2015年7月2日木曜日

お前は不幸な奴だ

昨夜はなんとなく書き始めて、今の学生が僕らの時代(25年ほど前)の学生と比べて幸せなのかといった話に落ち着いた。もちろん「そんなの今も昔もその人次第じゃん」ということではあるのだが、リハビリ教育の体制が整備されてその分幸せを感じている学生が増えたかというと、昔と比べてほぼ横ばいか、抽出するサンプルによっては逆にその割合は減っているかもしれないね。確かにハピネスの定義は人それぞれで、誰かがほかの誰かに向かって「お前の人生は幸せだ」とか「お前は不幸な奴だ」と決めつけるのは難しい。でも、理学療法士になることに大きな希望を抱いている学生も昔と比べてそれほどいないのではないかと感じるのは気のせいか。。。いや、特に、これはシリアスな話じゃないんです。Don't take it seriously。僕が教えている学生たちは皆ほんとに良い心を持った子たちなんです。でも、ただ恵まれた環境を与えるだけで人は幸せを感じるほどシンプルなものでもないんだなと思うわけですよ。たぶん、欲せずして与えられたものに人はそれほどの有り難み(喜び)を覚えることができないんだろう。これは学生に限った話ではなく一般論ではあるけれど、価値を理解できない人というのは喜びにも恵まれない人なのかもしれません。

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