2012年7月5日木曜日

撤退らしい

先日このブログで書いた話題だが(こちらを参照)、昨日の毎日新聞にこんな記事が出ていた。大学の一員としてロースクールが無くなるのは残念だが、数字がすべてを物語っているのだろう。これは一般論だが、資格取得を目指すプロフェッショナルスクールで、資格がなかなか取れないとか、資格そのものの魅力がなくなるようなことが起これば、スクールの存在意義は薄れてくるわね。リベラルアーツの大学なら教養を育むことが目的なので、今の日本の法科大学院のような急激で極端な状況にはならないんだろうけど。。。うちの学部(理学療法・作業療法)も実質的にはプロフェッショナルスクールなわけで、こういう構造的なリスク(資格価値の変動リスク)はあるんですよね。ま、日本はまだまだどんどんお年寄りの数が増えるので、リハビリのマーケット自体は確実に拡大が見込めるわけですが、学校の数も飛躍的に増えているので、生き残りをかけた学校間の競争はこれからますます熾烈なものになっていくんだろうと思う。

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