2012年10月4日木曜日

「地域PT学」って、何?

この前、学生数名と雑談していたのだけど、ひょんなことから「地域理学療法(地域PT)学って何や?」という話になった。正確には学生が僕にこんな質問をした。

「先生、地域PT学って何ですか?」
僕は即答した。「知らん」

だって本当に知らないんだもん...。

数年前にもある教授(理学療法士さん)と話していた時に、同じような問答をした覚えがあるのだけど、その時には、その教授曰く「理学療法士の業務を踏まえると、地域PT学はPT学のコアと言える」とのことだった。「???」「何、それ?」

僕としては、「PT学のコア」というのは、脳卒中の理学療法であれ、膝関節術後のそれであれ、どんな理学療法(physical therapy)を行うにおいてもその基盤となるものがPT学のコアじゃないのかとお伺いを立ててみたのだが、良く伝わらなかったみたい。変なニョ。

たぶん、これは僕の推測なんだけど、地域PT学って、病院以外の場所で行う理学療法のことを言ってるんじゃないかと思うんですよね。たとえば、患者さまのご自宅とか。じゃなかったら、地域を対象に理学療法すること? 「地域」って、実体ないように思うんだけど。どうやって理学療法すんだろ?

それとも「地域住民のための理学療法」のことを言ってるのかな。。。でもそれだと病院にもその周辺地域の人たちがやって来てるわけで、その人たちにホットパックしたり電気当てたりするのも地域PTになるんじゃないの?

一応、僕、リハビリ学部の先生なんだけど、実はその辺のことって、よく分かってないんですよね ^^;

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