2012年10月31日水曜日

レポートがんばってぇ

うちの多くの3年生は今レポートをせっせと書いているはずなのだが、はて、実際のところはどうなのだろうか。11月2日〆切。僕が担当する臨床理学療法学演習という科目の症例レポートである。

こんな患者さん診ました。
こんな理学療法やってみました。
こんな効果がありました。

ということを丹念に describe した上、理学療法士としての自らの仕事を自己批評することで書き上がってしまうはずのものなのだが、

みなちゃん、うまくいってまちゅ?

良いレポートを書く秘訣は、まずレポート全体の構図を描いてみることである。

アウトライン。
話の流れだよ。
パラグラフ・ライティング。

そしてその上で、組み立てたそのフレームに一つ一つの文章を流し込んでいけば良い。

書くという行為は考えるという行為であり、そして考えるという行為はもう一人の自分と対話することである。

自問自答。

あなたのレポートを読む人は何を読みたいかというと、やっぱ考察を読みたいと思うんですよね。あなたが考えていることの深さを知りたいってこと。こういうのって、結構その人が丸見えになったりするんですよね。で、結局のところは、レポートの評価(ABCD)もここで大方決まってしまうのだと思う。

A:そこまで考えてるんかぁ。
B:そこまでかぁ。
C:そこ?。
D:何?...。

最終的には show up、make up していくための「見せ方のスキル」も磨かなくてはいけないと思うけど、まずは熱のこもったレポートが書けるよう、

「レポート書きを楽しめるスキル」
「患者さんのこと考えることを楽しめるスキル」

を身につけないとね。

これ、身につけなきゃ、コレから先、大変だと思うよ。

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