2012年4月4日水曜日

それって、あなたへの言葉じゃないの?

4月は新入社員や新入生といった人たちが会社や学校に入って来る季節で、彼らが目上の者から訓示を受けている光景を目にすることがたびたびある。組織にはそれぞれその組織特有の行動規範があり、どのような行動が是で、どのような行動が非なのかを、新たに加わる構成員に伝達する必要があるわけだ。「研修」や「オリエンテーション」と呼ばれる営みの大きな目的はこれですね(もっと大きく言えば、これは家庭や学校や会社でなされている「教育」の究極的な目的でもある)。で、これはこれで理解できるのだが、時々、壇上でお話してる人が新入りさんのちょっとした仕草とか言葉尻をつかまえて、「態度」やら「マナー」やら「言葉遣い」やらについて大声で説教してたりするんですよね。で、そういう説教してる人を見ると(その人のことを個人的に知っている場合であるが)、大抵そういう人って普段の態度が横柄であったり、会議の途中でよく席を立ったり、同僚への言葉遣いがぞんざいだったりする人なんですよね。。。「それって、あなたへの言葉じゃないの?」とついつい思ってしまうことって割にあります。皆さんも注意して周りをご覧になって下さい。この季節、面白い発見があったりするかもしれませんよ。

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