そんでまずは昔話を一つしたいんだけど、僕がPTの学生であった頃(約25年前)は病院実習って3期あったんよね。8週間を3回すんの。2期までしかないうちの若い衆にとってはそんなこと信じられんかもしれないけど、コレ、昔話ってだけで、実話なんですよ。
そんでもって「学生の負担」とか「パワハラ」とか、学生を保護するといったコンセプトはまだまだ無かった(あっても薄かった)時代だったんで、レポート課題とかは今よりもたくさん出てて、患者さんを診る練習に病院来てるんだか、レポート書き勉強しに来てんだかよく分からないところもありましたね。
前の晩、3時間しか寝てなくて患者さんのリハビリ担当するのって危なくないですか?
リスク管理出来てんの?
って思ったこともありました^^。
そんでね。僕らの時代は理学療法の学校ってみんな3年制だったんだ。学校で勉強するのは2年間だったんですよ。だから学生の知識も技術も今と比べりゃもうそりゃ滅茶苦茶な状態で現場に放り込まれるわけ。
でもね、みんなそれでも結構楽しく実習やってたような気がするな。僕もめっちゃ楽しんでた覚えがある。だって、学校で訳の分からん授業聞くより患者さんの問題どうしたら良いんだろうって考える方がよっぽど価値あることじゃないですか。学校で授業聞いててもそれだけじゃ誰の役にも立ってないわけで、患者さんの問題を解決することで初めてみんなの学んだことが意味あることになるんだよね。
2期の実習の乗り切り方はね。たぶん自分がどれだけ患者さんに価値を提供できるかということにフォーカスできるかだと思うよ。実習におけるすべての行為はそこに繫がるべきだと思う。雑音に気を取られて目標を見失っちゃいけない。
良い理学療法士になるためには今何を為すべきか。為すべきと信じることを精一杯実行してみるのです。必ず道は開けます。
0 件のコメント:
コメントを投稿