2017年12月30日土曜日

避け難い事実...

今年もいよいよ終わりですね。刻一刻と死に向ってます。。。

って、僕自身は特に今のところ明確にその予定があるわけじゃないんですが、ただそういうのって避け難い事実だよな...と、ふと思っただけです。

最近、知人を亡くしました。

あまりにも早すぎる死で、本当に「消えた」と言った方が良いかもしれない。

天賦の才能があり、どことなく、元気な頃からあの世に近いところで生きている感じの人でした。

アメリカしか知らないアメリカ人が「アメリカ最高」と思うのと同じように、この世にいると、この世の方があの世より良いものであるかのように思い、こちら側の人たちは人があちらに旅立つのを悲しんだり必死に引き止めたりするものです。

でも、それって普通、僕らは向こうのことを知らないんだから、無闇に悲しむのもどうなのかななんて思うんだよね。

新しい場所で花開く魂だってあるかもしれない。

個人的にはですけど、肉体という拘束から解き放たれた心の門出をまずはお祝いしてあげたいですね。

昔、コロンビア大学にいた頃、お世話になってた Anne Gentile 先生(その道ではかなりご高名な方のようでした...)がミーティング中にえらく咳き込んで、

「I'm dying」

と(たぶんご冗談のおつもりで...)仰られました。

そしたら、その場にいた誰かが、

「All we are」

と返したんだけど、

確かにそういうのって避け難い事実なんだよね。。。

そんな小さな記憶が思ってもないところでポツポツ蘇って来る年の瀬です^^

2017年12月23日土曜日

Facebookページを始めました!

CBRのFacebookページをはじめ、ほかにも幾つかこっそりページを運営してるんですが、今回新たに「ミューズ神戸」のページを開設しました。

このブログでも何度か話題にしているCBR監修の障がい者グループホーム「ミューズ神戸」です。

世間では一括りに「知的障がい」や「精神障がい」と呼ばれるような、心にハンデを負った人たちが入居されています。

グループホームにおける障がい者支援を脳科学をベースに組み立てるという点では、我々が知る限り、日本で、いや世界で初めての試みです。

ホームの料理人ケンさんが編集長を務めます。

知的障がい者や精神障がい者と呼ばれる人たちがどんな人たちなのか、あるいはどんな生活を送っているのか、健常者と呼ばれる人たちの多くは知らないですよね。

人間というのは知らないものに対し無用に怖がったり嫌がったり勝手に理解したつもりになったりする習性があって、殊(こと)、障がい者について言えば、それが「差別」の根源になるのだと思います。

Facebookをやればそれが直ぐに分かるようになるというほど単純な話でもないですが、投稿を積み重ねることで、少しづつFacebookという地域社会の中で認知され、人の心の中に溶け込んでいければと思います。

興味のある方はちょくちょく覗いてみて下さいね。

皆さんからのコメントや「いいね!」が入居者さんたちの励みになります。

ミューズ神戸Facebookページ
https://facebook.com/musekobe51

いつもお読み頂きありがとうございます。

2017年12月10日日曜日

動かしたいですね

ここ最近、不思議とちょくちょく大阪に出向く機会があって色んな人と仕事してるんですが、来年は大きく動きのある1年になりそうな気がする。

というか、無理にでも動かしたいですね...^^

塊(かたまり)として見た場合に、もちろん僕から見ればということですが、療法士たちが今あるメンタリティーなり価値観でもって突き進んでいっても臨床や研究や待遇に大した未来があるとは思えず、、、動かなあかんと思うわけですよ。

まあ、中には楽観してる人もいるかもしれませんが、そういう人たちの多くはタチの悪い催眠にかかっているか、もうじきアガリの50、60の人たち(歳のことです)だと思う。

人というのは通常、沈む船に乗りながら沈むその日まで何もしなかったり、場合によってはより一層沈むようなことをするものだと思うのですが、そのことに違和感を覚える人には救命ボートを差し出すなり、一緒にボートを漕いで逃げ出す......あ、いやいや上流に向かって漕ぎ出すだけの力と元気は持っていたいと思うんですね。

所属する(すべき)コミュニティーに愛着を感じないというのはあまり喜ばしいことではありませんが、そういう時には俯瞰して、より大きな世界の中で善なることを見出し為すべきだと思いますね。

そのためにも今、着々と仕事を進めていかなくてはならないのです。

協力者を募集しています。

一緒にボートを漕いでみたい人、いないかな?^^

2017年12月3日日曜日

身体と心は繋がってるし

FBの方に投稿しましたが、昨日、研修を終えまして、サービス管理責任者の資格を取得しました。

知的障害者・精神障害者の生活援助サービスをデザインする係の人に必要な資格です。

理学療法士の皆さんはあまりピンと来ないと思うんですけど、脳の理解に基づくセラピーしたかったら知的障害や精神障害のこと知っといた方が良いですよ。

身体と心は繋がっているし、実際、知的・精神の人で身体症状を合併してる人も多いしね。

だいだい、総合リハとか全人的にとか言っておいて、なんで医療福祉に関わる資格が沢山あるんだろう?

小分けにするからセラピストの視野が狭くなるんですよ。

狭い人たちが集まっても連携なんて生まれっこないんだよね......



と、脱線するのはこのくらいにしておいて、

近いうちに生活訓練(心のリハビリ)について脳科学セミナーをやりたいですね。

理学療法士の人たちがどれだけ興味を持つか分かりませんが、生活と参加って大事でしたよね?^^

ミューズ神戸(CBR監修の脳科学グループホーム)に関わってて感じることなんですが、生活の基盤が出来てないと、昼間にちょろっとPTやOTしたところで、焼け石に水なんだよね。

多くのPTやOTはそんなこと気づいてないだろうけども。

セミナーではそのあたりのことも話してみたいですね。



で、そうそう、セミナーと言えば、今月開催のこちらのセミナーも総合リハをやりたい人は必修です。

「歩行の神経科学とバイオメカニクス」

神経系と運動器系がどのように連携し奇跡的とも言える二足歩行を可能にしているのか。

力学をベースにした身体動作解析の基本と表出される動作の背後にある神経制御の仕組みを一体的に理解するためのセミナーです。

開催まで残り2週間となりました。


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CBR脳とバイオメカニクス研修会
〜歩行の神経科学とバイオメカニクス〜

■会期

1日目 2017年12月16日(土)14:00〜18:00
2日目 2017年12月17日(日)10:00〜16:00

■会場

東京都台東区(浅草雷門周辺)セミナールーム

■講師

福岡国際医療福祉学院 専任教員
国際医療福祉大学大学院 准教授
玉利 誠

■企画・コーディネーター

神戸学院大学 准教授
脳とリハビリ研究所 ディレクター
坂本 年将

■参加申込サイト
http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics

■研修会プログラム
http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics/program2017.pdf

■詳細は、こちらのブログをご覧下さい。
http://www.toshiznet.com/2017/10/blog-post.html

主催:脳とリハビリ研究所(CBR)
運営:株式会社ステラマインド

2017年11月30日木曜日

囲いを作っていませんか?

さて、先日書いたこちらのブログ(大学院生を募集します。)ですが、早速、反応がありました。

「私でも応募できますか?」

とか、

「研究テーマは決まってないんですが...」

とか、

「2年後に修士が終わるので博士でお願いします」

とか、

皆さん、それぞれ不安があったり事情があったりしますよね。

あと、

「遠方に住んでいるので、坂本先生と勉強したり研究したり仕事したりしたいんだけど、なかなかハードルが高いです」

といった人もいます。

確かにね...

セミナーなら全国ツアーが出来るけど、大学院はツアーできないもんね。。。そう簡単には。

要は今の仕事を辞めて神戸での在学中どうやって食いつなぐかって話なんでしょうけど、、、ここに一つソルーションがあります。

イルージョンじゃないですよ。ソルーションです。

たとえばですね。今、ミューズ神戸で事業拡張の話があるんですが、スタッフとして仕事の一翼を担ってもらうとかね。

そんなことも話次第ではあり得るわけです。。。

大抵の場合、何かをやる時に障害に囲まれている人というのは自分の心の中でその囲いを作り出しているわけで、そのブロックさえ気持ちの持ちようで取っ払ってしまえば生き抜く方法はアレコレ見つかるように思います。

一人で暗いこと妄想しないで、僕にも相談して下さいね。

万難排して無から何かを作り出すことが、これから研究者、起業家となる皆さんの仕事になるわけですから。

2017年11月29日水曜日

大学院生を募集します。

皆さん、こんばんは。お久しぶりです。

このブログを含め、最近ネットでの活動をサボっていますが、見えないところで毎日ギンギンに仕事しています。

今年は脳障害者の方々のグループホーム(ミューズ神戸)立ち上げを企画監修するなど新たなことにチャレンジしてきましたが、来年はさらにもう一つ、新しいことを始めたいと思っています。

まだまだ構想段階で実現するかどうか協議中の案件ではありますが、実現すれば研究所(CBR)全体としてちょうどバランスが取れるような事業になると思うので楽しみです。

事業規模が大きくなってくると当然一人では現場もオフィスも回せなくなるわけで、チームビルディングというか組織化というか、とにかくカンパニー(仲間)を作らなければならなくなる。

「採用」という課題が出てくるわけです。

今、僕が一番欲しいものは、志を同じくする有能なパートナー。

もちろん「有能」と言ってもそのスタイルは色々あるので、テキパキ・ビシバシだけを意味してるわけではありません。

プロジェクトごとに適任な人が複数いるのが理想的ですね。

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で、ここからが今夜の本題になるわけですが、

僕のパートナー候補の一人として、大学院生を募集します。

普通、リハビリ系の大学院生というと、

1)平凡な研究課題があって、
2)地味にこつこつデータ取りして、
3)三流国際誌に発表して自己満足、

という人が多いと思うんですけど、もっと違った形のモチベーションがあっても良いかと思うんですね。

たとえば何か事業を興すために研究するとか。

起業志向型の大学院生です。

もし、そういうタイプの人がいるなら、一度、私に連絡して下さい。

来年4月の入学に向けて既に数名の候補者と面談しています。

現時点で残り1枠といったところです。

人生の流れを変えるため。

やる気と勇気を持って一歩踏み出してみて下さいね。

連絡先:坂本年将 Facebook(メッセンジャー)

2017年10月30日月曜日

歩行の神経科学とバイオメカニクス(東京会場)

12月16日・17日の二日間。東京でCBR臨床教育セミナーを開催します。

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 CBR脳とバイオメカニクス研修会
 〜歩行の神経科学とバイオメカニクス〜
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昨年同時期に開催された東京会場で大反響を得た伝説の研修会。

神経科学とバイオメカニクスをまとめて学べる次世代型の研修会です。





今年も私、坂本の企画・司会進行のもと、講師に福岡国際医療福祉学院の玉利誠先生をお迎えします。

玉利先生は日本神経理学療法学会の理事でもあり、既にご存じの方も多いと思いますが、私が先生と(ネットで)出会ったのは3年ほど前になります。

私のこのブログ「脳科学者の身辺雑記」に毎回いいね!をしてくれる人がいて、「この人誰だ?」と思いメールしたのが始まりです。

初めてお会いしたのは2年前。東京で開かれた全国理学療法学会でした。

「初対面なのに全くそんな感じがしませんね」と話が弾み、半年後にはセミナー開催。

これまで、

【CBRシンポジウム2016】(神戸)

【CBR熊本地震復興支援チャリティーセミナー】(福岡)

【CBR2016】(淡路島)

で先生のご専門である脳画像解析のお話を中心に講演して頂きました。

今回の研修会では玉利先生のもう一つのご専門である動作解析の話を加え、神経科学とバイオメカニクス(運動学)の観点から歩行について解説して頂きます。

神経科学と運動学は理学療法士にとって最も重要な基礎学問ではありますが、この二つの領域を融合する試みはリハビリテーションの世界においてこれまでほとんどなされてきませんでした。

これは両者に精通するセラピストが数少ないということでもあり、この不足を埋める教育プログラムの開発が急務であると考えてきました。

身体運動の制御は感覚機能を介した筋骨格系と神経系との相互作用によりなされています。

セラピストはこの仕組みを包括的に理解することが必要です。

私が知る限り、玉利先生はこの仕組みを初学者に効果的に教授することができる数少ないセラピストの一人です。

本研修会では、学生や若手が知識ゼロからでも理解できるよう、初日に加速度、モーメント、パワーといった物理学の基本的概念の解説から講義を始め、歩行に関わる関節運動の法則性を力学的に理解していきます。

そして2日目にはその関節運動を制御する神経系の働きについて、近年の脳画像研究からの知見や症例検討を交えて学習していきます。

先にも述べましたが、これまでのリハビリ業界では学校教育においてもそして学会においても神経系と運動器系は別物として扱われてきたように思います。

しかし、当然のことながら、人の身体運動において両者は密接に関係しています。

世界の学術は着々と学際化の方向に進んでおり、リハビリの世界においてもやがてこの波は訪れることでしょう。

「神経系が専門です」「運動器が専門です」といった専門性が意味を成さない時代が来るということです。

これからリハビリテーションを学んでいく学生や若手はキャリアの出来るだけ早い段階でそのことに気づき、視野を広げ統合する術を身に付けていかなければなりません。

この研修会がその一つのきっかけになれば幸いです。

次世代のリハビリテーションを担う皆さんへ。

今年も数多くのご参加お待ちしています。


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 CBR脳とバイオメカニクス研修会
 〜歩行の神経科学とバイオメカニクス〜
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■会期

1日目 2017年12月16日(土)14:00〜18:00
2日目 2017年12月17日(日)10:00〜16:00

■会場

東京都台東区(浅草雷門周辺)セミナールーム
*会場所在地はお申込み後お知らせします*

■講師

福岡国際医療福祉学院 専任教員/国際医療福祉大学大学院 准教授
玉利 誠

■企画・コーディネーター

神戸学院大学 准教授/脳とリハビリ研究所 ディレクター
坂本 年将

■研修会プログラム

http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics/program2017.pdf

■参加申込サイト

http://stellar-mind.com/cbr-biomechanics

■講師プロフィール

1998年宮崎大学教育学部、2001年宮崎リハビリテーション学院卒業。臨床を経て、2006年より福岡国際医療福祉学院にて教鞭を取る。2015年国際医療福祉大学大学院理学療法学分野講師。2017年同准教授。脳卒中・パーキンソン病患者らの脳画像・動作解析に取り組んでいる。自身の研究に基づき、これまで数多くの研修会にて講師を務める。セラピストの卒後教育分野において現在最も活躍する理学療法士の一人である。2017年より日本神経理学療法学会理事。

■主催者プロフィール

1989年神戸大学医療技術短期大学部卒業。1994年まで神戸大学医学部附属病院理学療法部にて股関節症患者の運動力学的研究に従事する。1994年渡米。1995年ニューヨーク州理学療法士免許取得。その後、コロンビア大学大学院(修士)、MIT脳認知科学科大学院(博士)等を経て現職。『カンデル神経科学』をベースにしたニューロサイエンス基礎講座【CBRベーシック】を中心に、全国各地で基礎と臨床を繋げる各種セミナーを開催中。


主催:脳とリハビリ研究所(CBR)
運営:株式会社ステラマインド