2016年8月14日日曜日

夢を語れば

毎年この時期は紀伊半島を旅して妻の実家がある新宮に立ち寄ります。奈良から熊野の山々を超えると太平洋の明るさが広がります。神戸も山と海の街ですが、ぎゅっとコンパクトに凝縮されてて、この南紀のスケール感はないですね。山間部には由緒ある旅館が数多く風情もあります。でも、ちょっと旅館として今後存続するにはモデルチェンジが必要かなと思う時もある。格調高い老舗旅館といえど、やはり建物が老朽化してるんですよね。もちろんコストがかかることだからそう簡単には行かないのかもしれないですが、一客人として夢を語れば、街の歴史に調和する和風モダンな旅館が立ち並ぶと良いなと思う。日本の情緒を次の世代に継承していくためにもね。

2016年8月12日金曜日

不定愁訴みたいなもので

山の日。今年からみたいですが、これでお盆の連休が一日長くなる会社とかあるんでしょうか。

大学ではいずれにしろ夏休みの時期なのであまり関係ないですね。。。

今日でようやく期末試験の採点が全て終わりました。と言っても集計はまだなので成績は出ていません。僕の試験は全部記述式なので採点には時間がかかるのです。

そして小テストや中間試験、レポートなど幾つかの評価項目から総合点をつけるのでその集計もまた時間がかかるのです。

学生の皆さん、心配している人もいるかもしれませんが、結果がどうであれ再試はありませんので夏休み楽しんで下さい。。。

「脳科学」と「研究論」はいつも試験問題の最後に「この科目で学んだこと」を学生に書いてもらうのだけど、今年は少し趣向を変えて「この科目と担当教員を論評せよ」と聞いてみました。

Amazonのレビューみたいなものですよ。あれって、レビュー書いてる人も評価されますよね。彼らが批評をし、僕がそれを評価する。そういう仕組みです。

ただ一言、「勉強になった」とか「全く興味を持てなかった」とか、結論だけ書いてもなぜそう思ったのか分からないので、論理的に書いて下さいねと、最後の授業の時に伝えておきました。

結果はおおむね好意的でしたが、面白いことに、全く同じ授業を受けているにも関わらず、捉え方が学生によって大きく異なりました。場合によっては真逆の感想を持ったりします。

たとえば「内容が概念的で実践的でない」という学生もいれば、「とても具体的で、講義の科目なのに実習をしているみたいだった」と答える学生もいます。

これが良いことなのか悪いことなのかよく分かりませんが、学生のバックグラウンドも様々なので同じことの捉え方が大きく異なっても仕方がないのかなと思います。

人生それぞれですからね^^

こういうアンケートを取ると、いろんな要望や不満も出て来て、中には尤もなものもあるわけだけど、さて、それらを全部聞き入れたら素晴らしい完璧なものが出来るかというと、そういうわけでもないと思う。

こういうのはある意味「不定愁訴」みたいなもので、一つが良くなれば患者はまた別の箇所に痛みを訴えるものなのです。。。

別のたとえを使うなら、エアコンを25℃に設定して寒い人もいれば暑い人もいる。

みんなに喜んでもらうことってなかなかチャレンジングなことなんですよ^^

2016年8月9日火曜日

逆説的ではあるけれど

イチロー選手が大リーグ3000本安打を達成したそうです。おめでとうございます。今からちょうど3年前、日米4000本の時もブログを書きましたが(おちゃめな天才)、今回のは合わせ技ではなく純粋に大リーグだけでの記録なのでアメリカの野球ファンもケチのつけようがありません。

ピートローズの大リーグ記録を抜いたかどうかは議論の余地のあるところで、僕自身はローズ氏の主張にも一理あると考えている。が、そもそも比較が出来ないですよね。両者が戦っていた土俵がぴったりオーバーラップしないのだから。。。

仮にイチローがハイスクールを出て直ぐにメジャーでやっていたとして彼が今のように活躍できていたかどうかは分からないし(これはかなり懐疑的...)、逆にローズが日本のプロ野球でイチローと同じく9年やっていたらもっとヒットが打てたかというとそれはそれで疑わしい。

天才ローズと言えども文化の違う日本でイチローのように7年続けて首位打者を取るのは難しかったんじゃないか? 誰もこの視点からは考えてないように思うけど。。。

世界がグローバル化するとこういう問題は起きるよね。

僕はそういう記録の比較よりもイチローが外国で殿堂入りするくらい活躍できたことに拍手を送りたい。違う種類の、そしておそらくはレベルも違う野球にアジャストできたことは野球の素人から見ても途轍もないことだと思う。

たぶん、イチロー選手にはプロの中でもとりわけ強い自我があるんだろう。みんなと仲良くするという意味での協調性などではなく、自我があるから適応できる。逆説的ではあるけれど、全体の中で自分のポジション(居場所)を確立するということはそういうことだ。

日本人大リーガーの草分け野茂英雄投手が渡米した時に、取材記者から「チームメートとの会話で困ってないか」と聞かれこんなことを言ったらしい。「特には。日本でも会話することはなかったですから」と。

ホントの話かどうかはさておき、野茂なら言いそうな気がする。いや、イチローも渡米した頃はそんなだったんじゃないかな。彼らがアメリカで成功した理由の一つは、彼らのそういう類い希なる「適応力」にあったんじゃないかと僕は思う。

2016年8月7日日曜日

CBR全国ツアー2016

今日も一日暑かったですね。昨夜は地元神戸市西区のCal-farm KOBE(キャルファーム神戸)で夕食パーティーでした。料理はプロのシェフによる本格派イタリアンのフルコース。。。とは言っても蝶タイ締めて革靴履いてみたいな感じじゃなく、畑の中に建つプレハブ小屋でのBBQみたいなセッティング。野菜作りだけではなく、いろんなイベントを開催している農園です。Facebookの方に幾つか写真を上げたんだけど、ホントに全部美味しかった。天満橋のレストランにもいつか行ってみたいですね。。。

CBRの方もこれからいろいろイベントが続きます。9月17日・18日は淡路夢舞台でCBR2016。そしてそれが終わると、、、

CBR全国ツアー

が始まります。

この10月から来年の3月まで、大阪を皮切りに、東は札幌、西は福岡まで、全国6都市を回ります。


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CBR全国ツアー2016 セミナースケジュール
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2016年10月23日(日) 大阪
2016年11月20日(日) 東京
2016年12月11日(日) 札幌
2017年01月15日(日) 福岡
2017年02月12日(日) 名古屋
2017年03月12日(日) 高松

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先日、福岡で開催したCBRベーシック1dayバーションを基に、新たに中身を構成してニューロサイエンスの基礎コースを開講します。

1日完結の内容で、各都市を巡ります。

全国の皆さんにauthenticなニューロサイエンスを学んでもらいたい。そんな想いから生まれた企画です。

各都市20〜30名の定員で、中身の濃いセミナーにしたいと思っています。

参加申込の受付を近日中に開始します。

まずは日程をメモしておいて下さいね。

あなたの街にCBRがやって来る。。。

来るなと言われても、、、絶対に行きまっせ...笑

2016年8月6日土曜日

身のこなし

今日の夕方、この暑い夏用に半袖シャツを買いに行った。三田のアウトレットモール。時々ここを利用してますが、広々していて気に入ってます。店の数も洋服屋さんを中心に靴屋、鞄屋、時計屋、食器屋、チョコレート屋さんなど200以上あるそうです。ま、とは言ってもいつも入る店は2つに決まってるんですけどね。初めは物珍しさにいろんな店を覗くけれど、次第に自分との相性が分かってきて行動が最適化されるのです。ネズミの迷路課題みたいなもんですよ(笑)。あ、いやいや、人付き合いに似てますよね。。。今日はそのうちの一つの店で新しい店員さんがいたんですが、どことなくほかの店員さんと雰囲気が違いました。割と年配の男性で身なりもきちんとしていて、クラシックな趣きのある紳士です。10着以上試着したんですが、一着一着に対する寸評も正直かつ的を得ていたし、その後、ジャケットを羽織る時にしてくれた僕の左肩の動きに対するサジェスションなんてホントに感動ものでした。。。「この仕事、長いんですか」と聞いたらやはり30年以上だとか。長らく大手の百貨店にいらしたそうですが、身のこなしがそこらの兄ちゃん姉ちゃんとは違ってしっかり習慣化されていて、なるほど...なんですよね。勘定の時には僕がどんな仕事をしてるかもピタリと当てたし(服の話ばかりしてたんですけど)、客への関心とか、客のカテゴリ化に基づくアプローチの仕方とか、やっぱ年季の入った人は細かな点への気づきや配慮が違うなと改めて思った次第です。そういうところで買う買わないとか、買う物の値段とか、リピートするかどうかも決まってくるんですよね。

2016年8月4日木曜日

少し身近な感じしますかね?

脳とリハビリ研究所の年に一度の学術集会(CBR2016)が、9月17日・18日の二日間、淡路夢舞台にて開催されます。

今年で4年目となります。

今回は学会テーマを、

「ヒューマンインテリジェンスとリハビリテーション」

と題して企画しました。

「Human Intelligence(ヒューミント)」と言えば、アメリカのCIAなどが行う諜報活動を意味することもありますが、今回は特にスパイや密告について語り合うわけではありません。。。

そのまま「人の知性」と理解して下さい^^

僕は思うんだけど、こういうテーマってあまりセラピストの世界ではウケないんだよね。。。

「知識」ということであればそうでもないのかもしれないけど、「知性」となると、みんなが輪になって話し合うなんてこともないだろうし、関心が違う、と言うか、コードが違う、と言うか、文化が違う、と言うか、とにかくピンと来ないんだろうと思う。

それでも敢えてこういうテーマを設定するのは、「CBRカラー」を出したいということもあるのですが、リハビリテーションにおける知性とか何か、セラピストの知性とは何か、について一度みんなで輪になって考えてみたいと思うからです。

「メタ認知」って言えば、少し身近な感じしますかね?

自分たちのやっていることを自分たち自身が外から眺めてみて、「ああ、ここは知的な感じがするね」とか「あ、ここは愚かだね...」とか、自分たちが身につけるべき知性や賢さをこの学会の中で発見していくことができると良いなと考えています。

学会って一つの「宝探し」だと思うんですよ。

もちろん一口に「知性」と言っても人や場合によってその定義は変わるのだろうけど、そのバリエーションなり文脈依存的なダイナミクスなりをそのまんま知りたいですね。

学会プログラムの中では一日目の基調セッション、特別対談、そしてナイトセミナーの中で重点的にディスカッションします。

またこのほかにも今回の学会ではいろいろと新しい仕掛けや見どころを用意してありますので、これから少しづつこのブログで書いていこうと思います。

参加申込は以下のサイトからお願いします。

CBR2016参加申込サイト
http://stellar-mind.com/cbr2016

2016年8月2日火曜日

重視するのは...

2017年度大学院生の募集案内を少しばかり。一次募集の〆切が間近です。

神戸学院大学総合リハビリテーション学部坂本年将研究室(Laboratory of Neuroeducation)では、現在、修士または博士号の取得を目指す大学院生(2017年度生)を募集しています。

感覚生成、運動学習、記憶、痛み、思考習慣形成の認知的メカニズムとリハビリテーション介入に関わる基礎ならびに臨床研究をサポートします。

研究対象となり得る具体的な疾病には、脳卒中、認知症、パーキンソン病、運動失調症、統合失調症、関節症、生活習慣病、薬物依存症などがあります。

* 大学院に進学し臨床家としての問題解決力を養う
* アドバイザーの指導の下、学会発表や論文発表を積み重ねる
* 学位を取得し研究者を目指す

目的は人によってさまざまでしょうが、臨床をするにしろ研究をするにしろ、そのベースとなる考え方を学ぶことができます。

また、研究デザイン、統計解析、英語で書かれた学術論文の読み方・書き方など、技術的な側面についても包括的に指導します。

修業年限は修士2年、博士3年。

当研究室に興味がある限り、入学希望者のバックグラウンドは問いません。「知りたい」という好奇心、「成長したい」という向上心、そして他の人とは違うことを「成し遂げたい」という野心を重視します。

理学療法士や作業療法士などの資格を持っていなくても構いません。また、大学を未卒の場合も、専門領域における実績等により受験を許可される場合があります。

出願期間
2016年8月24日〜8月31日

試験日
2016年9月10日

入試に関する詳細は下記サイトを参照下さい。
http://www.kobegakuin.ac.jp/admission/postgraduate/

出願を希望される場合は必ずお問い合わせ下さい。

面談等も歓迎します。

連絡先:info★toshiz.net(★を@に)

連絡お待ちしています。