2013年12月6日金曜日

‘施術系セラピスト’

さっきまでメルマガ(【脳とリハビリ】)最新号の原稿を書いていたんだけど、いつも理学療法士や作業療法士や言語聴覚士などの所謂リハビリ専門職者をどう短く表すかに困るんですよね。PT・OT・STと略記すれば良いのかもしれないけど、読者にはリハビリ職以外の人たちもいるし、個人的にこういう「リハビリ通」の言葉を使うのは出来るだけしないようにしてるんです。ま、「セラピスト」と言えばたぶん伝わるとは思うんだけど、別にPTやOTやSTたちだけが世の中でセラピストと呼ばれているわけではないもんね。だから時々は「リハビリ系セラピスト」なんて言ったりもしてるんだけど、文脈によってはしっくり来ない時もある。今日なんかは「痛み」の話で、「痛みに対するリハビリ療法をしてる人たち」を意味したかったんだけど、リハビリ療法って言ってもiPS使った再生医療なんかもリハビリ療法と言えばリハビリ療法なわけで、こりゃ困ったな...って思ってたら、ふっと ‘施術系セラピスト’ という言葉が天から降りてきた。なんちゅうか、薬とか科学テクノロジーとかそんなのを介在しないで生身の腕一本で勝負する感じのセラピストだよ。こう言っちゃえば鍼灸師さんなんかもこの中に含まれてくるんだろうし、うん、これは使えるかもね。

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