2016年9月16日金曜日

コピペの文化

さて、今日もあっと言う間に日付変わっちゃいました。今日の勤めは終わったことにしてこのまま寝ても良いかと思ったけど、ちょっと気が向いたので書いておこう。

ひと月ほど前からインスタグラムに投稿始めてます。Facebookだけでも十分なんですが、ちょろっと大した意味もなく写真を投稿したい時もあるので、そんな時には使えるかもね。

FBは30過ぎた人たちが人生の教訓とか重たいこと投稿してたりすることが多いので若い人たちには鬱陶しく感じることもあるかもね。

そんなのじゃなくって、若手はもっとダイレクトに、シンプルに、そしてアバウトに、視聴覚を刺激するものの方が分かり合えるのかもしれない。。。

でまぁ、それはさておき、最近、ネットとリアルの両方で、療法士のセミナー業界に関する話(同じ話)を幾つか耳にした。

若手の人たちがセミナーに出て、それをそのまま自分のセミナーで受け売りしているという話。

まぁ、僕自身はそういうセミナーに出たことがないので、それが事実なのかどうか見極めようがないのですが、何人もの人が口を揃えて同じようなことを言っているのでおそらくそういうこともあるのでしょう。

そういうのは詰めていけば法的にも問題になり得るのだろうけど、周りで見ている人たちからすれば、それ以前にみっともないからやめて欲しいという思いが強いのかもしれません。

でも、こういう話を聞くと、確かに受け売りしている若手を批判する人たちの気持ちも分かるけど、僕はどちらかというとそういう人たちが世に出て来る土壌の方に目が行くな。

なかには「明日から使える」とか「一発で治る」とか、イージーなコンテンツ売ってる人たちもいるみたいだけど、そういうのが売れるというのは結局のところ、業界自体がそのレベルの人たちの集まりなんだよね。

もちろん、知識や技術の中には明日から使えるものもあるだろうし、一発で治るものもあると思う。でも、それだけでやっていける世界って何か安っぽい感じしますよね。

たとえば、医者の世界で「明日から使えるオペテクニック」とか「一発で治る薬物療法」みたいなセミナー開催して人集まるかな?

弁護士だと「明日から使える法律解釈」とか「一発で決める尋問術」とか、そんなセミナーになるんでしょうか?

受け売りの話に戻るけど、日本の療法士の世界って、たとえば教授クラスや教祖レベルの人でもほぼ例外なく他所(よそ)から聞いてきた話の受け売りなんだよね。その人たちが書いた本や論文の内容にしても、実質的にはコピペなんですよ。

僕、最近、療法士の学会に行くようになって分かってきた。行く前からも分かってたけど...

そういうノウハウというか、受け売り文化が業界に根付いているから、一部の野心ある若手が同じような段取りで勝負しようとしているだけのように思うんですけどね。

ま、別にそれが良いとか悪いとかの話ではなく、ただそうなんだろうと思うだけですけども^^

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