2016年7月22日金曜日

実践的な学び

大学では前期の授業が終わろうとしてます。来週から期末試験です。そして今日は一足お先に2年生の「生理学実習」という科目のまとめ試験がありました。6人の教員が屋台方式で分担する大掛かりな科目です。「屋台」というのは各教員が同じ時間帯にそれぞれ別に同時進行で授業する授業形態で、もう一つのスタイル「オムニバス」は各教員がたとえば15回の授業のうちの何回かをそれぞれが担当するものです。だから屋台はオムニバスより人手がかかる高燃費なやり方なんですね。僕は今年から担当で、いきなり科目責任者を任されたのですが、周りの助けもあって恙(つつが)無く終えることができました。合計30回の授業を行いましたが、終わってみれば、と言うかやってる間も楽勝でしたね^^v。講義だと、たとえ15回でもその科目に関して相当な知識を持っていないと実のある授業をやり通すことは出来ませんが、実習の場合は基本的に一つコンテンツを作ってしまえば、その繰り返しなので授業の時間数の割には楽なんですよ。おまけに授業中も学生が手を動かしてやってくれるわけだから教師が自分の知識を動員して話する時間は圧倒的に短くなるのです。うちの大学ではないですが、カリキュラムに実習がたくさん組み込まれていることを「実践的な学び」と称してそれを売りにしている学校が少なからずあるけど、あれって教員が理論的に教えられないから実習が多いだけなのかもしれない(笑)。僕にとっては初めての実習担当でしたが、こんなに楽ならもっと早く実習科目を担当しとけば良かった。。。各教員の授業負担をカウントする時に、講義も実習も一コマの担当は同じ一コマなんだよね^*

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