2016年3月26日土曜日

無法地帯

昨日、山陰の小川先生がシェアしていて知った記事。理学療法士の臨床実習についてはこのブログでもちょいちょい書いていますが、いよいよ諸々の問題が世間の目に触れることになってきました...。ま、と言っても、それは大袈裟で、世間の人たちが狭いリハビリの世界に特に関心があるわけではないんですけどね^^。

質問書の中身は、

「一 無資格診療の疑いについて」
二 臨床実習の実態について」
三 養成施設について」

の三部構成で、手短かに要約すると、

1)学生という無資格者が患者に理学療法を施し施設が対価(診療報酬)を得ていること、
2)実習指導が確たる基準もなく行われパワハラ・セクハラ等が横行していること、
3)養成校の教育水準が低くまたその実態が世間に十分に公開されていないこと、

などが記載されています。

この書面がどのスジから出てきたものかは分かりませんが、これだけ読むとエラい酷い状況(無法地帯)のように思われますね。少し前に日本理学療法士協会長が臨床現場で「なんちゃってリハビリ」が横行しているという事実を公表されておられましたが、現場がそんな風だと実習も「なんちゃって」になって仕方がない、といった推論も成り立つのかもしれません。

政府の見解を聞いてみたいですネ。

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衆議院 質問主意書本文
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a190180.htm

参考ブログ【脳科学者の身辺雑記】暇つぶしリハビリテーション
http://www.toshiznet.com/2013/10/blog-post_2.html

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