2013年9月5日木曜日

昨日の話の続きなんだけど

昨夜は日本の博士号取得者の就職難について少し書いたんだけど、実は僕も個人的に何人もの人たちを見てきているんですよね。ズバ抜けた能力を持っているのに、求めていたアカデミックなキャリアを断念する人たち。

セラピストの世界の話じゃないですよ。サイエンティストの世界の話です。

昨日も書いたんだけど、博士号すら持たないセラピストたちが大学における正規(パーマネント)職を得ている一方で、研究者としての正規の教育を受けた人たちが非正規職の身分で研究したり、場合によっては、研究もやめて時給制のアルバイターになっている世の中ってなんか変ですよね。

どう見ても、後者の人たちの方が学者、研究者としてのポテンシャルは高いと思うんですよ。

ま、もちろん専門が違うんだから、いくら優秀でも知らないことを教えたり研究したりすることはできないわけだけど、それも最初だけの話で、ひょっとすると(と言うか、かなり高い確率で)サイエンティストたちがリハビリの研究に本気で取り組んだら、セラピストたちよりもかなり上手くやるんじゃないかな。

もちろんサイエンティストもいろいろだろうから、人は選ばないといけないとは思うけど、リハビリ系の大学職がそういう「正規な人たち」の亡命先としてもし本当に機能するなら、結構飛躍的に発展するかも知れないよ、リハビリ研究。

0 件のコメント:

コメントを投稿