2012年4月9日月曜日

5分で終わる弁論準備

今日の弁論準備は5分で終わった。いや、実際には5分もかかんなかったかもしれない。典型的な弁論準備と言えるだろう。テレビでたまに見かける刑事訴訟とは違って民事の弁論なんてあっけないもんです。相手さんの主張の途中で「異議あり!」と叫んで席を立つなんてことはやりません。原告、被告、そして裁判官が会議用の丸テーブル(8〜10人用)をゆったり囲んで座り、裁判官から「原告の坂本さんから◯月◯日に原告第〜準備書面、甲◯〜◯号証及び証拠説明書を頂いています。被告はこれに反論して下さい。では、次回期日ですが・・・」という感じで、次回の日時を三者で設定すればそれで終わりです。2月の和解交渉の席では、ああだこうだと言って裁判官とのお話に熱が入りましたが、今日は穏やかに淡々と時間が過ぎました。被告さんはどんな反論してくるんだろうね。裁判官も仰せの通り、事実関係の審理は済んでいて(裁判官の心証については和解の席ですでに伺っている)、争点は原告の請求の法的要件に絞られている。裁判官は早く終わりたいみたいだけど、被告の反論次第ではまだまだかかるんじゃないかな。。。


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