2016年1月7日木曜日

言葉は人の心的世界を映す鏡である

今、久しぶりに英語で論文書いてるんですけど、水泳や自転車と同じように、言語って一旦覚えてしまうとなかなか忘れないものなんですね。口語の方は瞬間的な対応を求められるのでご無沙汰してしまうとパフォーマンスの落ちが激しいですが、文語はそうでもないみたい。分かりにくい言い方だけど、文章を上手く書けるかどうかは実は文章が上手いかどうかにあまり関係はない。大事なことは書くべきことをきちんと上手く非言語的に理解しているかどうかである。どれだけ英文法を理解し英語的にミスのない文章を書いたとしても、題材に対する理解が浅いと上手い文章は決して書けない。そして、その人の日本語のレベルはダイレクトに英語のレベルに反映される。結局のところ、言葉は人の心的世界を映す鏡である。

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