2014年9月11日木曜日

スゴく見どころ

来週末開催のCBR2014にはいろいろと見どころがあるんですが、実はまだ公開されていないもう一つの見どころがあります。それは一般演題の学生発表なのですが、中でもうちの4年生のKくんの発表は要注意、じゃなかった...要注目です。Kくんは僕のラボの学生ではなかったんだけど、入学時から要所要所で何かとお話することがあり、2年生の時からよそのラボで分子生物学系の研究したりもしてたんですよね。それで理学療法士になるかサイエンティストになるかといったことも話してたりして、彼との進路相談については少なからず私見を挟ませてもらっていました。彼の中でもこの1〜2年いろいろと考えるところがあったようですが、ひとまず阪大の大学院で公衆衛生学をやることにしたそうです。アメリカではMPHと言って、修士課程修了時にMAやMSよりも専門特化した professional degree が授与される一つの確立されたフィールドなのですが、日本ではどうなんでしょうか。少なくとも、誰でも入れる大学院ではなく、英語の試験がTOEFLであったり、海外からの優秀な留学生も混じってたり、リハビリ系によくあるような本業の片手間ではなく、大学院へのフルタイムのコミットメントが求められていたりと、話を聞く限りはちゃんとしたプログラムのようなんです。それでまぁ、そんな理学療法出身者がなかなか行かない(行けない)ような学問の世界で自らを鍛えようという彼のような学生がどのようなことを考えて学部の4年間を過ごしたのかということをこの機会にちょっくらお話してもらおうと企んでいるわけですよ。あ、コレ、あくまでも僕からの依頼での話であって、Kくんがどうしても話したくて話すわけではないことを付記しておきますね。いずれにしてもスゴく見どころ。

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