2013年6月15日土曜日

ハードからハートへ

今朝、フェイスブックに一つ写真を投稿したんだけど、その時たまたま「ハード」という言葉を使ったんですね。「固い」とか「難しい」とか「激しい」とかそういった意味ではなくって、ハードウェアのハード。建物とか設備とか機械とか、まあ、そういった「物ども」という意味です。

インフラストラクチャーと言っても良いかもしれない。何か事業、活動をしていくための基盤となるもの。

具体的には、「うちの大学は図書館が充実してるよ」って話だったんですが、その記事を投稿した後(というか書き込んでいる最中)に、「ソフト」はどうなの?って思っちゃたんですよね。

ま、敷地を持たないネット系の大学ならいざ知らず、うちのようなリアル系の大学は「キャンパス」という実物があってのものなんだから、ハードが充実してるのはとても良いことだと思うんですよ。

実際に図書館だけではなくって、教室がある建物とか、実習室とか、体育館とか、グラウンドとか、スポーツジムとか、カフェテリアとか、とにかくリハビリ系に限ってみたら、これだけ学生が学んだり遊んだりするインフラが整っている大学ってなかなか無いと思うんですよね。どっかある?

でも、入学してくる学生たちが「設備がスゴかったから・・・」という理由だけでうちの大学を選んでいるのなら、それはちょっと喜んでばかりもいられないんですよね。

アメリカの大学を例にすれば、MITとかハーバードとか、世界でも一流と評価されてる大学の研究設備って以外としょぼいんですよ。普通、動かすとガタガタ言うような古ーいぼろぼろの機械使ってます。日本の理学部とか医学部から来た留学生は皆、「日本の設備の方が良い」って言ってましたね。

でまあそれで何を言いたいかと言うと、物が大事なのかアイデア(無形の財産)が大事なのかっていうことにもなるんですが、ある程度のインフラが整えば、あとはやはりスーパーストラクチャーがその大学の価値を決定づけていくことになるんだろうと思います。

うちの大学に何があるかな? 無形の財産。

0 件のコメント:

コメントを投稿