2013年4月3日水曜日

臨床実習を乗り切りたいなら...

昨夜に続いて臨床実習の話をしましょうか。

実はね、僕、理学療法の臨床実習については20年ほど前に何編か論文書いてるんですよね。そこらのPTさんより実習については詳しいんだぜぇ〜。

で、今夜は思いつくままにアドバイスしたいんだけど、まず学外の実習では二種類の関係について上手くやることを意識しておきましょう。

一つは実習指導者(SV)との関係。実習現場でのあなたの成績を付けるのはSVです。SVをとにかく2ヶ月の間好きになりましょう。もし好きになれないところが見えてしまったとしても、どうしたら好きになれるか一生懸命考えて下さい。それも実習の大事な一部であり、そこでもあなたの問題解決能力が試されています。

二つ目は患者さんとの関係です。知識と技術が身に付いていない間は自信もなく、また評価・治療をする上での作業に追われて患者さんとの関係を作るのは難しいですが、目線が患者さんではなく、自分に向いていないかどうか、常に意識するようにしましょう。これもまた、患者さんに好かれるにはどうしたら良いか、あるいは患者さんを好きになるにはどうしたら良いかを一生懸命考えましょう。

少し乱暴な言い方をすれば、この二つの関係さえ上手く作ることができれば、少々あなたの基礎知識が欠けていたり、治療の仕方が下手っぴぃであったとしても、それが致命的な問題に発展することはないものと思われます。

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