2013年1月20日日曜日

役立たずはどっちだ?

今朝、メルマガを書いていて、話の流れの中で「役立つ研究」という話題に辿り着いた。臨床をしている人であれば基礎研究を、基礎研究をしている人であれば臨床研究を、時として「臨床(または基礎)の役に立たない」と思ってしまうことがあると思うのだが、この場合は注意しな
くちゃいけないよね、って話です。他者の研究なり論文なり臨床の実践なりが自分の生活や仕事に役に立たないと思われるとき、僕たちは

「それが本当に役に立たない代物なのか」

あるいは

「自分が役に立たない人間なのか」

の二つの可能性を常に考えるようにしようよ、ということです。

後者は正確には、「その代物を役立てられない人」という意味ですが、これって、話を飛躍させるといろんなことに応用できる考え方だと思いますね。何かを活用するためには、それを活用するための知識やスキルが必要だと思うのですが、この知識やスキルが少ないと、世の中は自分にとって役に立たないもので溢れてしまうのかもしれないね。

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