2014年5月21日水曜日

写経はポイント低いっぺ

今日は1限に理学療法研究論があった。来週中間テストがあるんだよね。小テストも結構頻繁にやってて、今朝は答案の書き方についてちょっとしたワンポイントアドバイスをしちゃいました。どんなアドバイスかって言うと、安易に引用しても評価は低いよってこと。よく「◯◯を定義せよ」みたいな問題を出すんだけど、学生によっては何かの本に書かれていたものや僕が黒板にメモしたものをそのまんま転載してくるわけだけど、これだと本当にその学生がその定義を理解して解答してんのかどうかは分からないんだよね。たとえば、全く意味が分からなくてもギリシャ語の文章を見たままに書き写すことならそんなに難しいことじゃないでしょ。結局、そういう解答って、テストとしてはほとんど意味を成さないんですよね。採点してても、「あぁ、頑張って暗記したんだね...」みたいな感慨しか湧かないわけです。だから、学生には自分が本当にその言葉の意味を理解しているということを証明するために、自分の言葉でその理解を表現しなさいってアドバイスしたんですよ。その意味を考えることなく写経を繰り返したところで実生活にはあんま役に立たないんじゃないかと思うんですよね。

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