2017年12月10日日曜日

動かしたいですね

ここ最近、不思議とちょくちょく大阪に出向く機会があって色んな人と仕事してるんですが、来年は大きく動きのある1年になりそうな気がする。

というか、無理にでも動かしたいですね...^^

塊(かたまり)として見た場合に、もちろん僕から見ればということですが、療法士たちが今あるメンタリティーなり価値観でもって突き進んでいっても臨床や研究や待遇に大した未来があるとは思えず、、、動かなあかんと思うわけですよ。

まあ、中には楽観してる人もいるかもしれませんが、そういう人たちの多くはタチの悪い催眠にかかっているか、もうじきアガリの50、60の人たち(歳のことです)だと思う。

人というのは通常、沈む船に乗りながら沈むその日まで何もしなかったり、場合によってはより一層沈むようなことをするものだと思うのですが、そのことに違和感を覚える人には救命ボートを差し出すなり、一緒にボートを漕いで逃げ出す......あ、いやいや上流に向かって漕ぎ出すだけの力と元気は持っていたいと思うんですね。

所属する(すべき)コミュニティーに愛着を感じないというのはあまり喜ばしいことではありませんが、そういう時には俯瞰して、より大きな世界の中で善なることを見出し為すべきだと思いますね。

そのためにも今、着々と仕事を進めていかなくてはならないのです。

協力者を募集しています。

一緒にボートを漕いでみたい人、いないかな?^^

2017年12月3日日曜日

身体と心は繋がってるし

FBの方に投稿しましたが、昨日、研修を終えまして、サービス管理責任者の資格を取得しました。

知的障害者・精神障害者の生活援助サービスをデザインする係の人に必要な資格です。

理学療法士の皆さんはあまりピンと来ないと思うんですけど、脳の理解に基づくセラピーしたかったら知的障害や精神障害のこと知っといた方が良いですよ。

身体と心は繋がっているし、実際、知的・精神の人で身体症状を合併してる人も多いしね。

だいだい、総合リハとか全人的にとか言っておいて、なんで医療福祉に関わる資格が沢山あるんだろう?

小分けにするからセラピストの視野が狭くなるんですよ。

狭い人たちが集まっても連携なんて生まれっこないんだよね......



と、脱線するのはこのくらいにしておいて、

近いうちに生活訓練(心のリハビリ)について脳科学セミナーをやりたいですね。

理学療法士の人たちがどれだけ興味を持つか分かりませんが、生活と参加って大事でしたよね?^^

ミューズ神戸(CBR監修の脳科学グループホーム)に関わってて感じることなんですが、生活の基盤が出来てないと、昼間にちょろっとPTやOTしたところで、焼け石に水なんだよね。

多くのPTやOTはそんなこと気づいてないだろうけども。

セミナーではそのあたりのことも話してみたいですね。



で、そうそう、セミナーと言えば、今月開催のこちらのセミナーも総合リハをやりたい人は必修です。

歩行の神経科学とバイオメカニクス

神経系と運動器系がどのように連携し奇跡的とも言える二足歩行を可能にしているのか。

力学をベースにした身体動作解析の基本と表出される動作の背後にある神経制御の仕組みを一体的に理解するためのセミナーです。

開催まで残り2週間となりました。


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CBR脳とバイオメカニクス研修会
〜歩行の神経科学とバイオメカニクス〜

■会期

1日目 2017年12月16日(土)14:00〜18:00
2日目 2017年12月17日(日)10:00〜16:00

■会場

東京都台東区(浅草雷門周辺)セミナールーム

■講師

福岡国際医療福祉学院 専任教員
国際医療福祉大学大学院 准教授
玉利 誠

■企画・コーディネーター

神戸学院大学 准教授
脳とリハビリ研究所 ディレクター
坂本 年将

■参加申込サイト
http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics

■研修会プログラム
http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics/program2017.pdf

■詳細は、こちらのブログをご覧下さい。
http://www.toshiznet.com/2017/10/blog-post.html

主催:脳とリハビリ研究所(CBR)
運営:株式会社ステラマインド

2017年11月30日木曜日

囲いを作っていませんか?

さて、先日書いたこちらのブログ(大学院生を募集します。)ですが、早速、反応がありました。

「私でも応募できますか?」

とか、

「研究テーマは決まってないんですが...」

とか、

「2年後に修士が終わるので博士でお願いします」

とか、

皆さん、それぞれ不安があったり事情があったりしますよね。

あと、

「遠方に住んでいるので、坂本先生と勉強したり研究したり仕事したりしたいんだけど、なかなかハードルが高いです」

といった人もいます。

確かにね...

セミナーなら全国ツアーが出来るけど、大学院はツアーできないもんね。。。そう簡単には。

要は今の仕事を辞めて神戸での在学中どうやって食いつなぐかって話なんでしょうけど、、、ここに一つソルーションがあります。

イルージョンじゃないですよ。ソルーションです。

たとえばですね。今、ミューズ神戸で事業拡張の話があるんですが、スタッフとして仕事の一翼を担ってもらうとかね。

そんなことも話次第ではあり得るわけです。。。

大抵の場合、何かをやる時に障害に囲まれている人というのは自分の心の中でその囲いを作り出しているわけで、そのブロックさえ気持ちの持ちようで取っ払ってしまえば生き抜く方法はアレコレ見つかるように思います。

一人で暗いこと妄想しないで、僕にも相談して下さいね。

万難排して無から何かを作り出すことが、これから研究者、起業家となる皆さんの仕事になるわけですから。

2017年11月29日水曜日

大学院生を募集します。

皆さん、こんばんは。お久しぶりです。

このブログを含め、最近ネットでの活動をサボっていますが、見えないところで毎日ギンギンに仕事しています。

今年は脳障害者の方々のグループホーム(ミューズ神戸)立ち上げを企画監修するなど新たなことにチャレンジしてきましたが、来年はさらにもう一つ、新しいことを始めたいと思っています。

まだまだ構想段階で実現するかどうか協議中の案件ではありますが、実現すれば研究所(CBR)全体としてちょうどバランスが取れるような事業になると思うので楽しみです。

事業規模が大きくなってくると当然一人では現場もオフィスも回せなくなるわけで、チームビルディングというか組織化というか、とにかくカンパニー(仲間)を作らなければならなくなる。

「採用」という課題が出てくるわけです。

今、僕が一番欲しいものは、志を同じくする有能なパートナー。

もちろん「有能」と言ってもそのスタイルは色々あるので、テキパキ・ビシバシだけを意味してるわけではありません。

プロジェクトごとに適任な人が複数いるのが理想的ですね。

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で、ここからが今夜の本題になるわけですが、

僕のパートナー候補の一人として、大学院生を募集します。

普通、リハビリ系の大学院生というと、

1)平凡な研究課題があって、
2)地味にこつこつデータ取りして、
3)三流国際誌に発表して自己満足、

という人が多いと思うんですけど、もっと違った形のモチベーションがあっても良いかと思うんですね。

たとえば何か事業を興すために研究するとか。

起業志向型の大学院生です。

もし、そういうタイプの人がいるなら、一度、私に連絡して下さい。

来年4月の入学に向けて既に数名の候補者と面談しています。

現時点で残り1枠といったところです。

人生の流れを変えるため。

やる気と勇気を持って一歩踏み出してみて下さいね。

連絡先:坂本年将 Facebook(メッセンジャー)

2017年10月30日月曜日

歩行の神経科学とバイオメカニクス(東京会場)

12月16日・17日の二日間。東京でCBR臨床教育セミナーを開催します。

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 CBR脳とバイオメカニクス研修会
 〜歩行の神経科学とバイオメカニクス〜
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昨年同時期に開催された東京会場で大反響を得た伝説の研修会。

神経科学とバイオメカニクスをまとめて学べる次世代型の研修会です。





今年も私、坂本の企画・司会進行のもと、講師に福岡国際医療福祉学院の玉利誠先生をお迎えします。

玉利先生は日本神経理学療法学会の理事でもあり、既にご存じの方も多いと思いますが、私が先生と(ネットで)出会ったのは3年ほど前になります。

私のこのブログ「脳科学者の身辺雑記」に毎回いいね!をしてくれる人がいて、「この人誰だ?」と思いメールしたのが始まりです。

初めてお会いしたのは2年前。東京で開かれた全国理学療法学会でした。

「初対面なのに全くそんな感じがしませんね」と話が弾み、半年後にはセミナー開催。

これまで、

【CBRシンポジウム2016】(神戸)

【CBR熊本地震復興支援チャリティーセミナー】(福岡)

【CBR2016】(淡路島)

で先生のご専門である脳画像解析のお話を中心に講演して頂きました。

今回の研修会では玉利先生のもう一つのご専門である動作解析の話を加え、神経科学とバイオメカニクス(運動学)の観点から歩行について解説して頂きます。

神経科学と運動学は理学療法士にとって最も重要な基礎学問ではありますが、この二つの領域を融合する試みはリハビリテーションの世界においてこれまでほとんどなされてきませんでした。

これは両者に精通するセラピストが数少ないということでもあり、この不足を埋める教育プログラムの開発が急務であると考えてきました。

身体運動の制御は感覚機能を介した筋骨格系と神経系との相互作用によりなされています。

セラピストはこの仕組みを包括的に理解することが必要です。

私が知る限り、玉利先生はこの仕組みを初学者に効果的に教授することができる数少ないセラピストの一人です。

本研修会では、学生や若手が知識ゼロからでも理解できるよう、初日に加速度、モーメント、パワーといった物理学の基本的概念の解説から講義を始め、歩行に関わる関節運動の法則性を力学的に理解していきます。

そして2日目にはその関節運動を制御する神経系の働きについて、近年の脳画像研究からの知見や症例検討を交えて学習していきます。

先にも述べましたが、これまでのリハビリ業界では学校教育においてもそして学会においても神経系と運動器系は別物として扱われてきたように思います。

しかし、当然のことながら、人の身体運動において両者は密接に関係しています。

世界の学術は着々と学際化の方向に進んでおり、リハビリの世界においてもやがてこの波は訪れることでしょう。

「神経系が専門です」「運動器が専門です」といった専門性が意味を成さない時代が来るということです。

これからリハビリテーションを学んでいく学生や若手はキャリアの出来るだけ早い段階でそのことに気づき、視野を広げ統合する術を身に付けていかなければなりません。

この研修会がその一つのきっかけになれば幸いです。

次世代のリハビリテーションを担う皆さんへ。

今年も数多くのご参加お待ちしています。


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 CBR脳とバイオメカニクス研修会
 〜歩行の神経科学とバイオメカニクス〜
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■会期

1日目 2017年12月16日(土)14:00〜18:00
2日目 2017年12月17日(日)10:00〜16:00

■会場

東京都台東区(浅草雷門周辺)セミナールーム
*会場所在地はお申込み後お知らせします*

■講師

福岡国際医療福祉学院 専任教員/国際医療福祉大学大学院 准教授
玉利 誠

■企画・コーディネーター

神戸学院大学 准教授/脳とリハビリ研究所 ディレクター
坂本 年将

■研修会プログラム

http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics/program2017.pdf

■参加申込サイト

http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics

■講師プロフィール

1998年宮崎大学教育学部、2001年宮崎リハビリテーション学院卒業。臨床を経て、2006年より福岡国際医療福祉学院にて教鞭を取る。2015年国際医療福祉大学大学院理学療法学分野講師。2017年同准教授。脳卒中・パーキンソン病患者らの脳画像・動作解析に取り組んでいる。自身の研究に基づき、これまで数多くの研修会にて講師を務める。セラピストの卒後教育分野において現在最も活躍する理学療法士の一人である。2017年より日本神経理学療法学会理事。

■主催者プロフィール

1989年神戸大学医療技術短期大学部卒業。1994年まで神戸大学医学部附属病院理学療法部にて股関節症患者の運動力学的研究に従事する。1994年渡米。1995年ニューヨーク州理学療法士免許取得。その後、コロンビア大学大学院(修士)、MIT脳認知科学科大学院(博士)等を経て現職。『カンデル神経科学』をベースにしたニューロサイエンス基礎講座【CBRベーシック】を中心に、全国各地で基礎と臨床を繋げる各種セミナーを開催中。


主催:脳とリハビリ研究所(CBR)
運営:株式会社ステラマインド

2017年9月18日月曜日

裏を返せば...

先日、二日間にわたり県のサービス管理責任者研修会に行ってきました。

相談支援専門員と合わせて830名ほどが来ていたというから、なかなかに人気の研修会ですね。

障がいを持った人たちに福祉サービスの利用を勧めたり、サービスの内容を具体的に計画したりする人たちです。

個人的にこれまで医療、科学、教育と職域を拡大してきましたが、CBRグループホーム【ミューズ神戸】への関わりをきっかけに、このたび福祉の世界にも首を突っ込むことになりました。

医療と福祉の融合。

総合リハビリテーションです。...


研修会の内容は講義があったり事例紹介があったり座談会があったりとカラフルな構成で、短い時間の中で実務の概要を効率的に学ぶことが出来ました。

中でも、

「障がい者の気持ちを大切にしよう(本人中心支援)」

とか、

「支援者たちは立場を超えて力を合わせよう(連携)」

とか、

「目標が生きる力を与える(エンパワメント)」

とか、

研修会を通して繰り返し繰り返し語られていたことは「なるほどそうだ」と印象に残りました。

でも、これは裏を返せば、

「本人は周辺に置き去りにされ」

「支援者たちは互いにバラバラで」

「漫然として生きる力が失せる」

ような現場があるということなんですよね。。。

たぶん、そのような現場はたくさんあって、普通は放っておくとそのような現場になってしまうので、何度も何度も言葉にして意識付けする必要があるということなんでしょう。

福祉業界の人たちの話は妙に形而上的であったり、支援者に求めるものが高潔であったり情緒的であったりしてそのレベルの高さに圧倒されてしまうことがあるのですが、そこにはそういった裏表の事情もあるのではないかと思います。


講師の先生が、

「利用者さんたちが使う『普通の言葉』で考えることが重要だ」

と仰っていましたが、

私もそれは重要だと思いますし、また普通の言葉で十分にできる仕事ではないかとも思います。

でも一方で、

「エンパワメント」

とか、

「ノーマライゼーション」

とか、

「ストレングス」

とか、

サービスを利用する人たちが使いそうにない言葉を好んで使っているようにも思うんですね。

一昔前までは「クライエント」なんていう言葉も流行ってたみたいです。

例えばですけど、

「利用者のストレングス」

は、

「利用者の強み」

で良いんじゃないの?

「ストレングス」に何か特別な意味でもあるんでしょうか...?

2017年9月9日土曜日

痛みのクリニカルリーズニング

だいぶ涼しくなってきましたけど、まだまだ暑いですね。

この夏からは障がい者グループホーム【ミューズ神戸】の運営が始まるなど、医療職者を対象とした研修会の開催だけでなく、臨床のフィールドも開拓することができました。

グループホームは本当に楽しいです。ここには人の心と振る舞いを変えていく可能性が山盛りにあることを実感しています。

来週、【CBR2017】が例年通り淡路夢舞台であるのですが(今年は実は内々で...)、ここで少しミューズ神戸の様子もお話しする予定です。

お陰さまでCBRも多角的に活動を展開しています^^


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さて、今月は、来月東京で開催の「痛みのクリニカルリーズニング」を強力に案内していきたいと思っています。

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【CBRクリニカルリーズニング講習会】
〜痛みのクリニカルリーズニング〜
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■日程
2017年10月21日(土)14:00〜18:00
2017年10月22日(日)10:00〜16:00

■会場
J-Workout 株式会社
東京スタジオ
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今回講師をお願いします Physio Study Kyoto 代表の永井豊美先生とは3年近く一緒に仕事をさせて頂いています。

ちょうどCBRがセミナーを始めた頃からですね。

運動器のニューロサイエンスセミナーに参加されて、その後、神戸でクリニカルリーズニング(CR)の研修会を共同で開催したのが始まりです。

徒手療法を専門にされていましたが、「運動器疾患の治療にも脳の理解は必須である」と仰られ、CBRベーシック(“カンデル神経科学マスタープログラム”)も受講頂きました。

昨年7月には永井先生の伝(つて)で京都にCRの世界的第一人者Mark Jones先生をお迎えし、CRの国際セミナーも主催することが出来ました。

本当に「あれよあれよ」といった感じです。

今回の講習会はこのJones先生の国際セミナーのエッセンスを痛みのリーズニングに適用します。

そして日本人向けに日本語で噛み砕いてお伝えする純和風のしつらえを施しています^^

日本人なら出来れば日本的な言語世界の中で十全に講義内容を理解したいですよね。

2日間の講習会です。

1日目は【基礎編】【病態編】【臨床編】の3部構成で講義します。

「CRの基本」
「痛みのメカニズム」
「痛みのCR」

と順序良く学んでいきます。

メカニズムには、

「運動器の視点」と「神経科学の視点」

の二つがあることにご注目。

私も「神経科学」のパートで登壇します。

2日目は演習です。

2つのケースを用意しました。

初日に学んだCRの概念・手続きを痛みを有する患者の評価・治療に応用します。

参加型のグループディスカッションを行います。

運動器系のセラピスト(治療家)も神経系のセラピスト(治療家)もどちらも参加して下さい。

それでなくても(実は)狭いセラピストの守備範囲の中に垣根を作る必要はありません。

患者の痛みと格闘する治療者みんなのための講習会です。

そして、そして、今回はまた特別に脊髄損傷者専門トレーニングジム「J-Workout」さんの協力を頂き、江東区にある同社東京スタジオを会場とし開催します。

代表の谷野先生もCBRベーシックがご縁のお付き合い。

脊髄損傷者の多くが抱える痛みの問題にも有効な示唆が得られるセミナーにしたいですね。

数多くのご参加お待ちしています。

参加申込サイト
※講習会プログラムは上記サイトからダウンロード下さい

主催:脳とリハビリ研究所(CBR)
運営:株式会社ステラマインド
協力:J-Workout 株式会社