2015年7月29日水曜日

使いようによっては...

二日目終りました。神経科学会。朝は行くべき会場を間違えて小動物のfMRI計測の話を幾つか聞きました。なんかオカシイなとは思ったんですが、それはそれで聞き始めたら面白かったのでしばらくそこにいました。マウスで脳全体からの活動記録が出来ると分子操作することによる活動の変化が見れたりしてより深層のメカニズムに迫って行けますよね。。。その後、お目当ての感覚のセッションを少しだけ聞いてランチョンセミナーとなりました。ATRのImamizu先生のお話でしたが、人の脳活動の95%は安静時の活動で、課題遂行時はそのベースラインから5%しか変動しないとか。そして安静時の活動を知ることでその人が学習できる上限が予測できるという。コレ、使いようによっては恐ろしい研究成果にもなり得るものですが、医療場面では患者の治療ゴールの設定などに使えるかもしれませんね。。。午後はポスター見て回って、Hikosaka先生の大脳基底核の話を聞いて、その後、記憶のシンポジウム、痛みの一般演題へと居場所を変えて行きました。一つ一つ書き出すととてもじゃないけどここに収まらないので、今夜はこのあたりにしておきます...

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