神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 准教授 坂本年将のブログです。日々の生活についてアレコレ書いていきます。専門は脳科学(PhD)とリハビリ(理学療法士)です。脳とリハビリ研究所 Facebook ページ https://facebook.com/cbr.jp
2015年6月13日土曜日
58%が不合格
先日の水曜日に「理学療法研究論」の中間テストを返却しました。3年生のクラスです。平均点が70点くらいになるつもりで問題を作ったのですが、終ってみれば57点になりました。比較的優秀な学年なので問題ないかと思っていたのですが、予想以上に難しかったみたいです。得点はやや2峰的ではありましたが正規分布していて50点台がボリュームゾーンになりました。大学では80点をA、70点をB、60点をC、60点未満をDとする評価基準があるのですが、これに従えばクラスの58%の人たちが不合格となります。人数にすると20名以上ですね。3年生なので再履修となれば4年生の臨床実習も行けなくなり、このままいくと大量の留年者を出す事態となります。このような場合はどうすれば良いのでしょうか?一般的には合格させることを目的とした再試をするのでしょうが、僕の場合は小テストやら期末テストやら学期中に何度もテストをしますし、また extra で試験をするとなると学生にとっても教員にとっても余分な「手間」がかかりますので、僕はこのような場合はいつも合格点を左にずらします。つまり合格点を55点とか50点に移動させるのです。よく「60点未満は不合格だ」と言ってる教員を見かけますが、「60点」と言っても何を100点とするかによってその60点は変わってきますよね。とても当たり前のことなんですが、ココ、多くの人が見落としてます...。
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