2016年5月3日火曜日

全く興味はないと思うが

さて、日付が変わって今日は憲法記念日ですね。一年に一回くらいチラっと憲法について考えてみても良いかと思う。たぶんリハビリ療法士の大多数はそんなことには全く興味はないと思うが、知らず知らずのうちに巡り巡って自分たちが気がつかないところで関係してくるかもしれない。。。今、自民党からこんな改正案が出ているらしいのですが、先日ネットで読んだ記事によれば、第三章 国民の権利及び義務の章で「公共の福祉」という文言が「公益及び公の秩序」に置き換えられ(第三章  第十二条、第十三条、第二十九条の2)、このことによって国民の基本的人権が今よりも制限されようとしているらしいのです。手短に言えば「個人の人権よりも公益や公の秩序の方が大事だ」ということを憲法で謳おうとしているとか。これが具体的にどのような形で効果を発揮するかと言えば、たとえば戦争かな。国益のための戦となれば、個人の人権(たとえば兵役拒否とか)は無視できるってことになるんだろうね。そして公の秩序を乱すような言論も憲法を根拠に厳しく取り締まられることになるのかもしれない。3年ほど前にこんなブログを書いたことがあるんですが、国民を公務員組織から守るために作られた現在の憲法がまた少しそれ以前の形に戻ろうとしているのかもしれませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿