2016年8月4日木曜日

少し身近な感じしますかね?

脳とリハビリ研究所の年に一度の学術集会(CBR2016)が、9月17日・18日の二日間、淡路夢舞台にて開催されます。

今年で4年目となります。

今回は学会テーマを、

「ヒューマンインテリジェンスとリハビリテーション」

と題して企画しました。

「Human Intelligence(ヒューミント)」と言えば、アメリカのCIAなどが行う諜報活動を意味することもありますが、今回は特にスパイや密告について語り合うわけではありません。。。

そのまま「人の知性」と理解して下さい^^

僕は思うんだけど、こういうテーマってあまりセラピストの世界ではウケないんだよね。。。

「知識」ということであればそうでもないのかもしれないけど、「知性」となると、みんなが輪になって話し合うなんてこともないだろうし、関心が違う、と言うか、コードが違う、と言うか、文化が違う、と言うか、とにかくピンと来ないんだろうと思う。

それでも敢えてこういうテーマを設定するのは、「CBRカラー」を出したいということもあるのですが、リハビリテーションにおける知性とか何か、セラピストの知性とは何か、について一度みんなで輪になって考えてみたいと思うからです。

「メタ認知」って言えば、少し身近な感じしますかね?

自分たちのやっていることを自分たち自身が外から眺めてみて、「ああ、ここは知的な感じがするね」とか「あ、ここは愚かだね...」とか、自分たちが身につけるべき知性や賢さをこの学会の中で発見していくことができると良いなと考えています。

学会って一つの「宝探し」だと思うんですよ。

もちろん一口に「知性」と言っても人や場合によってその定義は変わるのだろうけど、そのバリエーションなり文脈依存的なダイナミクスなりをそのまんま知りたいですね。

学会プログラムの中では一日目の基調セッション、特別対談、そしてナイトセミナーの中で重点的にディスカッションします。

またこのほかにも今回の学会ではいろいろと新しい仕掛けや見どころを用意してありますので、これから少しづつこのブログで書いていこうと思います。

参加申込は以下のサイトからお願いします。

CBR2016参加申込サイト
http://stellar-mind.com/cbr2016

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