理学療法士について理学療法士が語った文章を僕もときどきですが目にします。その中でも一定の頻度で出て来る表現が「一部の人たち」というもの。たとえば「一部の心ない理学療法士が・・・」みたいな文章ですね。ポイントはつまり、数少ないその人たちのために理学療法士全体が迷惑を被っているんだということです。確かに「ごく一部の」とまとめることで、酷い人たちは例外だ、俺たちはあいつらとは違うんだ、と印象づけることができるのかもしれないですけど、僕はその一部の人たちが実はその世界を表象しているようにも思うんです。つまりそのう、、、全体の在り様が一部に凝縮して顕在化したものというか、そういう一部の人たちを引き寄せるものが全体にあるというか、まったく無関係ではない、どころかかなり密接に関係しているのではないかと思うのです。まぁこれは理学療法士に限ったことではないんでしょうけど、その「一部の人たち」は自分たちの(心の)一部でもある、と考える度量は持ちたいものですね。
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