2015年5月13日水曜日

夢探し

近頃の若者ってどうなんでしょうね。いや、ちょっと、「夢あるんかなぁ」と思ってね。ま、こういうのは時代によるものではなくって、その人によるものなんだろうとは思う。つまり、いつの時代にも夢のある人にはあるし、無い人にはない。でも、僕が日々関わるリハビリの世界の若者について言えば、僕らの世代、つまり30年近く前の若者と比べてやっぱどうみてもテンション下がってるように思うんだよね。いや、僕は何も「僕らの時代わぁ・・・」なんて昔話をして説教したりする趣味はないんだけど、やっぱ、冷静に考えて夢見つけるの難しいだろうなぁと思うわけですよ。昔は(つまり僕らの世代くらいまでなら)ちょっと控えめに「夢は平凡なサラリーマンになって、安定した平凡な人生を送ることです」なんて真顔で言えたわけだけど、今そういうこと言うのはなかなか勇気のいることなんじゃないかと思う。もちろんリハビリ職でも大金持ちになったり、国会議員になったり、大学教授になったりして世俗的に成功することはできるだろうし、また世のため人のために働いて貧しくも高貴な精神生活を送ることも可能なのかもしれないけれど、今のリハビリ系の若者が本当にそういう諸々の成功に心からの憧れを持てるかというと、なかなか持てないんじゃないかとも思うんだよね。勝手な推測なんだけど。

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