2012年7月29日日曜日

尼崎連合軍

昨日からの流れで高校野球ネタをもう少し。実は昨日、試合が終わった後の閉会式で、二つの公立校が県大会の敢闘賞を受けたんです。こういう賞があるのを僕はまったく知らなかったのですが、大会を運営する全国高校野球連盟(だったと思う)の役職の方から直々に表彰状が授与されていた。一つは神戸の名門、長田高校。兵庫、神戸と並ぶ進学校ですね。そしてもう一つは尼崎双星高校。えっ、こんな学校あったん?

実は僕も今回初めて聞いた名前の学校だったんですが、調べてみると、なんと、我が母校、尼崎東高校のDNAを受け継いだ学校だったんです。もう一つの公立校、尼崎産業高校と昨年春に合併して開学したという。今夏の大会では「尼崎双星・尼崎産・尼崎東」名義で参加しました。確か新聞では「尼崎連合軍」と呼ばれていたように思う。たぶん今の3年生は「尼産」「東高」の最後の生徒として卒業するのでしょう。

大会では5回戦で昨年の優勝校、東洋大姫路を破り、堂々の準々決勝進出。163校ある中のベスト8ですから大したもんです。5回勝ったら甲子園に行ける県もたくさんあるわけですし。。。

僕が東高にいた頃は毎年、1、2回戦で敗退してました。その他のスポーツもあんまり大したことはなかったですね。長田高校みたいに勉強ができるわけでもなく、多くの生徒は僕も含めて、大した夢もなければ目的もなく、なんとなく、だらだらと、高校生活を送っていた記憶があります。僕自身は別段悪いところだとは思っていなかったし、高校なんてみんなこんなものなんだろうと思っていたわけですが、世間的に見れば、ロクでもない学校 だったのかもしれませんね。。。

少子化の影響を受けてか、尼崎産業高と合併して、その後どのような学校に変身したのか僕はよく知らないのですが、「双星」という校名は前身となる二つの学校を表すそうです。一見平凡な両親から星のように光り輝く子が生まれることがあるように、ひょっとすると、この学校、何かを授かっているのかもしれませんぜ。。。

昨日は本当に思いつきで30何年ぶりかに高校野球を観に行き、たまたま気まぐれで居残った閉会式だったのですが、偶然にも母校・後輩と触れる機会を得て、何か不思議な巡り合わせのようなものを感じました。

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