2014年6月18日水曜日

フェアネスを基軸としたリーダーシップ

実は今、あるチームプロジェクトに関わっています。チームが出来ると必ずそこにはチームリーダーが存在したり現れたりします。一概には言えないと思うけど、どちらかと言うと、「存在する」よりも「現れる」方が僕は良いと思うんですよね。自然発生的にと言うか自然の摂理に則ってと言うか、必要性に迫られて周りのみんなから押し上げられていくリーダー。

組織の質って結局は決定権を持ったリーダーによって決まると思う。そしてその決定にはそのリーダーの価値観(何を大切にするか)が色濃く反映されることになる。ぶっちゃけた言い方をすれば、スケールの小さい二流の価値観を持ったリーダーが率いる組織は自ずとスケールの小さい二流の組織に成熟していくものだし、大きな一流の価値観を持ったリーダーがいる組織は自ずとそれに見合った方向へと進んで行くものだと僕は思う。

それでね。これは誠に珍しいケースなのかもしれないんだけど、その僕が今関わっているチームでリーダー役やって頂いている方が「現れた」方のリーダーで、ホント素晴らしい人なんですよ。僕より10歳ほど上じゃないかと思うんだけど、プロジェクトのことを良く知っているだけでなく、フェアネス(fairness)のセンスがきちんとある人なんですよね。a sense of fairness。

まぁ、意図的に不公平なことしようと思う人はそんなにいないとは思うんだけど、結果的に一部の人たちだけに有利(不利)になちゃってることってよくあることだと思う。要はその不公平さに気付けるセンスとそれを解消するための方法論を持ち合わせているかどうかってことなんだろう。僕はこのプロジェクトにおいては幾つかの事情があって端役に徹しているわけなんですが、そういうリーダーがいるといろんな意味でホント助かります。全く悪い意味じゃなくって、ただ頷いてるだけで問題は気持ちの良い形で片付いていくわけですからね^^。

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