2015年3月31日火曜日

やっぱ「聖域」かな?

今日は年度の末日で区切りの良い日だ。明日から新しい居場所で新たなことを始める人も多いことだろう。僕も明日から始まる新年度で何か新しいことしたいよな。なんかこう...破壊的でインパクトのあることが良いな。みんながビビって震えるような、グランドブレイキングなことが良い。逆説的ではあるんだけど、何かを創るためには壊さなくちゃいけないんだよね。壊し甲斐のあるものって何なんだろう? やっぱ「聖域」かな? つまり一番澱(よど)みが強くてみんながタブーにしてるもの。聖域なき構造改革(笑)

2015年3月30日月曜日

こういうことを言うのも何なんですが

今日は理学療法士国会試験の合格発表がありました。合格率は83%で、新たに9952人が理学療法士になりました。合格した皆さん、おめでとうございます。そして不合格だった皆さんはとても残念な思いをされたでしょうが、もしまだ理学療法士になりたいのであれば成功するまでトライし続けましょう。結果が出たその日にこういうことを言うのも何なんですが、失敗が大きければ大きいほど、そこから這い上がった時のサクセスストーリーは強力なものになる。いろいろな価値観があるので一概には言えないけど、僕は人生には起伏がある方が面白いと思います。今日感じた心の動きをこれから成長するためのエネルギーに変えて行く。僕がもし皆さんと同じ経験をしたならきっとそう考えるだろうと思います。

文句のつけよう無し

今日は家族で京都に出向き、指先の毛細血管を診てもらいました。妻に誘われただけなので、僕は現地に行くまで何のことやら全く分からなかったのですが、左手環指皮下組織を顕微鏡下で観察し、そこに存在する毛細血管の形状から全身の健康状態を診断します。異常があればその先生が販売するサプリメントも勧められるという、問題の発見からその解決までをカバーする総合的な健康診断会でした。こういうのって、民間療法と言うんでしょうか、健康ビジネスと言うんでしょうか、医者が行う「正規の診療」ではないので、いろいろと疑いの目に晒される類いのものだと思うのですが、僕はまぁ基本的には多かれ少なかれ権威づけされているかどうかの違いなのだろうと思っています。サプリの中にはDHAやEPAなどのω3脂肪酸も含まれていたのですが、実は僕、MIT時代の最後の1年はこれに関わる研究してたんですよね^^。Dick Wurtman という「メラトニン」の開発者のラボにいた時なんですが、ねずみにDHA飲ませると海馬のシナプスが増えるぞみたいな論文書いて、ヨーロッパの大手の食品会社の製品開発にも随分と貢献することになりました。。。日本でも特許取得のため2年ほど前に東京の知財高裁に証人として出向いたこともあったんですよね。。。ま、要は信じる人はその手のもの飲めば良いし、信じたくない人は飲まなきゃ良い。それだけの話です。一応、今日の検査では僕の毛細血管はビックリするくらいめちゃキレイということで、健康的な血管に見られる「乳頭」まで付いているというオマケ付き。検査をしてくれた先生が言うには、文句のつけよう無しでサプリも必要なしということでした^^。

2015年3月28日土曜日

新たな趣向で

CBRの新規企画でセミナーやることになりました。今日の午後、講師の先生と打合せして、トントントンと二つ三つ重要なことを決めてしまいました。テーマは「クリニカルリーズニング」です。開催時期は5月あたりを予定しているのですが、、、って、もうすぐじゃないか!!! セラピストの専門領域に関わらず臨床に即役立つ、そしていつまでも役立つ内容になりそうです。というか、なります。

今日もその先生と話してたんだけど、学校で患者さんの見方は一応学ぶし、また卒後もいろんな治療流派の中で検査の仕方や治療の仕方を学んだりするわけだけど、若手のセラピストが自分のやってること(臨床行為の基になるロジック)を客観的(メタ認知的)に理解できてるかっていうとなかなかそれをチェックできる機会ってないんですよね。

何となく身に付けた経験則や段取り力、そして週末の勉強会なんかで俄(にわか)に仕込んだ知識や技術を受け売ることで日々しのいでいるというのがごくごく普通の姿ではないかと思います。このセミナーでは臨床での情報の収集からその解釈、そしてその活用に至るまでの思考プロセスをプロ仕様でマスターすることを目指すことになりそうです。

詳細はこれから更に詰めていきますが、だいたいそんな感じのセミナーになる予定です。これまでのCBR主催のセミナーとは少し趣きの違うものとなりますが、僕としてはこのセミナーを通してセラピストの behavior の本質に迫っていきたいと思っています。

Details will follow......お楽しみに。

2015年3月27日金曜日

パワーをチャージ

いろいろと一段落して只今踊り場。狙ってなかったけどちょうど年度末で切りが良い。今年度やってきたことの整理と来年度やることの整理をやる時。昨日と今日は少し遠出していろんな人と話していろんな所に行って来た。パワーをチャージする時には普段行かない場所に行き、自然に触れて、たまにしか会わない人たちと話するのが一番良い。昨年はこの時期、能登半島に行ったんだけど、今年は福井と京都を回ってきた。なぜかは分からんけど、イメージ的に春先は北陸、日本海なんだよね。ちょっと侘しく凛とした感じがスゴく良い。今朝、湖の写真をFBに上げたんですが見てもらえました? マジでニンフとか出てきそうな感じです。’妊婦’じゃないですよ。’ニンフ’です。。。明日からまた神戸で仕事で、新学期が始まる前に断食キャンプする以外は新規事業の打合せやら一人会議やらが激しく立て込んでいます。これまで以上にじゃんじゃんこなしていきたいと思ってます。まだまだ足らないからもっと仕事したい。

2015年3月25日水曜日

考えるより信じる方が楽

昨夜はベーシックを終えての感想をこのブログにしたためましたが、先ほどこのブログ絡みで、ある先生とやりとりした。その中で何気に「考えるより信じる方が楽」という言葉を書き込んだのだが、これはなかなか良い言葉だと思うに至った。そう、人は考えるより信じる方が楽なのだ。余程のことがないかぎり。。。人が何かを選択するとき、アレやコレやの分析はあくまでも飾りである。多くの人は多くの場合、すでに信じているものを選択する。そして人が何かを信じる理由というのはかなり他愛もないことである。。。たとえば「テレビに出ていた」とか「みんなが良いと言ってるから」とか。。。「直感を信じろ」とか言う人いるけど、その直感の成り立ちって案外他愛もないことだったりするのかもしれない。。。年度末だし、ここらで一度、自分が信じているものの棚卸しをするのも良いかもしれない。「何で信じてんだろ?」ってね。

2015年3月24日火曜日

インプリンティング

謝恩会と話がちょっと前後したんですが、「CBRベーシック」が一昨日終了しました。3ヶ月にわたって月に一度丸一日の講義を進めてきたのですが、当初予定していた計18時間の講義を少し超過してしまいまして、実際のところは20時間近くお話したかも...。一応、毎回終了時刻だけは気にしてなんとか許容範囲で収めるようにしたのですが、その分途中の休憩が十分には取れなかった。。。「20時間」と書いてしまうと結構長々と話してるように感じられるけど、現場での感覚としては、本当にあっと言う間だったんですね。

たぶん、受講者の皆さんもそんなに長いとは感じなかったんじゃないかな。細かいことをほじくり返すようなことは一切無しに、Principles(*注:このスクールで使った教科書『カンデル神経科学』の原書タイトルは『Principles of Neural Science』)だけを伝えるようにしたのですが、それでも20時間では足りなくて、とことんやったらたぶん4倍の80時間はかかると思う。つまり1年間のスクールですね。アメリカの医学部や理学部だと大体ニューロサイエンスは3〜4単位の科目として開講されてるから、まぁおおよその見積もりとしてはそんなに出鱈目なものではない。いつかホントにやりたいね。そういうの。

僕は今回のこの取り組みを通してこれまで感じていたことを改めて確信したんですが、ニューロサイエンスとの最初の出会いがボバースとか認知神経リハとかそういうリハへの応用というところで起こってしまうと、それはやっぱマズいんじゃないかなと思うんですよね。ま、もちろんどこから入っても入ってから隅々学べば結局は同じだという考え方もあるだろうし、僕もその通りだとは思うんだけど、それでもどのスジから入るかによってある程度インプリンティングされてしまうところはあると思う。臨界期過ぎるともう元には戻らないんだよね。

それに「リハビリ」というスジが十分にニューロサイエンスの世界において強力かというと全然そんなことはなくって、まぁこんなこと言うのも何なんだけど、セラピストのやってることなんてほとんど相手にされていないわけですよ。セラピストが基づこうとしている科学の世界においては。もちろん科学者側にも偏見はあるだろうし、もっと見てやってよという思いはあるけど、リハビリ側の言うことにも曖昧でワケ分からんことは多々あるものと僕は思う(支離滅裂であることと奥深さとは別物である)。

講義の後の卒業パーティーでもそんな話して普通に盛り上がってたんだけど、みんな話をきちんとすれば分かるんですよね。で、結構みんな同じようなところに素朴な違和感を持ってたりする。あ、別にリハビリの世界における臨床応用への取り組み自体がどうのこうの言ってるわけではなくって、そこに入る前にいっぱいやるべきことあるんじゃないのという構造的な話です。

だからそういう現状を打破するための一つの小さな抜け穴としてCBRベーシック始めたわけなんだけど、日本中のセラピストに一度は受講してもらいたいと思ってます。このスクールはもちろんニューロサイエンスのテクニカルな側面を学ぶものではあるけれど、クリニカルサイエンスを含めたサイエンスを学ぶ上でのマインドセット(心構え)を身につけるためのものでもある。あなたがその後、何を専門にするとしても。