2016年5月9日月曜日

学歴ロンダリング

今日たまたま手に取り読んだ本に「学歴ロンダリング」という言葉があった。世間ではもう随分長い間使われているスラングのようですが、知らなかった...。でもその意味することはスゴく理解できた。つまり、出身大学よりも偏差値の高い大学の大学院に行き、「最終学歴」の見栄えを良くするというものだ。たとえば、神戸学院大学の◯◯学部を出た後、東大の大学院に進学するといったことです。ちょっと例えが具体的すぎるかな...?でもつまりそういうこと...。ロンダリング(laundering)というのは「キレイにする」といった意味があるけど、ここでは「マネーロンダリング」(銀行間の資金移動を繰り返すことによってヤバいカネの出所を隠すこと)をもじって使われているみたい。だから良い意味じゃないんだよね。こういう隠語が使われ出した背景には大学院の方が学部より入りやすいという事情があるようなのですが、ま、そうして学歴を装飾することだけを狙って進学する学生よりもそういう事情を作り出している側により大きな責任があるように思いますけどね。ちなみに、大学院ではないけど、旧帝大のリハビリ系学部プログラムに進学するような場合はそういう風には言わないんですかね?ちょっと話の本質は違うのかもしれないけど...^^

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