2013年2月27日水曜日

トップへの道

昨夜のブログでは我が校における国試合格の見通しが思ったよりは良好であることをお伝えし、その勢いで口(手)が滑って「関西私学で一番になろう」なんていう、隠しておくべき野心をチラつかせてしまったわけだが、実はこれ、うちの大学がちょっと本気でやりさせすれば簡単にできることだと思っている。

確かに何をもって「一番」とするかは意見の異なるところだろうとは思うけれど、大学の存続(= 入学者の確保)ということに焦点を当てるなら、野球のバッターに「三冠王」というのがあるように、大学にも大事な三つの数字というのがあります。特に理学療法士のような「資格もの」のプログラムではね。で、その三つの数字が何かというと、それは

「偏差値」
「合格率」
「就職率」

です。

「偏差値」というのは大学の理学療法プログラムの入試偏差値のこと。そして「合格率」というのは理学療法士国家試験の合格率のことです。就職率も細かく言うなら、「理学療法士」というポジションにどれだけの学生が就けたのかが重要です。いろいろな考え方はあるだろうけど、大学の理学療法士養成プログラムを修了して、「銀行マンになりました」「大工になりました」「ビルの清掃係やってます」っていう人たちを含めての就職率は、理学療法士になりたくって大学を探している人たち(つまり理学療法の学校に入学する大多数の人たちです)にとってはあまり意味の無いものになるからね。

で、我が校のこれら三つの数字を見てみると、就職率(限りなく100%)はさておき、偏差値と国試合格率はまだまだ改善できる余地があるんじゃないかな。ま、個人的には国試の合格率がその大学の格や面白さを表す数字であるとは全然思ってないわけだけど、受験生やその親御さんたちにとってみれば一つの大事な指標になるんでしょう。

今年もし、うちの国試の合格率がトップクラスに来るようだと、残るは偏差値になりますね。この数字を構成する要因分析をしっかりして、対策を当たり前にしていけば、上で述べたように関西私学トップもチョロいもんだと思ってます。ただ、問題はそれをやるかどうかだね。

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