静かな夜の身辺雑記

8時過ぎに一旦ブログを書こうとしていたのだけれど、なぜかリビングで本を読み出すことになり、さっき気が付いたら夜の11時を過ぎていた。ブログのテーマはとてもプラクティカルで好戦的なものだったのだが、読書に耽る間にずいぶんと心持ちが変わってしまった。本の内容もさる
ことながら、ずっと遠ざかっていた夜の涼しさと静けさのせいもあるのかもしれない。外からは昨日までの蝉の声ではなく、鈴虫の声が聞こえて来る。混じり気のない静かな夜って良いもんだ。次の満月が来るまでに、秋は今よりもさらに確かなものとなっているのだろう。