2014年4月3日木曜日

主観の分断

来週から大学での講義が始まります。それで各科目における授業内容や学生の評価をどうしようかなんて打合せを最近ちょくちょくしてるんだけど、レポートの採点をどう客観的に行うかということも話題になったりする。確かにそうだよな。教員の気まぐれ(主観)で採点されたら学生はたまったものではないもんね。でまぁ、そこでレポートの評価を幾つかの項目に分けてやり、そこでの点数を合計しようなんてアイデアが出てきたりする。たとえば、「レポートの構成」とか「文章の明確さ」とか「考察の深さ」とかそういった細項目を別個に点数化し合計するわけです。でもね、これってホントに評価を客観化できてるかというとちょっと怪しいところはあるんだよね。だって、細かな項目立てをしたところで、その細部の評価は究極的には教員の印象(主観)によってなされるわけだから、それらを足し合わせたところでそれはやはり主観の総体でしかないんじゃないかと思うんです。つまり、塊としての主観を一旦分断して、それらをまた繋ぎ合わせて「客観です」って言ってるに過ぎないわけですよ。たぶん、「集計する」という行為がここでは重要なんでしょう。でもそれって、評価が客観的であると自分に思い込ませるための宗教的な儀式なんだってば。

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