2013年5月21日火曜日

必要はシナプスの母

先日、メルマガを書いていて何気なく思い浮かんだ言葉なんだけど、コレ、なかなかイイかもしれない。「必要はシナプスの母」。前回の特集でCI 療法を取り上げたのだが、この治療法のコンセプトというか目指しているものを端的に言葉にするとこんな感じになるのかなと思った次第です。

患者さんも必要に迫られると、動かないものも動かさなきゃならなくなるってことを狙っているわけで、動かないものが動くようになるには、脳の中でシナプスが出来なきゃいけないってわけですよ。

ま、もとの言葉である「必要は発明の母である」ってのも形而下学的に突き詰めていけばシナプスの形成に辿りつくのだろうしね。発明するには「あっ、そうだ!」って閃かなきゃいけないわけで、閃いている瞬間ってたぶんそれまでなかったシナプスがバババって出来たりしてるんだと思う。

もともとは『ガリバー旅行記』のジョナサン・スウィフトが作品中で使った言葉らしいのだが、なぜかトーマス・エジソンがこの言葉に対してクレジットされている。ま、それはまた別の機会に話題にするとして、エジソンって、さっき調べたらかなりアグレッシブな人だったみたいです。

特許技術を柱にGEというベンチャーを興して、80歳まで1日16時間働き続け、その合間にバンバン訴訟もこなしたという。小学校の偉人伝には出て来ないガツガツしたエジソンさん。シナプスの話からは逸れるんだけど、そういう伝記があれば一度読んでみたいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿