2016年3月13日日曜日

あの人バカだ

今日は車であっち行ったりこっち行ったりしてたんですが、運転しながら「バカの本質」について考えた。別に目の前にバカだなぁと思う人がいたとか見たとかそんなんじゃないんですけど、不意にピンとくるものがあったんですね。我々はどんな時に「あの人バカだ」と思うのか。。。もちろん一言では言えない奥の深さと幅の広さはあると思うのですが、まず感情をコントロール出来ない自分や他者。人は感情で動くと言うし、世の中には考えるよりも感じろなんて言う人もたくさんいるわけですが、実際には我々は感情に支配され理性を失っている人を見ると口に出さないまでもバカだと思うんじゃないのかな。たとえば「バカな買い物をした」なんて言う時は感情に流されて(買わなければ良かったものを)買っちゃってるんだろうしね。。。二つ目は「信念」に凝り固まってルールを破ることが出来ない人だ。信念を持つことは生きる上で大事だと思うけど、そのベースが実は曖昧で迷信に近いものであるにも関わらずなぜかそれを信じ切ってしまっている場合なんかに言えますね。「信じる」という行為はある意味その他の可能性を捨てることであり行動を単純化する側面がある。たとえば、何をやっても(どんな入力をしても)同じ応えしか返さない機械などを我々は「(その機械が)バカになった」と言う。。。このように考えると、数学の問題が解けないとか、漢字が書けないとか、そういうことよりも自制や柔軟性の欠如にその本質はあるように思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿