2014年8月15日金曜日

酷道309号線

今日の夕方、神戸に帰って来た。紀伊半島を車であちこち回ったのだけれど、奈良県天川村における山越えはちょっとヤバいくらいにハードだった。一応、「国道309号線」という立派な名前は付いているのだけれど、峠を越える前後25kmほどは車一台がやっとこさ通れるほどの幅しかない。舗装は一応されてはいるが、路面はかなり傷んでいる。落石落盤転落注意。道に張り出す岩壁オーバーハングとガードレールのない剥き出し絶壁はなかなかに威圧的。おいおい、坂の上から滝のように水が流れてきてるじゃないか。コレ、前日の大雨で本来の滝から道に水が溢れて来てんだよ。。。やっと山頂に辿り着いたと思ったら今度は電灯のないトンネルが待ち構えていた。電気来てないんだよ、きっと。登りと比べたら下りはちょっと穏やかだったわけなんだけど、この難所を走り抜ける頃にはなんだかUSJにやって来たみたいな気分がした。ワイルドにマイナスイオン。空気の良い天然ナチュラルな環境というのは実はとても人間にとって過酷な環境なのだということを覚えておきたい。いつもとは違うバンピーな道を行きたい人にはおススメですが、大阪の路地裏を無傷で走り抜けるくらいの運転技術はあった方が良いと思う。酷道309号線。


峠のトンネル



見晴らしは良好です


20 kmほどこんな感じ。昼なのに薄暗い。熊が出るそうです。


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