半まであるんですよ。。。Thanks Kobe...。学会ではCBR2014の講演者の先生方とみっちり打合せして実のある時間を過ごせました。会場はPT(理学療法士)学会の方が人の数も多いし、盛り上がってる気がしたね。臨床医の学会に参加するのは生まれて初めてだったんだけど、やっぱ基礎の学会やセラピストの学会とは雰囲気違うわ。なんかPTらの方が研究に熱心な気がするね。。。アメリカの pain doctor (痛みを専門とするお医者さん)って年収$350,000(約3,500万円)からなんですって。最も心に残った知見。

2014年6月3日火曜日

明日はにゃご屋

横浜学会が終わったと思ったらまた明日から学会出張です。第51回日本リハビリテーション医学会。学会は木曜からなんだけど、前日入りしてCBRの講演者らと打合せをする予定です。演題も出してるんですよね。共同研究者の皆さんと。ミラーセラピーに関する研究です。一日しか参加できないんだけど、たぶんまた盛り上がるんでしょうね。。。

2014年6月2日月曜日

U39

横浜での学会期間中に若手研究者による発表会があった。「U39」とか言って、39歳以下の研究者しか発表する資格がないセッションなんだよね。しかも学会側から invite された5名の特別に優秀な研究者しか発表できないセレブな集まりなんだよ、コレ。幸い聴衆側に年齢制限はなかったので僕も潜入してたくさん質問させてもらったわけなんだけど、こういうのって年齢に基づく差別だと思いません?... てか、差別だよ、コレ。優れた研究をしている人は39歳以上でもたくさんいるわけなんだから、こういうのやるんだったら、「O55」とかもやって欲しいよね。Over 55。いっそのこと、各世代ごとに勝ち抜き戦とかして、グランドチャンピオン決めたりするのも面白いかもね。

2014年6月1日日曜日

期待の中身

学会終った!目まぐるしく動き回った3泊4日の旅で、いろいろブログに書きたいことはあるんだけど、今夜は本学会最後にあった市民公開講座について書いてみますかね。ランチに出てて途中参加になってしまったんですが、iPS細胞のお話をiPSの本家本元京都大学中畑龍俊教授からお伺いすることができました。「iPS細胞が変えるリハビリテーションの未来―臨床応用の可能性―」。リハビリテーションは再生医療における第4の柱とのこと。セラピストの皆さん、随分とリハビリに期待が高まっているんですよ。。。でもね、コレってどういう期待なのかちょっと考えてみる必要があるように思うんだよね。ご講演が終ってからの質疑応答の時間に一つ質問させて頂いたんだけど、それは「セラピストがバイオロジーをどこまで知る必要があるのか?」ってことです。現状、分子生物学や遺伝学ってリハビリ士の教育カリキュラムに全く組み込まれていないんだよね。人間のような多器官からなる多細胞生物がそうあるために必要な分化のメカニズムの基本すら理解してないセラピストって山ほどいると思うんです。ま、そういう教育をしてないからそれは当然のことなんだけどさ。そういう、言ってみればiPSに関わる基本的なことを何も知らない人たちにサイエンティストたちが期待する場合の「期待」ってどんな期待なんだろうなって思うわけですよ。先生からは「それは大変難しい問題ですね」という趣旨の回答を頂いて、結局どう考えていけば良いのかということについての明言は避けられたわけですが、セラピストの皆さんには僕がした質問の意味するところを是非とも深く考えて頂きたいもんですね。。。