2015年10月6日火曜日

とかく根拠の薄いリハビリの世界で

昨夜は「みんなの思い」って怖いよねという類いの話をスポーツに絡めてしたんですが、リハビリも今はどうかは分からないけど僕が臨床してた頃(平成初頭)は「痛いのが良いんだ」なんて言いながらやってる人たくさんいましたね。医者やセラピストを含めて。。。当時のリハビリって「患者のやる気次第」みたいな空気があって、医者による処置が終わりその後良くなっていかないのは患者が怠けているからだみたいな感じやったですね。だから痛みに耐えて頑張ることはそれが本当に回復に繫がることなのかどうかはさておき象徴的に「善いこと」だったんだろうと思います。でも本当に痛い方が良いんですかね? 痛みに限ったことではないけれど、とかく根拠の薄いリハビリの世界でみんなが同じことを言っている場合には少しそのことに注意したいと思います。

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