2015年8月22日土曜日

無数の細部が

昨日と今日と高松市で勉強会でした。CBR第5回合宿勉強会です。普段なかなかラボのメンバーとゆっくり話す時間もないので、たまにこういう形で特別に時間を作らないと細かいところまで意思疎通できないんですよね。「阿吽の呼吸」とか「ツーカーの仲」とか多くを語らずとも分かり合えると理想的なんでしょうが、少なくとも研究に関して言えば、それではうまくいきません。コンピュータ・プログラムに一つ小さなバグがあるとそれだけでシステムが動かなくなるのと同じで、研究も無数の細部が集積することで初めて成り立つものだと思います。その昔、ワトソンとクリックがケンブリッジで毎日4〜5時間DNAの構造解明に向けてとことん話をしていたらしいですが、ホンマそのくらいやらんとアイデアって形を成していかないと思うんですね。ま、これは研究に限らず、臨床も同じだと思うけど、なかなかそこまで議論する時間もなければ知識も熱意もないことがほとんどなんでしょうね......みたいなことも含めて今回の勉強会では話しました。

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