2015年6月17日水曜日

垂直軸において異なる文化

先日、うちの卒業生で、今、大阪大学の医科学修士課程(MPHプログラム)にいる加葉田くんと話をした。理学療法士(PT)や作業療法士(OT)が大学院に行くとなると多くは公立の保健学系やうちの大学院のようなリハビリ系のプログラムに進むわけだけど、彼はフルタイムでの在学が必要な、言ってみれば「本物の大学院」に進学したわけです。講義も平日朝から晩までみっちりあるようで、バイオ、工学、統計、その他諸々幅広く学んでいるようです。コメディカル出身の人たちは周りにいるみたいだけど、PTやOTはいなくって、先生たちは医学部や理学部の出身者が多いようです。僕も博士課程はPTやOTのいないところでやったので、やっぱそういう経験している人と話をすると通じることが多くて盛り上がりますよね。加葉田くんとは彼の学生時代から「その手の話」をしてきたので、今、それを実際に経験することでその意味を確認してる段階だと思うんですけど、僕の場合は、そういう経験した先生や先輩が周りにいなかったので、大変だったというか、毎日が発見の連続だったというか、垂直軸において異なる文化を体感した覚えがあります。それにしても、人に自分のバックグラウンドを「理学療法です」と言うのを躊躇うことで共感するのも何だかなぁと思うよね...笑

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