2016年9月9日金曜日

みんなと同じ

涼しくなってきました。ここ数日、朝のお散歩を再開してます。身体が馴染めばランニングにステップアップしていきたいですね。有酸素運動で頭スッキリするのは僕も実感します。たぶん海馬のニューロンも増えているんでしょう。測ったわけではないですけど。。。

臨床実習から帰って来た4年生もそろそろ就職活動本番です。もうすでにギンギンに動いている人たちもいると思いますが、まだまだこれからという人たちも多いでしょう。

セラピストとしてのキャリアをどこから始めるかはとても重要なことですけど、案外、自分が何をしたいか分からないという人たちも少なからずいるんじゃないでしょうか。

法学部や経済学部の学生だと、製造業とか金融業とか小売業とか、選択肢としていろんなジャンルがあって、その中でも営業とか企画とか経理とか、いろいろブレイクダウンしていかなくてはならないのでしょうが、リハビリの学生はほぼ全員リハビリ業に就くのでそこのところで大きく迷うことはありません。

ただ、リハビリ業の中でも急性期とか回復期とか維持期とか、患者の回復のステージに合わせて業態が区分けされていて、どこから入るかくらいは考えます。

また、医療分野(病院)か介護分野(病院外)かといった選択もありますね。

現時点ではまだまだ病院に勤める人たちが多いですが、全体的に観れば、リハビリ系の人員は医療から介護へと流動しているし、今後ますますこの流れの勢いは増してくるんじゃないでしょうか。

学生は設備と人員が揃った大きめの病院で「まずは回復期から」という人たちが多いように感じてますが、これからの流れに乗るということを考えれば、いきなり地域(通所施設とか訪問事業所など)から始めても全然良いんじゃないかと思う。

大きな病院の回復期リハって、そんなに勉強になるんですかね?

そんな話を地域で頑張っているある中堅セラピストと先日してたんですが、今就活中の学生に(そしてそれ以外の学生にも)聞いて欲しいと思う話が出来たので、またこのブログでも書いてみたいと思います。

「みんなと同じ」が中流だったのは昭和の話。今はもうそんな正規分布の時代ではないのかもしれないよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿