2014年10月8日水曜日

スイング

今夜はちょっとだけ物理学賞の話をしましょうか。青色発光ダイオード。LEDライトの開発に至った一連の研究です。物理の研究のことはよく分からないので、これまでマスコミに幾度も顔を出してた中村修二氏にしかなかなか目は行かないのですが、この方、それまで技術者として勤めていた会社と訴訟して地裁で200億円を勝ち取るも、高裁でそれを2億円にまで減額された経験をされています。ま、2億円でもサラリーマンにとっては大金ですが、会社には中村氏の発明によって2000億円の利益が余分に出たとも認定されたそうで、同氏によれば、発明者が利益の0.1%にしか貢献していないという判断はあまりにもおかしいんじゃないの?これじゃ100%敗訴したも同然だ!と怒り心頭したそうです。これについての外野の意見はいろいろあるとは思うんですが、僕も個人的には0.1%は少なすぎるんじゃないかと思うんですね。アメリカの大学だと、研究者の発明が実用化されて利益が出た場合には大体その3分の1を受け取れることになっているはずです。日本の大学でも今ではTLOがあったりして場合によっては発明者に半分行ったりするんじゃないですかね。数年前にうちの大学でそのこと聞いたら半分あげるって言ってたよ^^。中村氏の怒りの原因にはこの研究の成功によって会社から受け取ったボーナスが2万円でしかなかったということもあるようなのですが、訴訟によって2万円が10,000倍の2億円にまでなったわけですから考えようによっては勝訴と言えるのかもしれません。一審で200億と言ってたものを二審で2億にしてしまう裁判所の振れ幅もスゴいですが、中村氏の人生もその上下動に負けず劣らずスイングしているように思われます。

0 件のコメント:

コメントを投稿